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ドッペルゲンガーくん おかわり(5/5)

2020.03.10.Tue.


 尾崎くんの指が俺の中で動く。指を抜いた尾崎くんは、その手でコンドームを取った。俺はそれを横取りしてゴミ箱に捨てた。

「今日はいらない、そのままがいい。生で尾崎くんを感じたいんだ」

 尾崎くんを抱き寄せながらベッドに倒れ込む。俺の耳元で「いいの?」と尾崎くんが囁く。俺の返事は「早く」。

 俺の中に尾崎くんが入ってくる。自分で足を抱え持ち、その進入を手伝った。押し広げられたソコ。弾力はあるが、芯を持って硬いものがズブズブ中に埋もれていく。入れられただけでイッちゃいそうになる。

「平気? 動くよ」

 少し擦れ気味の尾崎くんの声。すぐ目の前に切なげに目を伏せた尾崎くんがいる。セックスしてるときの尾崎くんは超かっこいい。俺のために汗をかいて一生懸命体を動かす。その姿を見るたび、俺は尾崎くんに惚れなおしてる。

 尾崎くんがゆっくり腰を動かした。中を擦られ、そこから快感の熱が全身に広がる。

「ふ…っ…あ……あぁ……もっと、尾崎く……」
「もっと? 気持ち良くしてほしいの?」
「うん、ほし……い、もっと、動いて……」

 まだ尾崎くんの大きさに慣れたわけじゃないけど、今日はめちゃくちゃにして欲しい気分でせがんだ。ローションでたっぷり中を濡らしてもらったし、多少きつくても大丈夫なはず。

 いくよ、と前置きして尾崎くんは腰を動かした。最初は徐行みたいなスピードだったけど、だんだん勢いに乗って速くなる。抜き差しされる肉の摩擦につられ、ローションもグチャグチャと音を立てる。なんかすっげーやらしい音。

「んあぁっ、んっ……そこ、きた……」
「ここだね」

 含み笑いで尾崎くんが言う。本腰入れて突きあげてくるものが、やたらめったら俺の前立腺を押して擦って刺激する。ビリビリと火花が散るような快感の稲妻が俺の体を走りぬける。こうなったらもう尾崎くんのペースだ。

「あぁっ…はぁっ…あんっ…や…そこ、いいっ……尾崎く…んっ…そこ、もっ…してっ……もっと…あぁんっ…んっ……ぁあっ」

 俺はただ、快楽を貪るだけの淫乱な生き物になりはてる。意識がぶっ飛ぶほどの快感に怯えながら、もっと欲しいとおねだりして尾崎くんを締め付ける。

 尾崎くんもそれに応えるように腰を振る。パンパンと肉のぶつかる音がする。ローションと精液と汗とで、音が少し湿ってる。

「もぅ…あ…っ…はぁ、あん…い、い……あぁん…んんっ…おざき…く、ん…気持ち、いいっ…やっ…あっ…あぁっ…」
「ここ、自分で触って」

 尾崎くんに手をつかまれ、導かれた先は俺の胸の上、指先に当たる小さい突起。

「そこ、触られるの好きだろ? 自分でいじってごらんよ」

 俺の腕から手をはなすと、尾崎くんはさらに激しく腰を動かした。息もつまるほどの深い挿入。ぎりぎり先っぽだけ残して外に出る、その直後ズドンと俺の直腸をえぐるように突きあげる。冷静でいられるわけないんだ。

 言われた通り俺は自分の乳首を弄った。ぷくりと立ち上がったそれを指の先で弾いたり摘んだりする。それを尾崎くんに見られてると思うと余計に興奮する。

「すごくやらしい顔してるよ……自分でわかってる?」
「わかん…な…っい…んあぁっ…あんっ、あっ、あ、んんっ」

 もうなにがなんだかわからない。俺の顔? そんなの知らないよ。尾崎くんのほうこそ、イクの我慢してるみたいな、すっごいエロい表情してる。それ見たら切ない感じになって、俺の尻に力がこもる。股間のものが痛いくらい張れ上がって、先っぽがジンジン熱く熟れる。

