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俺とお前(10/14)

2020.12.31.Thu.
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※痛い注意、乳首ピアス

 卒業して、石川たちから解放され安堵していたが、数日経つと、呼び出しもない状況が妙に不安になってくる。

 新しい獲物が出来て、俺のことは忘れているだけなのかもしれない。自分の身が安全なのに、この心もとない感じはなんだろうか。やはり、あのデジカメの画像、あれが石川の手許にある以上、俺はいつまでもあいつの奴隷だし、あいつから逃げられないからだろう。

 学校に通っている間は、あいつの行動を見ていられたが、卒業するとそれが出来なくなる。だから、いつどこで、あいつがあの画像を他人に見せるかわからない。もしかしたら、今まさに、誰かに見せているかもしれないのだ。顔射された精液まみれの顔や、オナニーしているところ、射精の瞬間、男のちんぽをしゃぶったり、男に掘られて勃起しているところ、そういった画像が、石川のデジカメにはたくさんある。

 視線を落とすと股間が膨らんでいた。ベッドの上に座ってズボンからチンポを取り出す。毎日剃るように言われ、無毛の股間、そこに頭をもたげてヨダレを垂らす俺の一物。握ってゆっくり上下にこする。リングの締め付けがきつくなってくる。イッてはいけないのに、手を止められない。

「んっ、く……はっ……」

 携帯を取って石川に電話する。イキたい。石川の声を聞きたい。イカせてほしい。

 電話が繋がった。

「いしかわ……」
『なんな? 俺は今、忙しいんど』
「イカせて下さい……」

 電話の向こうで咽喉を振るわせた笑い声が聞こえてきた。

『ド淫乱、昼間っからなにサカッとんな』
「頼む……イカせてくれ……祐介のチンポしゃぶるから……お前の精液飲みたい、飲ませてくれ……」
『残念やったの。今、女と会うとるんよ。お前のくちマンに俺の大事な精子はやれんのよ、ほなの』

 一方的に電話が切られた。イケないもどかしさ。手の中で持て余す熱い欲情。

 服装を正し、俺は石川の家へ向かった。

 やって来たのは良かったが、これからどうしようかと家の前を行ったり来たりしていた。

 その時、門を抜けて石川の弟が出てきた。咄嗟にその背中に声をかけた。

「貴志……くん!」

 貴志が振り返り、俺を見て驚いた顔をした。俺のことを覚えているようだ。甦る恥ずかしい記憶。裸で勃起したチンポには紐をまきつけられ、後ろで手を縛られながら、石川にフェラしているところを見られた。なおかつ、自己紹介しろと言われ「変態奴隷の睦雄です」と貴志に挨拶したのだ。

「き、今日は、兄貴、おらんけど」

 貴志が怯えた目で俺を見て言う。

「知ってる。あいつは今日、女と出かけてる」
「ほしたら、今日は何の用で……?」
「君にな、頼みがあって来たねん。あいつの部屋から、デジカメを探し出してきてほしいねん」
「無理です!」

 とんでもない、と貴志はすぐに断ってきた。

「兄貴の部屋に勝手に入ったら、俺が殺されてまう……」
「悪いな、今回は俺の言うこと、聞いてもらうで」

 貴志の肩を掴んで力を込める。貴志の顔が苦痛に歪む。こうやって力にものを言わせて人を思い通りに動かすのは、久し振りの感覚だった。

 貴志と共に離れへ行き、2階にあがる。俺はデジカメを探した。あのデジカメの画像さえなくなれば、俺は自由になれる。忌々しいこのコックリングも外すことが出来る。マスをかくのに、いちいちあいつの許可を取らなくてもいい。剃毛なんて恥ずかしいこともしなくていい。あいつにはもう新しい奴隷がいる。俺は用無しのはずだ。

 30分ほど探したが見つからない。用心深い石川は、俺がこの部屋に居なくなってもデジカメをどこかへうまく隠しているようだった。

 1階を探そうと階段に足をかけた時、下から物音。

 咄嗟に貴志と顔を見合わせた。貴志は青い顔をしていた。部屋に戻り、貴志を押入れに突き飛ばして襖を閉めた。前に向きなおった時、石川が部屋に入ってきた。俺を見て、驚いた顔をする。

