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接点t(6/6)

2020.11.23.Mon.


 待ってる間に制服は着ておいた。1人裸だと馬鹿みたいだと静馬も服を着た。静馬が飲み物を出してくれたがのどを通らなかった。兄貴は30分でやってきた。ドアをガンガン叩く。俺はソファの上で飛び上がった。

 静馬がドアを開けに行き、開放的な空気のあと、ドカドカ足を踏み鳴らして兄貴が部屋に入ってきた。怒り狂っているときの歩幅で中央に来ると部屋を見渡し、ソファの俺を見つけてカッと目を見開いた。眦が完全につりあがっている。ブチ切れてるときの顔だ。

「先にシャワー浴びる?」

 あとから静馬がやってきた。振り返った兄貴が静馬の頬を平手打ちした。パンと乾いた音が部屋に響く。

「大介に手出すなっつったろ」
「痛いなあ。もう子供じゃないんだから、大介が誰と寝ようが薫には関係ないだろ。セックスの相手まで管理する権利、薫にはないよ。ねえ、大介くん?」

 静馬が俺に問いかける。その頬がみるみる赤くなっていく。それを見て手足が震えた。

「帰るから……、静馬を殴んなよ」
「無事で帰れると思ってんのか」

 兄貴に腕を掴まれた。引っ張り立たされベッドに突き飛ばされる。昨日キスされても、静馬になにを言われても、俺は徹頭徹尾、兄貴が俺にその気を起こすなんてまったく思っていなくて、兄貴が俺に跨ったのだって馬乗りで殴るためだと思っていた。鬼の形相の兄貴を見あげて本当に泣く寸前だった。

「昨日俺が言ったこともう忘れたのか? あ?」
「ご……ごめん……っ」
「それともまじで俺にぶち犯されたかったのか?」
「えっ……」
「静馬!」

 兄貴に呼ばれて静馬がベッドに飛び乗る。

「こいつの手押さえとけ」
「了解」

 楽しそうな表情で、静馬は俺の頭の向こうに座ると両手を掴みあげた。

「なっ……なに?! なんで?」
「言ったじゃん。俺の勝ちってことだよ、大介」
「え? え?!」

 パニクっているあいだに、兄貴は俺の足からズボンとパンツを引き抜いた。驚いて声も出なかった。ただ信じられない思いで兄貴のことを見ていた。

「薫、ローション」

 静馬は小袋を兄貴に投げた。兄貴はそれを破ると俺のちんこの上から中身を垂らした。手でローションを馴染ませるように扱かれる。縮こまったちんこはなかなか反応を見せない。当たり前だ。まさか本当に兄貴が俺を犯そうだなんて、いまこの状況になってもまだ信じられないんだから。

「兄ちゃん、嘘だろ……冗談なんだろ」
「冗談でお前のちんこ触れるかよ。俺は忠告してやっただろ、静馬に近づくな、二度と会うなって。このイカレポンチ野郎に毒されてんじゃねえよ。もう取り返しつかねえぞ。俺は我慢できてたのに煽るような真似しやがって」

 ちんこを握ってた手が玉を越えその奥へ伸びてきた。そこに触られたとき、一瞬で全身熱くなるような感覚がした。赤の他人ですら見られるのも触られるのも抵抗があるのに、肉親の、実の兄貴に触られるなんてショックなんてもんじゃない。目の前が揺さぶらて、鼻の奥で血の匂いを嗅いだ。本当にどっかの血管切れたかも。

「兄ちゃん、やだよ! そんなの……! いやだ、触るな!」
「指くらいでガタガタ騒ぐんじゃねえよ。静馬にちんぽ突っ込んでやったんだろ。今度はお前が突っ込まれるだけだ」
「ぅぁあああっ、なんで! 嫌だ! 兄ちゃん! 兄ちゃん!!」

 体を捩って暴れてみたが、兄貴に馬乗りにされてる上に静馬に手を拘束されているからとても逃れられそうにない。俺が必死の抵抗を試みるあいだ、兄貴の指は何度も出し入れされ、中を充分擦られた。

「もう観念しなよ、薫は俄然やる気だよ」

 静馬が俺の耳元で囁く。助けて欲しくて目線を送ったのに、静馬はにこにこ笑いながら俺の額や瞼にチュッチュとキスするだけだ。

「静馬、助けてよ」
「えー、やだ。はやく大介に犯して欲しくてさっきからずっとケツがうずいて仕方ないんだよ。大介も薫に犯されながら俺に突っ込みたいでしょ? 前も後ろも気持ち良いって最高じゃない?」
「俺はいやだ! 静馬だけがいい……!」