「君がそんなだから、僕も理性を失ってしまうんだ」

 言葉のリズムに合わせて尾崎くんが俺を責め立てる。頭の中は霧がかかったみたいに、真っ白になっていく。

「あふっ…っ…んんっ…もうやっ…だめ、イッちゃう…俺、イク…おざきく…いっしょに…イッて…あはっ…あ、んっ、イッて…いっしょにイッ…っ…!」

 俺がイクのとほぼ同時に、俺の中の尾崎くんがぐっと力を入れたのがわかった。俺の中に尾崎くんの精液がドクドクと注ぎ込まれる。生でないと味わえないこの感覚。あとが面倒だとか関係ない。尾崎くんのものを体で受け止める、それがたまらなく嬉しい。

 最高……俺たち、相性ばっちりじゃん。

 今度は俺が腕枕をして、ベッドの上に寝転がっていた。尾崎くんは満たされたような、少し眠たそうな顔をしている。可愛くて抱きしめる。すっぽり俺の腕に収まる体。二度と離したくない。誰にも渡したくない。

「そういえば、優菜となにをあんなに楽しそうに話してたんだよ。二人で笑ってたじゃん、俺ちょっと嫉妬しちゃったんだけど」

 いま思い出しても、相手が優菜だってわかってても嫉妬する。

「ああ、あれ? 君の癖について話してたんだ」
「俺の癖?」
「君は嘘をつくとき声が裏返るんだ。覚えてないか? 初めて君が僕に声をかけてきたとき、あのときも声が裏返ってた。わかりやすい癖なのに本人は気付いてない。だから簡単に嘘を見抜けるって話してたんだ」

 そんな癖、あったなんて知らなかった。どうりで優菜が俺の嘘を見破るのうまいわけだよ。

「僕たちが仲直りできたのは優菜のおかげだ。お礼言っておいて。ついでに僕も少し言いすぎたと謝っておいてくれ」

 ん? いま、優菜って呼んだ?

「ちょっと待てよおい。どうして尾崎くんが優菜って呼ぶんだよ。こないだ会ったばっかなのに、しかも喧嘩してたくせにおかしいじゃん」
「やきもちか? だったら僕は来栖さんって呼ぶよ」
「違うよ! 俺のことも壮也って下の名前で呼べっつってんの!」

 いまだに俺のことは「あんた」とか「今田」って呼ぶくせに! 喧嘩したことで優菜と友情深めたのか? だからって俺より親しく呼び合うなよな!

「わかったわかった、だったら君も僕を悟って呼べよ」
「当たり前だっつーの! 言われなくても悟って呼ぶっつーの!」

 膨れっ面をする俺に、尾崎くんが苦笑する。

 喧嘩して俺たちはさらに仲良くなった、気がする。雨降って地固まるってやつだな。ついでに綺麗な虹も出てたらいいな。




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コメント
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ゆい様

コメントありがとうございます!
楽しんでいただけましたか?だとしたらすごく嬉しいです!こちらこそありがとうございます!
久しぶりに読み返したら、これを書いていた当時のほうが今よりピュアだったような気がしますwなんかちょっと恥ずかしい( *´艸`)
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ゆい様

リクエストありがとうございます!私のなかで埋もれていた話を思い出させてくださってありがとうございます!w
続編は書けると思います!というかもう、新入社員、目撃者視点って時点で大筋はできたようなものです!ありがたい!
最近昔の使いまわしばかりで書いていなかったのでちょっと不安ですが、さっそく書き始めたいと思います。しばしお待ちくださいませ^^
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ゆい様

更に詳しく!ありがとうございます!^^めっちゃ書きやすいですw
もちろんファンタジーだという前提で痴漢は集団に限りますね。1対1より私は集団でよってたかってが好きです。ちゃんと最後気持ち良くなって疼きエンドが良いです。王道~!

自粛ムードですから少しでもご自宅で楽しんでもらえるように頑張ります!!
完成までお待ちくださいませ^^

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