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君が笑った、明日は晴れ(24/89)

2020.04.26.Sun.
1話前話

 嘘みたいにあっけなく果ててしまった。先輩とカンサイとの絡みを聞いていたせいで、妙に感情が昂って興奮状態にあったせいだ。そんな言い訳をするのも恥ずかしくて、荒い息をしながら先輩を見下ろした。

「は、ずいぶんお早いことで」

 先輩が皮肉に笑う。

「まだ序の口ですよ。先輩だって物足りないって顔してるじゃないですか」

 抜かずに腰を動かした。中でグチュと濡れた音がして先輩は顔を顰めた。

「あの人に指でいじられながら、僕の事思い出したりしましたか? あの人、体が大きいからアレもでかかったんじゃないですか。本当は指じゃなくてあっちを入れて欲しかったんじゃないですか」
「ベラベラうるせえ野郎だな」
「ダメですよ、他の男の咥え込んじゃ」
「ん、ああっ」

 腰をつき上げると先輩の口から嬌声が零れた。

「ここ、でしょ」
「あぁっ、あっ」
「なんだかんだ言っても体は素直ですもんね、先輩」
「う、るせ、んっ」
「あぁ、すごい締め付け。そんなに気持ちいいんですか」
「はぁっ、あっ、んっ」
「もうしゃべることも出来ませんか?」

 くすっと笑うと先輩は細めた目で僕を睨んだ。顔も体も上気して色っぽい。じっとりと汗が滲んだ体は僕の手のひらに吸いついてくる。今回で2度目。僕はすっかりこの体の虜になっている。

「あっ、河中っ、ゆっくり」
「すみません、つい」

 やばい。夢中になって腰を振っていた。先輩に止められなかったらまた出してしまうとろだった。

 腰の動きを緩くして、先走りでぬるぬるになった先輩のペニスを握った。やわらかな先を重点的にしごいてやると、またトロトロと透明な液体が零れてきた。

「気持ちいいですか?」

 囁くように訊ねると恍惚の表情のまま小さく頷く。先輩は物事を難しく考えない人だから、こういう時素直に反応してくれるので僕も楽しくなる。

 ねえ、先輩、覚えてる? 一週間前、僕に強/姦されたんですよ。それなのにまたこうして僕を受け入れてくれるなんて、本当に夢を見てるみたいです。

「あっ、あ、あ……」

 先輩の体が強張り、僕の腕を強く掴んできた。僕は腰を打ちつけた。

「も、出る……」
「いいですよ。出しちゃって」

 瞑っていた目が薄く開いてチラと僕を見た。イクのを我慢しているすごい色っぽい表情。また目を瞑り、眉を寄せる。イカせてあげるために手を上下に動かした。

「はあっ、あっ、あっ」

 白い液体が僕の手を汚した。



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