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Tedious story(10/15)

2018.11.22.Thu.


 純がスマホで調べた近場のホテルに直行する。まだ日が出ている明るいうちから、男子高校生を隣に乗せてホテルに乗り込む。須賀が住んでいる近くで純とセックスすることに興奮を覚えている。

 ホテルの部屋に入るなり、純を抱きしめてキスした。服を脱がしてベッドに押し倒そうとしたら「シャワーが先」と純は腕からするりと逃げた。

「あとでいいだろ」
「だめだよ。準備があるんだから」
「そんなの必要ない。ゴムを使えばいい」
「俺が嫌なんだって」

 ヒラヒラと手を振ると純はバスルームへ消えた。シャワーの音が聞こえてくる。頭のなかで純の白い裸体がちらつく。我慢できなくなってバスルームへ駆け込んだ。

「待てない、無理だ」
「そんなに興奮してんのって、やっぱ須賀さんのせい?」
「かもしれない」
「俺のせいじゃないんだ。残念」
「すまん、違う、お前のせいだ」
「謝られたら余計に傷つく」
「どうしたら許してくれる」
「俺とやりたいから許して欲しいだけでしょ?」
「純……! いまの俺に言葉遊びしてる余裕はないんだ」

 なにを言っても純に言い負かされる。それがもどかしくて大きな声が出た。

「じゃあ、俺のせいで余裕がないんだってこと、証明してよ」
「どうやって?」
「そのくらい自分で考えなきゃだめだよ」

 純は俺に背を向けシャワーを浴びた。純の背中。腕が動くたびに肩甲骨が動く。背を丸めた時には背骨が見えた。引きしまった臀部。細く長い足。涎が出るような均整の取れた肉体。

 俺は床に膝をついた。純の尻たぶを親指で広げ、その奥の窄まりにキスした。

「今井さん」

 優しい声がシャワーとともに降ってくる。

「服、濡れちゃってるよ」
「構わない」
「このあと須賀さんに会いに行くんだよ」
「須賀より、お前を抱くことのほうが大事だ」

 襞を舐め、舌を尖らせて先を中に入れた。

「ほんとはさ、家出る前に、ちゃんと準備してきたんだよ、俺」

 奥まで舌を差し込む。跪いて純の尻に顔を突っ込む自分はまるで犬みたいだ。

「今井さんが須賀さんに興奮してんの見て嫉妬しちゃったんだ。だから今井さんに意地悪したくなって、わざと焦らした」

 中を丹念に舐めた。舌の付け根が攣りそうになりながら、純のなかを押し広げる。

「他の男のことなんか忘れるくらい俺に夢中になって欲しくてさ。今井さんのこと、全部俺のものにしたいんだ」

「俺はもうとっくに、お前のもんだ」
「まだ足りないよ。俺って欲張りだから」

 純に手を取られて立ちあがった。俺の首に純の腕が巻きつく。純の体を抱きよせてキスした。下腹部に純の勃起したペニスが当たる。

「ベッド行く?」

 囁くような純の声に、俺は子供みたいに頷いた。



 純の舌がペニスから離れていく。完全に勃ちあがった俺のものに、純はコンドームをつけた。

「今日は俺が上ね」

 コンドームにローションを垂らし、純がその上に跨る。ゆっくり俺のペニスを中に埋めていく。少し苦しそうに純の顔が歪む。

「痛いのか?」
「最初だけだよ」

 全部を収めると純は大きく息を吐いた。

「ゆっくりすれば、そんなに痛くないから」

 純が腰を揺らす。最初は慣らすように前後に。俺と目が合うと悪戯っぽく笑ってキスしてくる。純とのキスは気持ちいい。逸って腰を突き上げたら、乳首をギュッと摘ままれた。

「痛い」
「俺のなかにいること、もっとちゃんと感じてよ」
「感じてるよ。気持ち良すぎてもう出したいくらいだ」
「今日は俺を気持ち良くしてくれなきゃだめだよ」
「わかってる。前立腺だろ」
「さっき俺の言うこときいてくれるって約束したよね」
「何をすればいい?」
「俺より先にイッちゃだめ」
「無理だ」
「先にイッたら、今井さんとはもう二度とやらない」
「純」
「情けない声を出してもだめ。約束だからね」

 純は上下に腰を動かし始めた。ベッドのスプリングを利用して跳ねるように腰を振る。俺が動けばまた乳首をつねられるかもしれない。だから腰に手を添え、上下運動を手伝ってやった。

