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若気の至り(3/3)

2019.08.14.Wed.


 望月は前立腺を弄りながら、俺のちんぽも擦った。その間もずっと体中にキスしたり舐めたり甘噛みしたりする。マメな奴だ。

 受け身のセックスなんてしたことがないから、最初は慣れなかったけど、だんだんそれが良くなってきた。甘やかされてる感じが、心地よい。単純に奉仕されるのは、気持ちいい。

「なあ……まだ……?」
「そろそろかな」
「じゃ、早くしろよ……、俺またイキそうなんだけど」
「かわいくおねだりできたら入れてやるよ」
「どんなアホ面で言ってんの?」

 はは、と笑った望月の亀頭が俺の尻にあてがわれる。ぶにゅう、と形を変えて俺の狭い穴のなかに入ってくるのがわかる。あ、この重量感やばい。俺のケツが壊れる。

「あ、ま、待て、ゆっくり!」
「これ以上ゆっくりは無理」

 腰を引きよせられた。グググと力強いそれが俺の中をこじ開ける。望月が充分に解してくれたおかげで痛みは少ない。でも中から内臓を押し上げられるような感覚は正直恐怖だった。

「うううっ、ムリ、やっぱムリムリムリムリ!!!」
「無理禁止」
「うああぁ……ッ! あ、あ、あ、ぐううぅ……!」

 岩にしがみついた。ぎゅっと硬く閉じた目から涙がちょちょ切れる。犯された。男にちんぽ突っ込まれた。処女喪失! 男なのに!! なにが夏だ。なにが海だ。男にハメられるなら恵理ちゃんにハメたかったっつーの!!

「全部ッ、入った……っ」

 背後ではあっと大きく呼吸する音が聞こえた。言葉通り、ぎっちぎちに他人のちんぽがなかに詰まってる。異物感しかない。

「動くなっ、動くなよ!」
「ダチョウ倶楽部かよ。そんなすぐには動かさねえよ。ちょっと俺の形に慣れてからな」

 俺の形に慣れてから? エロい言い方してんじゃねえ。

「ちょ、春夫、締め付けんな。痛いから」
「締め付けてねえし」
「キツいって。食いちぎる気かよ」

 望月はなんだか楽しそうだ。そりゃそうだろう。突っ込まれる方じゃないからな。機嫌よく俺の髪とか背中にキスの雨を降らせる。

「ん、あっ」

 肩甲骨を舐められたとき、声が出た。

「ここ、感じる?」

 また舐められる。

「ちょ、やめっ、あっ、やっ」

 勝手に声が出て勝手に背がしなる。それを見逃す望月じゃない。肩甲骨のあたりを舐めながら、両手で俺の乳首も弄った。

「ずるいっ、反則だろ、それ、あ、ああっ、ん、や、ああっ」
「敏感だな。やりがいあるわ」

 指で乳首を摘まむ。弾く。押しつぶす。捏ねる。

「やあっ、あっ、あんっ、だ、やだっ、望月、あんっ、やめ、あっ、やだって、もうっ」

 しつこく責められて、全身性感帯になったようだった。逃げて体をくねらせる拍子に、なかの望月がずるっと動いた。

「ひ、アッ──!!」

 ビクン! と体が硬直したようになった。

 さっき散々いじくられた前立腺に望月のちんぽがゴリっと当たった。おし/っこ出そうな感覚というより、射精したい感覚に近い。放置されてた俺のちんこがビンビンに再復活するくらい。

「いまの声。前立腺に当たった?」
「──当たった」

 うんうん頷く。

「どうだった? 良いだろ?」
「良すぎて、怖い」
「ははっ、もっと良くするから安心して俺に任せろ」

 腰を掴まれた。中で望月がポジションを確認するみたいに身じろぎする。あんなにあった異物感がいつの間にか薄れている。俺を串刺しにするその存在感に期待している。

「動かすぞ。痛かったら言えよ。止めねえけど」
「止めねえのかよ。じゃ言うなよ」
「一応な。これでも春夫に優しくしてやりてえと思ってんだよ。でもちょっと俺が限界ぽい」

 なかで望月がビクビク震えている。限界ってそっち?

「だったらさっさと動かせよ」

 ん? なんだこの感じ。さっきは甘やかされて気持ち良いと思った。んでいまは、望月を甘やかしてやりたいっていうか、もう限界の望月がなんか妙にかわいいって思ってる。

 セックスって怖いな。たとえ過ち、勢いだったとしても、肌を合わせたら男相手でも情が湧いちまうんだから。

 ずるっと中の望月が引いた。せっかく入ったものが出てしまう、と反射的に尻を締め付ける。今度はズンと奥に押し込まれた。

「んあぁっ」

 前立腺に当たって声が出る。その後何度かゆっくり出し入れされた。痛みはない。辛くもない。内側からちんこがジンジン熱くなる。触られなくても大きいまま。腰の動きに合わせてブルンブルンと揺れる。我慢汁が糸を引いて撒き散らされる。

「んっ、んんっ、あ、あん」
「春夫、気持ちいいか?」
「いいっ、なんかよくわかんねえけど、きもちいいっ」
「おまえの中、トロトロだぞ」
「まじ? 望月も、きもちいいっ?」
「うん。やばい」
「よかった……あっ! そんな、強くすんな……! あっ、はあ、あっ、あぁんっ」

