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俺とお前(5/14)

2020.12.26.Sat.
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 フェラをさせられるようになってから、いつかこの日がくるだろうと思っていた。予想より遅かったと言ってもいいくらいだ。

 ある日突然、石川が、

「こいつのケツの穴、使うたれや」

 と健二と拓也に言ったのだ。二人とも顔を見合わせ、驚き戸惑った様子だったが、形だけの躊躇だと俺にはわかっていた。俺がフェラをしている間、この二人は俺の口をソレに見立てて腰を振っていたからだ。二人にとってはむしろ、ようやく石川のお許しが出た、という感じだったかもしれない。

 先に俺にチンポを突っ込んできたのは健二だった。あの馬鹿でかいモノを押しこまれた時、俺は絶叫した。

「うるさいから口塞いどけ」

 と拓也が俺の口にチンポを入れてきた。それを舌で押し返そうとしたが、拓也は俺の頭を押さえつけ、さらに奥まで突っ込んでくる。むせながら口を犯され、尻も健二に犯された。痛みで涙と鼻水が溢れてくる。

「きったないのう。顔、グチャグチャやんけ」

 拓也が俺の顔を見てあざ笑う。後ろでは、健二が鼻息荒く、夢中で腰を振る。完全なるレ/イプ。久し振りに肉体へ直接与えられる苦痛に、俺は恥も外聞も捨てて、泣き喚いた。

 俺が健二と拓也に犯されている間、石川はベッドの上で壁にもたれて座り、漫画を読んでいた。たまにチラッとこちらへ視線を飛ばす。二人が無茶をしないか、見張っているようだった。

 春樹は石川の横にぴたっとひっついて座り、一緒に漫画を読んでいた。石川が俺を見ていることに気付くと、春樹は石川の顎を掴んで自分のほうへ向かせ、口付けていた。この二人はそういう関係なのかと、その時はじめて知った。時折春樹から感じる敵意はこういう理由だったのかと納得した。

「祐介は、せんのか」

 3度目の挿入をしながら健二が石川に聞く。

「俺はええわ。強/姦は趣味やないからの」

 興味がないふうに、素っ気無く石川は答えた。石川は俺に入れない。じゃあ隣の春樹には入れるのだろうか。あいつなら抱いてやるのだろうか。そんなことを思ったら、なぜか急に胸が苦しくなってまた泣けてきた。

「泣くほどええか? もっと声出せや」

 健二が俺のチンポをしごいた。何度も射精を促されていた俺は、人生で初の空イキを経験した。もう出すものがないだけだったのだが、健二と拓也は「ケツ掘られただけでイキよったで、こいつ!」と喜んだ。はしゃぐ二人を見て、石川は呆れたようにフッと笑っただけだった。

 俺への陵辱は何時間も続いた。二人が満足した時には、窓の外はすっかり暗くなり、俺の体は3人分の精液まみれだった。

 帰る3人を下まで見送った石川が、ぐったり横たわる俺のそばに屈みこみ、

「おい、いけるか?」

 と声をかけてきた。大丈夫なんかじゃない。俺は返事をする気力もなかった。

「さすがにこたえたようやの」

 俺の腕を掴んで立たせる。石川に抱えられるように階段を下り、浴室へ連れていかれた。また冷水を浴びせられる、そう思っていたが、シャワーから出てきたのは温かいお湯だった。

「お前の体、ザーメンだらけやど」

 石川が苦笑する。誰のせいだと思ってるんだ。

「あいつら、中出ししとったからの。腹に力入れえや」

 そう言いながら、石川が俺の肛門に指を入れてきた。痛みで感覚が鈍くなっていたそこにまた、鋭い痛みが走り、呻き声をあげた。

「今は我慢せえよ。中に入れたままにしとると、腹壊すど」

 妙に石川が優しいことに戸惑いながら、命令されたわけでもないのに、それ以上に抗えないものを感じておとなしくした。

 石川の指が俺の中からあいつらの精液をかきだす。ドロリと塊が出て太ももを伝って落ちた時は、気持ち悪くて顔を顰めた。

「あいつらえらい出しよったの。腹パンパンなったんちゃうか? まだ出てきよるわ」

 笑いを含んだ声で石川が言う。俺は赤面して俯くしかなかった。

 風呂から出て2階の部屋に戻る。俺は裸のまま。尻がズキンズキンと痛む。

「ここに四つん這いになれ」

 ベッドに腰をおろした石川が、自分の足元を指差した。またしゃぶらされるのだろうと、石川のほうに顔を向け、四つん這いになる。

「ちゃう、後ろむけ。俺にケツ、向けえ」

 結局はこいつも入れるんじゃないか。そう思っていたら、石川は俺のケツを鷲掴んで広げ、穴に指を入れてきた。

「なっ、何すんねん! 石川!」
「健二のチンコはでかいからの。傷だらけで、ココ」

 と、肛門に息を吹きかけてくる。そよそよと息がかかり顔が真っ赤になった。チンポを入れられて犯されるより恥ずかしく屈辱的だった。石川の指がぬめる。指先になにかつけている。それを出し入れして、中と外に塗りたくっている。

「な、何や、それ」
「塗り薬や。中も外も切れて出血しとるからの」

 石川の指が出入りする。痛いはずなのに、恥ずかしくてたまらないはずなのに、その動きに神経を持っていかれた。目を閉じ、指の動きを追う。

「よし、終いや!」

 唐突に指は俺の中から出て行った。

「今日はもう寝てええど。そのかわり、明日また、あいつら来るからの。覚悟せえよ」

 指をティッシュで拭きながら、石川はニタリと笑った。

 ※ ※ ※

 翌日、石川の言う通り、3人はまたやってきた。健二と拓也に下に連れていかれ、いきなり浣腸された。後ろ向きに尻を突き出す格好にさせられ、俺に知らされることなく、注入されたのだ。いきなり冷たい液体が体の中に入ってくる感覚に、怪訝な顔を二人に向けた。