 微苦笑を浮かべて静馬が兄貴を見あげる。兄貴は苛立った様子で舌打ちすると指を抜いた。ベルトを外してジーンズの前を広げる。ボクサーから引っ張りだしたちんこを扱き始めた。静馬の言う通り、右曲がりで反りかえったちんこだ。

「兄ちゃんそれどうする気だよ……本気じゃないだろ、やめてくれよまじで」
「俺だって冗談だと思いてえよ。でもお前がイカレ野郎の静馬に犯されるくらいなら俺がやったほうがマシだ」
「ええっ?」

 静馬を仰ぎ見る。目が合うと静馬は最初に家の廊下で会ったときみたいな馴れ馴れしい笑顔を浮かべた。

「薫も最初は渋ってたよ。でもそれなら俺が食っちゃうよって言ったら、お前にヤラれるくらいなら自分でヤルってさ。なんだかんだ言って弟のこと大事なんだよ」

 本当に大事に思ってくれてるならこんなふざけたこと止めてくれ。

 兄貴は先端を俺の尻穴にぴたりと押しつけた。

「わっ……嘘だ、兄ちゃん嫌だって俺こんなのいやだっ……ッ!」

 グググ、と兄貴のちんこが入ってくる。

「うあ、ぁああぁっ……! 痛い……っ、兄ちゃん痛いよ抜いてよっ!」

 どうしてこんなことになったのか必死に考えた。俺が静馬に近づいたから? 兄貴の言うことを聞かなかったから? 兄貴の彼氏に手を出したから? そんなことで実の弟を犯すだろうか?

「兄ちゃん、俺のことが好きなの?」

 半泣きで導き出した答えを怖々口にしたら、兄貴は動きを止めた。次いで、静馬の爆笑。兄貴は静馬を睨みつけた。

「かわいいなあ、大介は」

 頭上から静馬が俺の顔を覗きこむ。

「そういうところほんと気に入ってるよ。大介、いいこと教えてあげる。愛なんてなくてもセックスはできるんだよ?」

 言うと静馬は顔をあげた。

「薫もそうだろ。好きじゃない女とも平気でやるし、男同士の俺ともできる。実の弟とだってできる」

 手を伸ばして兄貴を引きよせると静馬は兄貴とキスした。俺の目の前で長く深い口付けをかわし、唾液の糸を引きながら離れて行った。兄貴は冷めたような諦めたような不思議な笑みを浮かべていた。

「よく言う。俺はお前のせいで性癖歪められたんだ。──大介」

 兄貴は俺と目を合わせた。

「静馬に近づくなって俺は忠告してやったのに、お前はほんと救いようのない馬鹿だな。静馬のせいで俺はお前相手でも勃つし、静馬入れて3人でやんのもぜんぜん出来るんだよ。お前もその内こうなるぞ」
「だったら最初にそう言っといてくれよ!!」

 そんなわかりにくい忠告があってたまるか!

 兄貴のちんこが完全に全部収まった。異物感がすごい。静馬は俺とヤッたとき気持ちいいと言っていたけど全部演技なんじゃないかと疑う圧迫感。ずる、とそれが動いた。

「ううっ……やめてくれよ……ッ」
「薫のちんぽ気持ちいいだろ?」
「ぜんぜん気持ち良くない……! 痛いし苦しいし、もうやだっ……静馬、変わってよ!」
「俺だってかわりたいけど、俺って焦らされるの案外好きだからさあ。それに薫が大介を犯してるとこもっと見たいじゃん? 薫のちんぽが大介のけつまんこにぶっ挿さって、出たり入ったりしてんだよ。兄弟でなにやってんだよって思ったらめちゃ興奮するじゃん。ねえ、兄貴に犯されるのってどんな感じ? 近親相姦って俺とヤッたときとやっぱ違うの?」
「黙れ静馬。大介が萎えてんじゃねえか」

 兄貴に制止されて静馬がやっと喋るのを止めた。俺の股間をみて「おや」という顔をする。

「薫の弟のくせに、甘ちゃんだなあ」

 と言うと静馬は俺の顔をまたぎ、ちんこを握った。チュッチュとキスしたかと思うと先を口に含む。ジュッと吸いこんで全部口の中に収まった。舌と口全体を使ってちんこを愛撫する。そんなことをされたら嫌でも反応してしまう。

