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接点t(3/6)

2020.11.20.Fri.


 ローションを足しながら指を増やした。内部はビチョビチョに潤い、火傷しそうなほどに熱い。ふと興味がわいて静馬の股間を見たらしっかり反り返ったちんこが見えた。

「気持ちいい?」
「いいよ、初めてなのにすごく上手だね」

 静馬の言葉に自信をもらう。指を出し入れしていたら「もういいよ」とやっと静馬のお許しがもらえた。指を引き抜き、自分のちんこにもローションを絡めた。入れたい、静馬に中出ししたい、そんな想像だけでちんこはすでに復活していた。ヒクつく静馬の穴に先端を押しつける。

「入れるよ」
「早くきて」

 男なのに、静馬の表情はとても色っぽくてエロかった。

 腰に体重をかけながらゆっくり静馬のなかに挿しこんでいく。のどよりきつい締め付けに顔を顰める。でも腰は止まらない。止められない。もっときつくて狭くて、熱く蕩けたこの肉筒の奥まで潜り込みたい。ここで何度も腰を振って陰茎を扱きたい。最後は自分の臭い付けのように静馬のなかにたっぷり精液を注ぎこみたい。

「大介のその顔、いいよ、好き」
「え、どんな顔」
「雄丸出しの、男らしい顔」

 兄貴を知ってる静馬から褒められるとすごく嬉しくなる。兄貴に勝ちたい。負けたくない。静馬に認められたい。

 根本まで嵌めこんだあと、そっと腰を引いてみた。カリがめくれ上がるような感じ。そこで静馬のなかを擦っているのがよくわかる。引いたあと、また戻した。2、3擦っただけでもう気持ちいい。これがセックスだ。恐る恐るだったピストンも、だんだん速度があがっていく。静馬の尻の穴でちんこを扱いている。手を使わない摩擦がこんなに気持ちいいなんて。これはどうしたって癖になる。兄貴が頻繁に女を連れこんでいた理由を身をもって知った。

「上手……っ、そこ、もっと擦って……俺そこ好きなんだ」

 頬を上気させながら静馬が微笑む。

「どこ? ここ?」

 静馬の様子をみながら場所や角度を変えてみる。中がビクンと反応する場所があってきっとそこだと当たりをつけて腰を振った。痙攣するように静馬の体がビクビク震える。

「ああっ……大介、そこもっとガンガン突いて。薫より激しくして」

 兄貴より激しく。ここを兄貴のちんこが擦ったんだ。それを上書きしなくちゃ静馬に認めてもらえない。褒めてもらえない。

「うっ、はあっ、あっあぁんっ、いいっ、薫のちんぽより気持ちいいよっ」

 静馬の足が腰に巻きついた。ぎゅっと足で抱きよせられる。

「兄貴のちんぽって大きいの?」
「見たいことない?」
「ないよ、見たくもないし」
「標準よりちょっと大きいくらいかな。右曲がりでね、すっごい反り返ってるからめちゃくちゃいいとこ当たんだよね。カリ高で中えぐられるし、なによりすごい硬いから気持ちいいけど体ぶっ壊されそうになるんだよね。癖になるちんぽっていうの? 一度咥えこんだら病みつきだよ」

 いやらしい顔で静馬は笑った。ちんこがさらに大きくなる。静馬もそれを感じ取ったのか、驚いた表情のあと唇を舐めた。

「大介のちんぽもいいよ、亀頭でかいし竿も太いし、俺のケツマンコ全部擦られてる感じ。一生懸命なのが伝わってくるし、かわいいよ」
「静馬のオマンコもいいよ、兄貴はユルユルマンコだって言ってたけど、ぜんぜんそんなことない。絞りとられる感じですっげえいいよ」
「じゃあもっと気持ちよくなろ」

 体を捻って俺のちんこを抜くと、静馬は四つん這いになった。シーツに顔をつけ、自分で尻を左右に割って穴を見せつける。

「後ろからきて。俺、バック好きなんだよね」

 まだ閉じ切らない穴にちんこを突っ込んだ。ヌルヌルで簡単に奥まで入る。出し入れを繰り返した。静馬の背中、後頭部、項。この景色を兄貴は何度見たんだろう。何度静馬をイカせ、何度静馬のなかでイッたのだろう。