「睦雄、お前、ここで何しとんな」

 パニックを起こし、俺は俯いた。今日は女と会うと言っていたから、帰りは遅いと思っていた。まさか、こんなに早く戻ってくるなんて予想外だった。

「答ええ、何でここにおるんな」

 低く響く声。それだけで俺の肝が冷える。

「デ、デジカメを探しに来た……」
「デジカメなぁ……お前のヤラシイ姿がいっぱい写っとるもんなぁ。高校卒業して、あれを処分しとこう思うたんか。ほんで、俺の部屋に無断で入りこんで、こんなに散らかしてくれたんか」

 残忍に笑って言う。

「住居不法侵入やな。警察呼ぼか。警察呼んで、お前とデジカメ、一緒に渡したろか。取調べで、お前のあのエロ画像、皆に見られんのやろなぁ。お前が男のチンコしゃぶってるとことか、男に掘られてヨガッとるところとか、あと、どんなんがあったかなぁ」
「もうやめてくれ!」

 たまらなくなって叫んだ。押入れには貴志が隠れているんだ。これ以上、言わないでくれ。

「頼むから、あのデジカメの画像、全部消してくれ! もういいやろ、もう俺を解放してくれ!」
「なんか勘違いしてへんか? お前から俺の奴隷にしてくれて言うてきたんやぞ? 解放もクソもあるかいな。お前は男のチンコ無しで生きられんド変態のド淫乱や、そうやろうが? え?」

 石川は俺の頬をぶった。

「お前はまだ自分の立場がようわかっとらんみたいやの。俺の躾が甘かったようや。ちょうどええ、今は春休みでな、時間はあんのや。今日からみっちり、仕込んだる。お前の飼い主は誰で、お前は誰の奴隷なんかっちゅうことをな。服、脱げ」

 貴志がいるのにここで脱ぐのは恥ずかしい。俺が愚図愚図していたらまた頬をぶたれた。

「はよせえ、外に女待たしとるんや。それともここに女、呼んだろか? 女に見られたほうが興奮するか?」
「い、嫌や、それだけは勘弁してくれ! 脱ぐから、脱ぐから、それだけは……」
「ほんなら、はよせえ。今は時間ないけど、帰って来てからぎょうさん、可愛がったる」

 俺はあきらめて服を脱ぎ、素っ裸になった。石川の目が、素早く俺のコックリングを確認する。羞恥心で体が熱くなる。いつものように恥ずかしい言葉でお願いをして、許しをもらってからチンポをしゃぶった。舌を使い、愛撫していると、夏休みのことが思い出された。石川にフェラをするのは久し振りで、俺はすぐ、興奮した。勃起が俺の腹に当たる。リングがきつく締め付けてくる。その痛みすら、気持ち良く感じた。

「今日お前がやったことはそう簡単には許したらへんど。覚悟せえよ」

 脅す口調で石川に言われ、俺の興奮は更に増す。優しい手つきで頬をなでられ、俺は、貴志のことを忘れてうっとり目を閉じた。

 忘れ物を取りに戻っただけだった石川は、俺の口に出したあと、またすぐ出かけて行った。俺は貴志を部屋から追い出し、石川に言われていた通り、裸で部屋の片付けをして帰りを待った。

 深夜に帰ってきた石川は、俺を見るなり頬を張り、四つん這いにさせて何度も尻をぶった。ヒリヒリとした痛みが、耐えがたい痛みになり、俺は涙を流して許しを請うた。それは聞き入れてもらえず、感覚がなくなるまでぶたれた。

「俺の手、見てみい、真っ赤になっとうが。誰のせいや」

 俺に手を見せて言う。俺は土下座して泣いて謝った。

「俺のせいです、すみません」
「こういうの、なんて言うか知っとるか。飼い犬に手ぇ噛まれる言うのや。俺の躾は甘すぎたようやの。ええ勉強になったで」

 石川は買い物袋から何か取り出した。パッケージを空け、それを俺に見せてくる。D型の小さいリング。

「さすがに首輪はできんからの。かわりにピアスつけたるわ」

 ピアス……。これから俺は社会人として働かなければならない。ただでさえ、社長の息子として入社した俺は色眼鏡で見られるというのに、ピアスなんてつけて出社したら、反感をかってしまう。

「それは……し、仕事中、外してもいいんやったら……」

 と耳たぶを指で持つと、石川は鼻で笑った。

「安心せえ、乳首につけるから、見えへんわ」
「えっ!? 乳首、に……」
「ほうよ」

 いつの間にか、石川の手に、太い針のような器具が光っていた。それで、乳首に孔をあけるというのか?

