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俺とお前(14/14)

2021.01.04.Mon.
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 社に残っているのは、あと一人。俺は額に浮かんだ脂汗を手の甲で拭った。

「睦雄君、まだ帰らんのか?」

 岩田部長が、帰り支度をしながら俺に声をかけてきた。岩田部長は俺の親父と友人のような付き合いをしていて、俺のことも小さい頃から知っている。だから社会人になった今でも「睦雄君」と昔からの呼び方で呼んでくる。

「もう少ししたら帰ります……片付けたい書類があるので」

 俺のことは気にせず早く帰ってくれ。本音を隠してあいまいに笑って誤魔化す。

「顔色悪いぞ、体調悪いんとちゃうか?」
「いえ、ちょっと、腹が痛いだけなんで、大丈夫です」

 だから早く帰ってくれ……! 俺の体の中には、石川に入れられた張り形が入っている。それが体の奥を突いてとても痛い。そのせいで、俺の顔色が悪いのだ。

「まぁ、無理しいなや。石川、お前もまだ帰らんのか」

 部長は、今度は石川に声をかけた。

「えぇ、このあとメシに誘われてるんで、俺は主任を待ってるんですよ」

 臆面も無く答える。

「そうか。ほんなら俺は先帰るから、戸締りよろしくな」

 部長の姿が見えなくなると、石川はネクタイを緩め、煙草を咥えた。

「ほんなら、はじめましょうか、主任」

 と、椅子から立ち、デスクに腰をおろす。

 石川は今年の新入社員だ。俺が親父に頼んで採用してもらった。もちろん、石川から脅されてのことだ。優秀な男だから、と頼んだ手前、石川の働き振りを心配したが、思った以上によく働き、よく気がついて、他の社員からも親父からも気に入られている。普段は俺を上司として扱い、敬語を使う。俺にはそれがとても不気味で恐い。

「石川、もう、抜いて……ツライ」
「そない青い顔すんなや、みんなに怪しまれとったど」

 俺は石川の前で裸になり、正座した。

 俺は毎朝早くに家を出て、石川を迎えに行く。誰もいない会社のトイレで浣腸され、排泄するまでの間に俺のコックリングと、剃毛、ちんぽのチェックをする。すべて、「俺に浣腸して下さい。俺のちんぽのチェックお願いします」とお願させられる。そして石川にみられながら排泄し、張り形を突っ込まれる。

 このままで仕事をするのは本当につらい。仕事中、ニヤニヤ笑う石川と目が合うと、泣きたくなってくる。同僚の目を盗み、石川が手と舌を使ってイヤラシイ動きを真似て見せてくる。それだけで俺の呼吸は乱れる。股間が硬くなってくる。石川はそんな俺の反応を楽しんでいた。

「口でやれ、俺がイッたら、抜いたる」

 俺は手をついて頭をさげた。

「奴隷の俺に祐介のちんぽしゃぶらせてください、お願いします」
「ええど、主任」

 わざと肩書きで呼んでくる。俺は顔をあげ、石川の前を緩め、中からちんぽを出して咥えた。誰も居ないオフィスに、俺の荒い息遣いと、濡れた音。

「お前が会社で男のちんこしゃぶってるて知ったら、お前の親父、どんな顔すんやろな」

 そんなこと言わないでくれ。俺はひたすら舌を使って奉仕した。

「お前が、乳首にピアスつけて、ちんこにコックリング食い込ませながら、男のちんこを喜んでしゃぶる変態やて知ったら……卒倒すんのとちゃうか」
「知らん……もう、言わんといてくれ」

 クック、と笑う。

「石川……いつまでこんなこと、続けるんや。お前はもう結婚して、子供もおるやろ、もう、やめてもいいんちゃうか」
「アホな、せっかくここまで仕込んだんや、俺が飽きるまでお前は奴隷のままやど」

 軽い眩暈。石川はいったいいつ、俺に飽きるのか。

「立て」

 命令され、立ち上がる。石川と場所を入れ替わり、机に手をついて、尻を突き出す格好を取らされた。張り形が俺の中を出たり入ったりする。

「んんっ、あぁっ……祐介……そんな、擦らんといてくれ、イッてまう……」
「イッてええて俺は言うてへんど」

 楽しみながら張り形で俺のアナルを犯す。俺の体はどんどん体温をあげていく。石川の手が、俺の乳首のピアスをひっぱった。

「アッ! そこ、やめえ!」
「やめてとちゃうやろ。乳首触られて喜ぶ変態やろが」

 クックッと引っ張りながら、張り形を押しこんでくる。

「あぁぁ! 変態です! 乳首を触られると気持ちいい変態です!」
「はじめから正直に言わんか」
「あっ、あかん! 祐介! ほんまに、出てまう! 抜いて! そんなもんで嫌や! イキたない!」
「ほな、どうして欲しいんな?」
「あ、んっ、入れてっ、ください! 俺に、祐介のちんぽ、入れて下さい! 俺の淫乱なケツマンに、祐介のちんぽ入れて、思いきり犯して下さい!」
「贅沢な奴隷やの、俺のちんぽ、欲しいんか?」
「欲しい! 欲しいです! 祐介のちんぽが欲しいです!! 張り形なんかやない、祐介の熱いちんぽで犯されたいです!」
「こないなド淫乱になって、俺のチンコ欲しがるんや、俺の奴隷でおりたいのやろ? え? 睦雄?」
「祐介の奴隷でいたいです! 俺をずっと、祐介の奴隷にして下さい! あっ、ああぁっ!」

 張り形がズボッと中から出ていった。かわりに、石川のちんぽがぴたっと口をつける。後ろからずぶっと貫かれた。その瞬間、頭が真っ白になり、俺は射精した。

「あっ……ああぁぁ……」
「トコロテンするなんて、お前、どんだけ感じとんな」

 含み笑いが後ろから聞こえてくる。真っ赤になって俺は俯く。ただ入れられただけでイッてしまったことが恥ずかしい。恥ずかしいのに、石川によってトコロテンの経験をしたことが嬉しかった。

「ほんまに、どうしようもない淫乱やの。そこ俺の机やど、お前のザーメンで汚れてもうたやないか、あとで舐めてきれいにせえよ」
「はい、舐めてきれいにします」
「勝手にイッた罰や、俺がイクまでに、お前もイケ」

 俺は自分でちんぽを握ってしごいた。石川は腰を打ちつけてくる。競争のようになった。

「んっ、アアッ、祐介、気持ちいいです! 祐介のちんこ、気持ちいいです!」
「ええか、俺のちんこがそないにええか!」
「いいです! めちゃくちゃ感じます! あぁっ、祐介! もっと、もっと突いてください! あ! あっ、アアァーッ!!」

 早い二度目の射精をしながら、俺は尻に力をこめた。そこに感じる石川の存在がたまらない。

 俺に締め付けられながら、石川が「クッ」と短く息を吐き、射精した。俺の体の奥に、ドクドク精液が注がれる。

 石川がちんぽを引き抜こうと腰を引いた。思わず石川の股間に尻を押し付け、離すまいと締め付けた。

「なんな?」

 ふっと石川が笑う。

「あ……まだ、大きいままやろ……」
「やから?」
「出さんといて、や」

 顔から火が出た。こんなことを言う自分が信じられない。どうしてしまったんだ、俺は。石川が背後から俺を抱き締め、真っ赤な顔を覗きこんでくる。

「俺にずっと中におって欲しいんか?」
「・・・・・・そうや」
「安心せえ、お前は一生、俺の奴隷や」

 一生……。俺は一生、石川の奴隷でいられる。



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