 静馬の背中に伸し掛かった。体重を支えきれずに静馬が潰れる。

「なに? どうした?」
「あんたにもっとくっつきたいと思って」
「かわいいこと言うじゃん。おいで。キスしよう」

 首をひねって静馬がこっちを向く。俺も必死に首を伸ばして顔を近づけた。唇が触れ合う。舌を出して絡め合った。好きでもなんでもなかった静馬が急に愛しく感じた。後ろから腕を回し静馬を抱きしめた。兄貴ではなくもっと俺を感じて欲しい。兄貴と比べないで俺だけをこの体に覚えていて欲しい。

「兄貴のこと、好きなの?」
「もしかしてやきもち焼いてる?」
「もう兄貴と寝ないでよ。俺が抱いてやるから」

 俺は真剣だったのに静馬は声をあげて笑った。

「笑うな」
「ごめんごめん、大介のことは好きだよ」

 ぎゅっと尻を鷲掴まれた。

「大介のちんぽも好き。薫のちんぽも好き。俺、セックスが大好きなんだよね。竿一本じゃ物足りないんだよ、ごめんね」
「本当にビッチだったんだ」
「だから遠慮なく、俺のケツマンコいつでも使っていいよ。兄弟で俺のこと公衆便所みたいに雑に扱って精液吐き捨てて行ってよ。好きって言われるより一滴でも多く精子ぶっかけてくれるほうが俺は嬉しい」
「本物のド変態だ」
「俺の本性わかったらさ、今度薫と三人でヤんない?」
「はあ? やだよ!」

 裸の兄貴を想像したら鳥肌が立った。まったく冗談じゃない。

「考えといて。悪い話じゃないと思うんだ。嫌いは好きの裏返しって言うじゃん? 案外、薫のこと好きなのかもよ。薫のちんぽ突っ込まれてみたいって思ったことない?」
「思うわけないだろ兄弟で! もうこれ以上喋んないで、萎える!」
「それは困る」

 静馬は俺の頭を抱え込んでキスした。官能的なキスだ。萎れかけた気持ちが簡単に元へ戻って行く。静馬は腰を蠢かせた。俺も腰を動かした。床オナみたいに打ち付ける。

 兄貴が俺を抱く? 一瞬でも想像したことを後悔した。吐きそうだ。

 目の前の静馬に集中した。粘膜に包まれて俺のちんこはもう熱々に蕩けている。これ以上長引かせるのは辛い。

「俺イクかも。中出していいよね」
「いいよ、きなよ、大介の熱い精子、俺のなかに全部出しなよ」

 さっきの発言が頭をよぎる。俺はいまから公衆便所に射精するのか?

 腰を振る。肉のぶつかる音。水が弾ける音。静馬の喘ぎ声。俺の荒い息遣い。

「あ、イク……!」

 兄貴が届いてない場所まで精子を送りこんでやりたくて体重を乗せてできるだけ奥にぶちこんだ。静馬の尻に指を食いこませながら射精した。

「すご……大介の精液、いっぱい来てるよ……」

 うっとりとした表情で静馬が呟く。だらしない顔に、猛然と怒りが湧いた。ちんこを引き抜き静馬をひっくり返した。急に仰向けにされて静馬が面食らった顔をしている。

「ちんこ突っ込んでくれるなら誰でもいいわけ?」
「そうだよ」

 挑発的に静馬が笑う。この人が酷く傷つく言葉を探す。ビッチも公衆便所も、この人には効かない、ご褒美でしかない。なにも頭に浮かばず、諦めて胸に顔を埋めた。

「また甘えたモード?」

 頭を撫でられた。細く硬い指が心地よい。目の前の乳首を舐めた。赤ん坊みたいだと思いながら吸った。当然なにも出てこない。

「あんたいつからそんな淫乱なの」
「物心ついたときから?」
「どうしようもないな」

 静馬が笑って腹が揺れる。腹、ヘソにキスして、ちんこを舐めた。我慢汁がしょっぱい。

「フェラしてくれるの?」
「イラマは無理だけど」
「それは俺の十八番だから」

 ど変態め。抵抗感はわずか。亀頭を咥えこんだらもうどうでもよくなった。頭を上下に揺すって静馬のちんこをしゃぶった。

「大介の童貞食ってフェラさせたって薫に知られたら俺殺されちゃうかも」

 楽しそうな口調は、心の底ではそれを望んでいるように聞こえた。実際、そういう願望がある人なんだろう。今日俺に声をかけた時からそれを想像していたとしたら、正直俺には手に負えない相手だ。じゃあ兄貴ならできるのか? それはそれで癪だ。

「もういいよ、顎疲れただろ」

 肩を叩かれて顔をあげた。フェラがこんなに難しいとは思わなかった。イカせられなかったことに敗北感を感じつつ、最後は手で静馬をイカせてやった。



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