「浣腸や」

 出し終わった容器を俺に見せ、拓也が笑った。今まで浣腸をしたことがなかった俺はその威力を知らなかった。5分も経たないうちに、ひどい下痢をしたような痛みが襲ってきた。

「いっ、痛いっ! 痛い! トイレ……行かせてくれ……!」
「まだあかん、もうちょっと我慢せえよ」

 健二が俺を羽交い絞めにする。

「あかん! 出る!」
「漏らしたら、舐めてきれいにさせたるど」

 拓也に脅され、俺は必死に我慢した。青白くなった顔に脂汗が吹き出す。もう我慢も限界だ……!!

 俺は二人を突き飛ばすようにしてトイレに駆け込んだ。盛大な音を立て、中身を噴き出す。何度か出したところで、ようやく痛みが引き、トイレットペーパーで汗と涙を拭いた。こんな屈辱にも耐えなければならないのか……。

 トイレから出ると風呂に連れこまれた。そこでヘッド部分を外したシャワーで尻の穴を洗うように言われ、その通りにした。清潔にできることは、俺自身、ありがたいことだった。

 上に連れ戻され、そこで二人に犯された。

 前日同様、俺を犯すのは健二と拓也だけだった。昨日何度も出したのに、二人の精力は衰えることがない。

 癒えない傷はまた開き、出血した。慣れそうにない挿入という行為と痛み。こいつらに俺を気遣う優しさなんてない。潤いのない穴にぶちこんで、ひたすら自分の快楽を貪る行為に没頭している。中出しされ、その精液で滑りがよくなり、次に入ってきたチンポが中でそれをグチャグチャと音を立ててかきまわす。

 石川は春樹とテレビゲームで対戦していた。

「春樹、お前、いま手抜いたやろ」

 勝負に勝ったのに、石川が文句を言う。

「手ぇなんか抜いてへん、祐介がうまなったんや」
「ほうか? なんか釈然とせんな……」

 春樹がうっとりした顔で石川の膝の上に手を乗せ、首を伸ばして石川にキスした。この二人と、俺たち3人は、同じ部屋にいるのに、きれいに切り離されていた。

 石川が春樹の耳に何か囁く。春樹が照れたような顔で何か言い返す。白い歯を見せて石川が笑う。俺はまた胸が苦しくなる。

 夕方になって、ようやく俺は解放された。

「俺が戻ってくるまでに体きれいに洗って、テーブルの上の薬、塗っとけよ」

 俺にそう言い残し、石川は3人と一緒に部屋を出て行った。口ぶりからすると、帰ってくるのは少しあとのようだ。俺は一人で階段をおりて、シャワーを浴びた。自分で二人の精液をかき出す行為は殊更情けなく、恥ずかしかった。部屋に戻り、薬を塗る。昨日の石川の優しさが思い起こされ、涙が出てきた。

 石川が戻って来たのは22時過ぎだった。春樹と一緒だった。どうやら今日は泊まるらしい。外で夕食をとってきた石川は、床にコンビニ弁当を置いた。これが俺の食事のようだ。

「母屋で風呂入ってくる」

 と石川は離れを出て行った。春樹の存在が気になりながら、俺はいつも通り四つん這いになってそれを食べた。そんな俺を春樹は汚いものでも見るような目で見てくる。

「よう恥ずかしくないな」

 しばらくして、ぼそっと春樹が言った。俺は無視した。

「こんな目にあって、死にたいと思わへんのか? それとも、ほんまは喜んでる本物の変態か?」
「ち、違う……」
「邪魔やねん、お前。いつまで祐介のそばにおる気や」

 いたくているんじゃない。春樹はとんでもない勘違いをしている。

「祐介はお前を気に入ってるんとちゃうで、ただからかって苛めて遊んでるだけや。飽きたらすぐ、お前なんか捨てられるんやで」
「それはお前もやろ」

 勝手に口が動いていた。春樹の顔色が変わる。

「なんて……今、なんていうた?」
「やから、それはお前も同じやろって言うたんや、お前もあいつに飽きられたら用無しやろ」
「うるさいわ!」

 春樹が俺の頬をぶった。髪の毛を掴んで顔を持ち上げ、何度も何度もビンタされる。頬がジンジン痛む。熱い。目に涙が滲む。春樹は狂ったように俺を打ち続ける。口に、血の味が広がる。

「何しょんな、春樹」

 戻ってきた石川が、驚いて立ちつくす。

「祐介! このボケ、もう捨ててや! もういらんやろ! いつまでこいつ、構うんな!」
「またそれか。もうええ加減にせえよ」

 呆れ顔で、石川はベッドに座った。春樹はその首筋に抱きつく。

「女と付き合うんは俺も我慢できる。俺は子供も産めんし、女には勝てんもん。そやけど、同じ男のこいつだけは嫌や、こんな奴に祐介取られたない!」
「取るも取られるもあるか。しょうもないこと言うなや」

 石川は明らかに苛々し始めていた。春樹は抱きついたままかぶりを振る。

「嫌や! こいつ、捨てて! もう顔も見たくない! 祐介のそば、置いときたくない!」
「ええ加減にせえ!」

 ついに石川がキレて怒鳴った。

「まだ言うようやったら、お前を捨てるど!」

 春樹は白い顔からさらに血の気をなくし、黙った。俺はそれを見て、いい気味だと思った。



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