 俺は無言で首を振った。無理だ。そんなもの、無理だ。

「オイタをしたんはどこの誰やったかな?」

 針を指に挟んでプラプラさせながら、俺の顔を覗きこんでくる。加虐趣味を隠さない笑みにゾクッと体が震えた。

「祐介、頼む、それだけは……俺には無理や、頼む、頼みます、許してください!」

 土下座したが「覚悟せえ言うたやろ」と一蹴された。

「ピアスつけたら、チンコしごかせたる。イキたいのやろ? 今日、俺に電話してきて言うとったやないか、どうな、淫乱」

 イキたいことはイキたいが、その交換条件が乳首にピアスだと言うのか……

「やめとくか? 俺はええんど。そのかわり、射精は許さんど」
「……や、やる……」
「え? なんて?」
「ピアス、つける……つけてくれ」

 ニヤリと笑った石川は、俺の前に座り、乳首に消毒液をたっぷりつけてきた。冷たくて鳥肌が立った。

「乳首、立っとるど」

 笑い声と一緒に吐き出された息が俺の体にかかる。ヤラシイ気分になりそうで困る。消毒液まみれの乳首を、強弱をつけて石川が摘まむ。

「んんっ、祐介っ、そんな……必要ないやろ……」
「コリコリに立たせんとな、刺しにくいやろ」

 絶対それが一番の目的じゃない顔で笑う。

「お前、ほんまもんの変態やの。今から乳首にふっとい針刺すいうのに、なんな、コレ」
「あっ!!」

 石川が俺の亀頭を握った。先走りで充分濡れて、少し触っただけで濡れた音がする。乳首と亀頭責めに、俺は喘ぎ声を上げた。それを余裕たっぷりの顔で石川に見られる。それが俺をますます興奮させ、声を大きくさせた。

「アッ! ゆっ、祐介、やめっ、イッてまうやんか!」
「イッてええて言うたか?」
「言ってない! やから、イカせてくれ! 祐介! 祐介!」
「アホな、俺はそない優しないど」

 チンポをシコる手が離れた次の瞬間、乳首に痛み。ブツッという音を立て、ニードルが俺の乳首を貫通していた。

「あっ、あ……アアァァっ!!」

 体を痙攣させながら、俺は射精した。その間に、石川はニードルを抜き取り、ピアスをはめた。

「はぁ、はぁ……ほんま、に……つけたんか……」
「あぁ、ついとるど。やらしい乳首やの」

 クイッとピアスを引っ張られる。

「んぁっ、やめっ!」

 痛くて涙が滲んだ。そんな俺を嘲笑いながら、消毒液を乳首にかけてきた。ヒッと息を吸う。

「お前は誰の奴隷や」
「ゆ、祐介の奴隷です……」
「お前の飼い主は誰や」
「祐介です」
「そうや。今後一切口ごたえは許さん。なんでも俺の言う通りにせえよ。今日みたいなことしたら、ほんまにチンコ切り落としてお前のケツに突っ込んだるからの、ええな」
「わ……わかりました……」

 恐ろしい内容に、俺は青ざめ、体を震わせながら頷くしかなかった。





というわけで大晦日です!
今年は過去の話の使いまわしが多かったんですけども(今もまさに)、たくさんの方に来て頂いて、ありがとうございました。何度感謝申し上げても足りないくらい、本当に嬉しく思っています。拍手押してくださる方もありがとうございます。創作の心強い励みになっています。本当です。楽しんでもらえるように、小説を書くことが恩返しだと思ってこれからも頑張っていきます!
なんかもう伸びしろがなくてぜんぜんうまく書けない私ですけども、良かったら来年もお付き合い頂けたら嬉しいです^^
今年一年、本当にありがとうございました。
皆さまどうぞ、よいお年を!!
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コメント
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お返事
えり様

お久しぶりです~!i-184i-179
そして、あけましておめでとうございます!昨年はお世話になりました^^

私もちょこちょこお邪魔しては、「お仕事大変そう(お体大丈夫かしら)」「あ、更新されてる(^^♪」と楽しませて頂いておりました。えりさんの書く台詞が大好きなのですよ。性格とかがきちんと表現された血の通った言葉遣いというか、私が毎回ワンパターンなので文字だけで書き分けされてるの本当にすごいです!

本当に心配になるくらいお忙しそうで、えりさんのほうこそ、お体に気を付けてくださいね。
更新は嬉しいけれど、ご無理のないように。

本当にいつもありがとうございます!
今年もどうぞ、よろしくお願い致します(*´ω`*)

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