「嫌だ、静馬、やめて、いやだ」

 静馬の口のなかでどんどん大きくなっていく。それに伴い、静馬の粘膜に触れる部分も増えていく。静馬は奥深くまで俺を飲みこんで体ごと顔を揺すった。俺の目の前で静馬の股間がゆさゆさ揺れる。静馬も勃起していた。

 ちんこが蕩ける。気持ち良くてわけがわからなくなる。

 尻穴では兄貴のちんこがピストン運動を続けている。もう痛いのか痛くないのかわからない。この腰が抜けるような気持ち良さは兄貴のちんこのせいなのか、静馬のイラマのおかげなのかもわからない。

「兄ちゃん……俺、なんか変……っ」
「元から変だろお前は」
「ちがっ……んあっ、あ、ケツ……おかし……いっ」
「良くなってきたか?」

 反りかえった兄貴のちんこが天井を擦るたび、頭のなかで光がチカチカと点滅するのだ。

「兄ちゃん、もうやめて……うぁっ……あっ、あんっ」

 ズルル、と静馬の口からちんこが抜かれた。振り返った静馬が俺に笑いかけている。

「大介、どこに出したい? 好きなとこに出させてあげるよ」

 好きなところ。口? 顔? 俺が出したいところは……

「静馬の中がいい……! 静馬のおまんこに出したい!」

 俺は欲求を満たすことを優先することにした。

 ~ ~ ~

 静馬のうなじを見ながら俺は腰を振った。四つん這いの静馬に突っ込む俺、その俺に突っ込む兄貴。静馬の言う3連結。

 後ろから兄貴に突き上げられるからリズムを取りにくい。タイミングがずれると俺の尻から兄貴のちんこが抜けそうになったりするのだ。そっちに気を取られていたら今度は気持ち良くて静馬のほうがおろそかになってしまい、「ちゃんと動いてよ」と静馬に怒られた。

「ごめん、だって兄ちゃんが」
「俺のちんぽが気持ちいいんだろ?」
「うん」

 振り返って兄貴とキスする。きゅっと兄貴を締め付けたら、それを感じ取った兄貴がヌコヌコとちんこを動かした。反りかえった右曲がりのちんこが気持ちいい。静馬の言う通り、癖になりそうだ。

「ずるい、俺にもキスしてよ」

 体を起こした静馬がキスを求めた相手は兄貴だった。静馬は限界まで体を捻り、兄貴も俺を押しのけ体を倒してむりやり薫にキスした。

 見てたら興奮と嫉妬がフツフツ湧きあがる。誰に嫉妬しているのか、もう俺にはわからない。長いキスに我慢も限界だった。

「もういいだろ」

 2人を引きはがし、俺も静馬にキスした。後ろから兄貴が激しく突いてくる。その衝撃が前の静馬にも伝達されていく。まさに玉突き状態。尻を犯され、ちんこは静馬の尻に扱かれてキスどころじゃない。

 静馬が喘ぐ。俺も同じように喘いでいた。

「ふあっ、あっ、出るっ……静馬……、兄ちゃん、俺もう出るよ……!」

 言った直後、静馬のなかに精液を放った。ちんこでイッたのか、尻でイッたのか自分でもわからない。おそらく両方だ。

 静馬は布団に突っ伏すと体を反転させて仰向けになった。目的を達成して実に満足げな笑顔だ。

「大介、最高だったよ。いままでのセックスで一番気持ちよかった。不規則な動きも読めなくてドキドキしたし、大介を通して薫のちんぽを感じられるのも良かった。薫に突かれてちんぽがビクビクしてんのめちゃ可愛かった」

 と俺の頭をワサワサと撫でまわしたあとご褒美みたいにキスしてくれた。

「じゃあさ、俺もイキたいから、しゃぶって?」

 静馬は自分の膝を左右に割った。我慢汁ですでにベトベトの勃起ちんこがフルフルと震えていた。俺はなんの躊躇もなくそれを咥えた。兄貴に突き上げられた拍子にのどの奥に刺さる。吐きそうになりながらしゃぶり続けた。

「イクぞ、大介、お前のなかに出すぞ」

 パンパンと兄貴が腰を打ち付けてくる。涎と鼻水を垂れ流しで変態性癖のクソビッチ野郎のちんこをしゃぶりながら実の兄貴に種付けされた。そこに快感を見い出す俺はもう、元には戻れないんだろう。




特に内容も意味もない話なんですよ…

明日は「嫁に来ないか」の続編を更新予定です!
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