「はっ、はあっ、はあっ」
「きつそうだな、俺が動いがほうがよくないか?」
「ううん、今井さんが入ってるだけで、気持ちいい」
「ほんとかよ」
「体熱い」

 純が抱きついてきた。本当に体が火照っている。

「もう少しこのまま」

 中が収縮して俺を締め付ける。それを何度も繰り返す。腹に挟まれた純のペニスは勃ったまま萎える様子はない。本当にこれで気持ちいいらしい。

「純、俺が限界だ。動いてもいいか?」
「いいよ、ゆっくり」

 純の体を抱えたまま腰をあげた。そのまま体勢を入れ替え、純を下に、俺は上になった。

「前立腺てとこに当てればいいんだろ」

 言われた通り、優しく撫でるように純のなかを動いた。入り口に近い場所を擦ったとき、純の眉がピクッと動いた。

「ここか?」
「わからないけど、たぶん、そのへん」
「痛くないか? 擦りすぎると痛くなる奴もいるらしい」
「よく知ってるね。もしかして調べたの?」
「ああ。お前を気持ち良くさせてやりたくて俺も調べた。昨日はお前に断れて暇だったからな」
「昨日は学校の奴らと遊ぶ約束してあったんだ。別に断っても良かったんだけど、今井さんは焦らされたほうが興奮するタチだと思ってさ」
「お前は俺のこと、なんでもお見通しなんだな」
「俺もずっと今井さんのこと考えてるからね」

 嘘か本当かわからない言葉。真に受けちゃいけないと思いつつ、喜んでしまう。信じてしまいたくなる。

「俺が嘘ついてると思ってるでしょ」
「思ってない」
「今井さんの顔見りゃわかるよ。最初に今井さんのこと騙したから仕方ないけどさ。俺もう、今井さんに嘘はつかないよ」
「わかってる。本当に、お前が嘘を言ってるなんて思ってない」

 疑わしそうな純の目。純も俺が嘘をついていると思っている。お互いに相手の言葉が信じられないのだ。

「俺の言うこと信じてくれなくてもいいけど、今井さんのことを一番よくわかってるのは俺だよ。それは間違いない」
「そこは俺も否定しない」

 電車を降りた純に声をかけたあのときから、純は常に優位に立って俺を支配している。俺が欲しがる言葉をくれる。それを信じきれないことも見抜いている。俺の不安を楽しんでいるんだ、こいつは。

 前立腺と呼ばれる場所を擦るように腰を動かす。純は横を向いて目を閉じた。薄く開いた唇から吐息が漏れる。赤く色づいた白い体。きれいだ。

「気持ちいいか、純」
「気持ちいいよ」

 純のペニスを握って扱いた。熱くて固い。

「はあっ、ああ、気持ちい……、手、あんまやんないで……すぐイッちゃうから」

 すぐイカせたい。純が射精する瞬間を見たい。そのあと俺も出したい。

 ほんとはいますぐ思いきり腰を振りたい。でもそれをしたら俺のほうが先にイッてしまう。純に怒られて二度とさせてもらえなくなる。

 自分を押し殺して純の前立腺を責めた。純は嫌々をするように首を振った。

「んん! はあっ、あ、それ、ヤバ……そこっ、あっ、あ!」
「ここか?」
「い……っ、あ、ああぁ……! 今井さん、これ、やばい、気持ちいい……!」

 いつもの余裕ぶった純はいなくなっていた。俺の一擦りに声を漏らしながら中をギュッと締め付けてくる。ペニスは先走りをダラダラ垂らして震えていた。純もそれを触りたいらしい。伸ばした手を途中で止めて、縋りつくように俺の腕に爪を立てた。

「もっと、して……! 気持ちいいから、もっと、して、今井さん……!」

 切ない表情で言われて俺の理性も吹き飛んだ。足を掬い上げて、押しつぶすように純を組み敷いた。純の呻き声が聞こえたが無視して叩きこんだ。純の口を塞いだ。舌を奥まで差し込んで、貪るようにキスした。純が苦しそうに喘ぐ。呼吸も辛そうだ。

「あ、出、る……! はあっ、あ、あ、出る、今井さん……! 出る!」

 俺の首に抱きついて純は体を強張らせた。胸に生温いものがかかる。純の精液。純と抱き合ってそれを体に擦りつけた。純はとてもきれいな人間とは言いがたいが、純の体から吐きだされたものを汚いとは思わなかった。ゲロでも小便でも、純のものなら俺は平気かもしれない。

 純が俺の頬を両手で挟んだ。

「今井さんもイッていいよ」

 やっと許しが出て、俺も射精した。





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