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誠意の見せ方(3/3)

2019.08.22.Thu.


 また指の動きを再開した。義兄の足は開きっぱなし。閉じる気配はない。俺を受け入れる覚悟ができたらしい。

「もうお義兄さんのなかに入りたいんですけどいいですか?」
「ここまで好き勝手やったんだ。いまさら俺に断りを入れるな」
「それもそうですね」

 膝の裏に手を当て持ち上げた。義兄のペニスは再び勃起していた。指で解した穴はヒクついている。それを見たら喉が鳴った。

「今回はいいですけど、次はちゃんと俺に入れてって言ってくださいよ」
「次はって……!」

 義兄の穴にペニスをあてがい、腰を押し進めた。きつい括約筋を割って亀頭が押し込まれる。

「奥までいきますよ」

 さらに腰を押しつけた。陰茎の見える部分が徐々に少なくなっていく。女より穴の具合が良くてズブッと串刺しにしたあと高速ピストンしたい衝動を抑える。義兄は辛いようで顔を歪ませていた。

「全部入りましたよ。根本までグッポリ。ほら、触って」

 義兄の手を取り結合部を触らせた。隙間なく蓋をされている場所を手で確かめ、義兄は顔を赤くして、色っぽく息を吐いた。

「最初はゆっくり動きます。さっき指で触ったところ覚えてます? あれを思い出してください。そこを擦られる感覚に集中して。一緒に気持ち良くなりましょう」
「君は……本当にこういうことに慣れているんだな」
「男とするのはお義兄さんが初めてですよ」
「怪しいもんだ」

 ふん、と顔を背ける。いちいち仕草がかわいい。

「ほんとですって。俺、女にもモテないですもん」
「既婚者なんだからモテなくていいだろう」
「お義兄さんにはモテたいな。なんちゃって」
「……ばか」

 呟いた「ばか」があまりにかわいかったので俺のちんこはちょっと大きくなった。義兄は眉を顰めた。お義兄さんがかわいいのが悪い。

 チュッチュとキスをしながらゆっくり腰を動かした。何度か擦っただけで出そうになる。他のことを考えなくちゃ。えーと、あの品行方正な義兄がいまは俺の下でケツにちんこ咥えこんでんだよな。股おっぴろげて。……逆効果だ。

 少し腰の動きを速めた。もう俺がもたん。

「んっ……はぁ……はっ……ああ……」

 義兄の口から漏れてくる息遣いもエロい。

「も少し、早くしますよ」

 義兄はこくんと頷いた。大きい動きを意識して出し入れした。グチョグチョと中でローションが掻きまわされる音がする。これもう女とするセックスとかわんねえな。

「はあっ……はっ、んっ……うぅ……ん……ッ」
「さっき俺が触った場所、覚えてます? あそこが熱くなってきたでしょ?」
「……ん……なってきた……」
「その調子でずっと集中して」

 前立腺の場所を意識しながらリズムよく義兄のなかを突く。一突きごとに義兄の表情が変化していく。不安と緊張で硬かった顔が、だんだん蕩けて、切なげに、エロく変わっていく。最高の眺めだ。

「あ、はあっ……はぁんっ……あっ」
「いい感じにトロトロになってきましたよ、お義兄さんのなか」
「そんなこと……いわなくて、い……はぁっ……あ、うっ……んっ、ああっ……」
「お義兄さんの顔も声も体も、全部エロい。普段のお義兄さんからは想像もつかないな。もっと乱れるところを見せてくださいよ」
「いや、だ……そんな……恥ずかしい……」

 口元に手をあて、消え入りそうな声で言う。そんなの見せられたら腰の動き止まんないじゃん。

 義兄の足をさらに押し上げた。ほとんど体を曲げたような格好にさせ、上から叩きこんだ。

「んっ、うっ、あっ、あっ、きつ……い……んあぁっ! あっ、いや、やめっ……尚之くん……いやだっ、この格好……! あっあんっ、深い…奥まで当たってる……!!」
「このまま結腸責めしちゃいます? 男の子宮口、俺のちんぽで突きまくって精子注ぎこんであげますよ」
「なに、言って……! んっ! あんっあっ、いやっ、ああぁっ……ふかいっ、いやっ、あんっ、やだぁっ……! 腰、止めてっ……はぁ、ああっ! あっあっあっ! やっ、あんっあんっ!」

 お義兄さん、もう声止まんないって感じだった。枕を必死に掴んで、イヤイヤするみたいに首を振る。俺ももう止まんなかった。義兄を気遣う余裕もなく一心不乱に腰を振った。義兄の奥深くへ穿ちこんだ。

「いやだっ、尚之くん! 止めろ!! あぁっ、あっ! やぁっ、出る! 出るぅ…あっ、あぁんっ、やだっ、こわい…! こんなの、知らなっ……気持ちいいの、止まらない…! 尚之くん、出るからっ! あぁぁっ、あっ、あんっ、イクッ、イッ──ッ!!」