 グポグポってえぐい音を立てながら望月がピストンする。望月のちんこがめちゃくちゃ熱い。

「ひっ、い、あぁんっ、やだ、待って、強い、ちんぽ強すぎ……!」
「言ったろ、もっと良くしてやるって」

 グインッと中で旋回される。あ、イッた、と思った。頭真っ白になって何も見えなくなったから。でも俺はまだイッてなかった。

「ほら、もっと声出してどこがいいか言ってみな、春夫」
「い、アアッ──もち、づき……や、あ、ちんぽだめっ、ちんぽやだっ」
「やじゃないだろ、素直じゃないな」

 こっちはどうだ? と望月は俺のちんこを握った。その瞬間、俺は勢いよく射精した。それこそ、限界まで水を溜めこんだ風船が破裂するみたいに。

「イッ──ア、アア──ッ!!!」

 尋常じゃない快感がつま先から頭のてっぺんまで走り抜ける。ビクビクと痙攣が止まらない。

「春夫?」

 異変を感じた望月が顔を覗きこんでくる。その動作で中を擦られ、また軽くイッた。

「や、め──ッ、動くの、やだ、また、イクッ、あ、アアァ……ッ!!」
「大丈夫か? もしかしてイキっぱなし?」

 ガクガク頷く。体から力が抜けない。望月を締め付けてまた達する。ずっとイク感じが続いて体の制御が利かない。怖い。

「ふ、あ、ああ……望月、俺、あ、どうな……あ、ああぁぁん!!」

 ちんこを扱かれて、限界突破の快感に悲鳴をあげる。プシュップシュッとわずかな量の精液が噴き出た。

「やだ、やめ、望月やだ、ちんこしごいちゃ、や、あっ、あん、だめっ、やめろって」

 涙が溢れ、鼻水が垂れる。口の端から涎がとまらない。

「すげえ。イキまくってんな。締め付けがきつい。もうちょっと緩めらんない? 動けないから」
「わかんな、あっ、動くなっ、はぁん、やだって、動くの、またイクからっ」
「春夫、俺もイク。こっち向いて」

 顎を掴まれ振り向かされた。涙と鼻水と涎、いろいろ混ざった口元をべろりと舐めて、望月は俺にキスした。入ってきた舌は、やっぱりしょっぱかった。望月の体はどこもしょっぱい。

 強い力で抱きしめられた。体の奥のほうで熱い液体が噴きあがる。俺のなかに吐きだされた望月の精液。宇宙どころか天国を感じながら、俺は気を失った。

 ~~~

 煙草のにおいで目が覚めた。さっきの岩場。日影になったところで望月に抱っこされながら座っていた。俺に気付くと望月は煙草を消した。

「大丈夫か?」
「ん、まあ」
「水飲め。のど乾いてるだろ」
「あ、ありがと」

 受け取って水を飲む。俺が気絶しているあいだに、望月は一度テントに戻ったらしい。

 なんかすっげえ気まずい。友達とセックスしちゃったし、めちゃくちゃ気持ちよくて気持ち悪いぐらい喘いだ気がするし、最後失神してるし。

「あ、結衣たちは?」
「あっちも楽しんだみたいだぞ。ふたりでコンビニ行ってくるって、さっきイチャイチャしながら出かけた」
「まじか」

 結衣のやつ。俺が初彼のくせに、2人目は女とヤルとか。どういう貞操観念しとんだ。俺も人のことは言えないけど。

「もう大丈夫だから」

 いつまでも望月に抱っこされたままなのも変だし体を離した。ケツにものすごい違和感があった。まだ望月がなかに入ってるみたいな感じ。

「なんか無茶してごめんな。気持ち良くてつい、我を忘れたっていうか」
「いや、俺も良かったし。ていうか俺こそ気持ち悪いもん見せて悪いな」

 望月が首を傾げる。

「だって俺、女みたいに喘いでたろ。ドン引きしたんじゃね」
「なんだそれ。エロくて歯止め利かんくなったわ。春夫のほうこそ、男もいける俺にドン引きしただろ」
「それは別に」

 いつどこで誰とっていうのはちょっと気になるところではあるけど。

「引いてない?」
「ぜんぜん」
「じゃ、また今度気が向いたらやろうよ」
「えっ」
「恵理たちも、一回限りにするつもりはないみたいだしさ。ま、春夫が嫌なら無理にとは言わないけど」

 見透かしたような望月のにやけ顔が腹立つけど、「嫌じゃない」と俺は答えていた。望月の笑みが濃くなる。

「なあ、これ、俺が吸ったせい?」

 乳首の横をすいと指で撫でられた。言われてみると赤いし、ちょっと痛い。

「岩でこすったっぽい」
「痛い?」
「ちょっと」
「どれ」

 望月の顔が近づいてくる。擦り傷をぺろりと舐められた。ぞくぞくする俺の反応を見て望月はにやっと笑った。腰を抱きよせ、乳首に吸い付く。

「ちょ、もうやめいっ」
「まだ恵理たちは帰ってこないよ」
「そういう問題じゃないって……アッ」

 かりっと軽く噛まれて変な声が出た。

「今度いつスワッピングする? あんま待てる自信ない」
「知るかよ、そんなこと。結衣たちが本当にしたいか聞いてみないと……って、どこ触ってんだよっ」

 ちんこを揉む腕を掴む。もう勃起してる。俺だって、長く待てる自信ない。





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コメント
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お返事
21:54の方へ

コメントありがとうございます!
多数のストックなしで一ヶ月以上連続で更新したのはたぶん初めてのことで書き続けられた自分に驚きました!なにをしてなにを見ても小説のネタに思えて来て、あの期間はアドレナリン出まくりの楽しい期間でした^^
いまはもうでがらし感がすごいです。

悩むノンケも良いけど、流されるノンケも良いですよね~。短編にこだわると流されノンケは書きやすいのでより愛しいです。
この話はとくに両方ノリでやることやっちゃう2人だったのでめちゃ書きやすかった思い出。またノンケ同士の事故書きたいです。
またこれからもお暇な時にのぞいてやってください!ありがとうございました!!

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