 ギュッと義兄のなかが締まった。

「うっ、きっつい…!」

 義兄は体を硬直させながら果てた。ペニスから吐きだされた精液が義兄の顔めがけて飛んでいく。義兄のお綺麗な顔がいまやザーメンまみれだ。エロさ増し増し。

 口で荒い呼吸をしながら義兄はうっすら目を開けた。蕩け切って焦点が合ってない。唇を伝う精液を、たぶん何かわからず舐めとった。

「どうでした? 気持ちよかったでしょ?」
「ん…気持ちよくて……おかしくなりそうだ……」

 夢見心地な義兄の受け答え。まだ強い快感が抜けきっていない証拠。無防備な義兄はかわいかった。

「もうちょっと付き合ってくださいよ」

 義兄の両手首を手綱のように掴んでピストンを再開した。イッたばかりの義兄には刺激が強すぎるようで泣くように喘いだ。

「イ、いいっ──ッ、あっ、や──ッ!! まだ動くな、や……! あっあぁっ! い、あぁ! あぁっあっあぁぁん!」

 痛いほど中が締まる。俺も長く持たない。

「大丈夫ですよ、もう終わりますから」
「終わって……くれっ……! 早く、イッて! だめっ、あっあっあぁんっ、おかしくなるっ!!」

 取り乱す義兄を見ながら、遠慮なくたっぷり中出しさせてもらった。

 ¥ ¥ ¥

 その後、義兄を腕枕しながらイチャイチャピロートーク。 

 なんてするはずはなく、俺はまた床に正座させられていた。

 シャワーを浴びてすっきりした義兄は、ベッドに腰かけ鬼の形相で俺を睨みつけている。

「義理の兄弟でこんなこと……! 深雪に顔向けできなじゃないか!」
「別に普通にしてればいいんじゃないですか」
「ずいぶん慣れているようじゃないか。今回が初めてじゃないな? やっぱり君、浮気の常習だろう!」
「そんなことないです。本当にお義兄さんが初めてですよ」

 素人相手にセックスしたのはこれが初めてだ。風俗なら何度もあるけど。俺の性欲が強すぎて、深雪が毎回は無理!と音を上げ、風俗通いはOKになった。

「このことは絶対深雪には言うな」
「言えるわけじゃないじゃないですか。俺たち共犯ですよ、お義兄さん」
「気持ち悪い言い方をするな」
「またしましょうよ、俺たち体の相性良かったし」
「馬鹿か?! 正気か?!」

 義兄が目を剥く。ここで素直に「気持ちよかった、またしたい」と言える義兄ではないのだ。

「お義兄さんが相手してくれなかったら俺、他の女と浮気しちゃうかもしれないなー。そんなことしたら深雪が悲しむだろうなー」
「……我慢すればいいだけの話だろう」
「我慢できないから、こういう事態になってるんですよ。また美人局に引っかかったらどうしよう。深雪、泣いちゃうだろうなー。かわいそうだなー。お義兄さんは深雪が悲しんでもいいっていうんですかー?」
「俺を脅しているのか?」
「違いますよ。俺のだらしない下半身をお義兄さんが見張っててくれれば深雪は悲しまない、俺もお義兄さんも気持ちいい、誰もがハッピーって話です。正直に言うと俺、お義兄さんとこれっきりにしたくないんですよ。お義兄さん、すっごいかわいかったから。今まで知らなかった一面を知れて嬉しいっていうか、もっと仲良くなれるんじゃないかって思ってるんです。お義兄さんにももっと俺を知ってもらいたいし、もっとかわいいとこ俺に見せて欲しいんですよ。お義兄さんなら俺のわがまま全部許してくれるって期待しちゃってるんですよね」

 義兄のやり方をまねて矢継ぎ早に言いながらじりじり近づいた。足を組んだ義兄の膝にキスした。義兄がうろたえる気配。上目遣いに見つめると、義兄は俺から目を逸らした。

「た、確かに、どこの馬の骨ともわからん女に引っかかるくらいなら、俺が君を見張っているほうがいいかもしれんな」
「そうでしょ。お義兄さんと仲良くなれば深雪も喜びますし」
「深雪のためなら、仕方ない」
「俺と仲良くしてくれるってことですか?」
「仕方なく、だ。また仕事中に呼び出されるのは困るしな」
「じゃさっそく都合のいい日、教えてもらえません?」
「……週末、俺の家に来ればいい。住所は知っているだろう」

 これってお泊りのお誘いだよな。我慢しきれず義兄を押し倒した。

「おい、もう今日は無理だ!」
「わかってますよ、キスだけ。お義兄さんかわいい。俺もう、あんたにメロメロだよ」

 こうして俺と義兄のいけない関係が始まってしまったのだった。





また明日も更新いたしまーす!\(^o^)/
書くのも楽しい、読むのも楽しい。毎日充実している気がします!
ちょっと暑さもマシになってきた?!ような気がしませんか??
秋が近づいているのは嬉しいですね。夏って一年でやたら長く感じます。
まだ残暑きびしいですので皆さま体調管理しっかりと!夏を乗り切りましょう!
ではまた明日~^^

あっ、試しに人気ページランキングを作ってみました。
サイドバーにあるやつです。トップ20まで見られます!

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コメント
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お返事
いけだ様

コメントありがとうございます~!!
ノンケ受けは良いですよね~(しみじみ)恥じらいがあるもの。
今回は攻めもノンケというBLの王道でした。
攻めは経験豊富でウケはあんまり経験なさそうなところがポイントです笑
この設定が好き(´▽`)

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お返事
ui様

コメントありがとうございます!
本当だ!冒頭だけ読むと義兄のほうが攻めっぽい!
年下攻めが好きすぎて、年の差カップルは年下攻めがデフォになってますw年下が敬語交えながら責めるの最高。お堅い人が「君!やめないか!」っていうシチュも大好物です。
続編希望!リクエスト頂戴しましたー!ありがとうございます!読みたいって言ってもらえるのは本当に嬉しいです^^
ちょっとお待たせするかもしれませんが、必ず書きますね!ありがとうございます!!


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