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Tedious story(7/15)

2018.11.18.Sun.


「もういいだろ」
「まだ無理だよ……ちょっと、今井さん、まだ無理だって……!」

 手のローションをペニスに馴染ませて純の穴に捻じ込んだ。逃げようとする腰を引きよせてさらに奥へ侵入する。

「いっ……てえ…まじ痛いよ、今井さん」
「痛いの好きだろ」
「好きじゃないよ」
「マゾだろ、お前」
「どっちかって言うと、虐めて興奮するたちなんだけど」

 誰かを虐げる純を想像したら胸の底がカッが熱くなった。改めて言われるまでもなく、純はそっちのタイプだ。優位に立って人を弄ぶことが似合う。似合いすぎるほどに。

「女にされた気分は?」
「ウケる。今井さんじゃなかったら、絶対こんなこと許さないから」

 まだ言葉を操る余裕があるのか。

 一度抜いて純をひっくり返した。驚いた顔に少し胸がすく。純の足を持ち上げ、また突っ込んだ。

「ちょっ……、無茶しすぎ!」

 無理な態勢を取らせているせいか純の声は苦しそうだった。構わずに腰を打ち付ける。純の処女のケツの穴に、俺の汚れきった肉の棒を突き立てる。

「お前、本当に男とヤルのは初めてか?」
「初めてだよ」
「若松とも?」
「しつこいな、ほんとだってば。今井さん、処女厨っぽいもんね」

 なぜ見抜かれる。俺はそんなにわかりやすいか? 今まで付き合った女は三人。全員、男経験のない女だった。そういう女が好みだった。男慣れした女には興味がわかなかった。誰にも侵入を許さなかった場所へ、苦痛を伴いながら俺のものを迎え入れるときの女の表情にたまらなく興奮した。

 女とは数えきれないほどセックスをした純も、後ろは初めてだ。俺が初めての男だ。

 夢中で腰を振り、射精した。

 疲労した純の顔に安堵が浮かぶ。俺がまた腰を振り始めると、うんざりとした表情にかわった。苛立ちを抑えた純の顔。いままで付き合った処女の女たちとは違う反応。なのにどうして俺はこんなに興奮するのだろう。

「今井さん、いい加減終わってよ。疲れた」

 二度、抜かずに射精し終わった俺の腕を純が叩いた。

「お前はイッたか?」
「イケるわけないじゃん」

 挿入したまま純のペニスを扱いた。立派に育つ。これで何人の女を泣かせた。

「もっと、先っぽも扱いて」

 腕を枕にしながら純が俺に指図する。陰毛もそうだが、体毛が全体的に薄い。大人になってもあまり髭が生えないタイプだろう。

「そうそう、気持ちいい。大きな手で扱かれるのも悪くないね」

 手の中のものが熱く硬い。女みたいな見た目のくせに、こっちはちゃんと男らしい。

「今井さん、俺、もうイキそう」

 純の息遣いが荒くなる。平らな胸と腹が大きく上下している。

 入れたままだった俺のちんこがまた大きくなってきた。それを感じて純が俺を睨むように見上げる。

「また? もう勘弁してよ」
「一緒にイクか」
「俺はオナホじゃないんだけど」

 俺が腰を動かすたびに苦痛の表情を見せる。怒りと呆れ。結局諦めて純は目を閉じた。長い睫毛だった。射精の瞬間引き抜いて純の顔に向けた。知らずに目をあけた純は眼前に迫ったものを理解して慌てて目を閉じた。

 白い液体が純の長い睫毛にかかる。目頭のくぼみに溜まる。形のいい鼻に流れ、赤い唇に落ちた。

「今井さん、なんでこんなことすんの。顔射とか趣味悪すぎでしょ」

 文句を言う唇に精液が伝う。無事なほうの片目をあけて、純は俺の精子を舐めた。赤い舌が動く様にちんこの先がぴくりと動く。

 俺に精液をぶっかけられても、純はきれいなままだった。どうすれば純を汚すことができる? すでに汚れているからこのくらいでは損なわれないのか? それとも汚れたままでもきれいなのか? この程度では純を汚すことはできないのか?

「まあ俺もするのは嫌いじゃないけどさ」

 俺の体の下から純が這い出る。少しふらつきながらベッドをおりた。

「どこに行くんだ」
「風呂。疲れたからお湯張って浸かってくる」

 腰をかばうように歩いてバスルームへ行き、浴槽に湯を溜め始めた。その間にシャワーを浴びて体の汚れを落としている。尻のあたりで手を動かしているのは、俺の吐きだしたものを出すためだろう。

 シャワーが終わると純は湯船につかった。それを見たら急に疲労を感じた。俺もシャワーを浴びて湯船に浸かった。男二人ではさすがに狭いが純は文句を言わなかった。

「今日はもう疲れたから泊まっていかない?」
「学校は? 制服に着替えないとだめだろ」
「朝になったら着替えに戻るよ。ね、いいでしょ、今井さん」
「また俺にヤラれるかもしれないぞ」
「今井さんがしたくなったらしていいよ」
「本気かよ」
「今度はちゃんと前立腺に当てて俺を気持ち良くしてくれるならね」
「前立腺?」
「ここにあるんだって」

 浴槽のなかで純が距離を詰めてきた。俺の足の間に入り込んで股座に手を突っ込んでくる。純の指が俺の肛門に触れた。

「ばかっ、なにするんだ」
「触るのもだめなの?」
「冗談でもやめろ」
「でも、ここだって教えなきゃわかんないじゃん」
「いらねえよ、お前が勝手にそこに当ててくりゃいいだろ」
「指一本だけ、いいでしょ、今井さん、お願い」

 自分がどんな顔と仕草をすればいいのか、純はよく理解している。少し首を傾け、上目遣いに、くりっとした目で俺を見つめる。

「だ、だめだ」
「怖い? 指が入ったくらいじゃ、女の子にはならないから安心しなよ」
「やめろって、おい、純」

 純は至近距離で俺の目を見つめながら指をそっと入れてきた。バスタブのなか、逃げる場所もない。純の肩を掴んだ。細い体なのに押し返せない。

「ほら、第一関節まで入った」

 囁くような純の声。息が口元にかかる。

「やめろ、純……!」
「指全部入れたら、ご褒美にキスしてあげるよ」

 しゃべるそばから唇が少し触れた。ビリビリッと電気のような衝撃が走る。フェラをさせてセックスもしたのに、唇が触れ合ったくらいでなんだ。心臓が壊れそうになる。

「今井さん、かわいい顔するね」

 熱っぽい純の目が近づいてくる。ふわりと唇が触れる。さらに押し当てられてピタリと密着した。それと同時に指が奥まで入り込む。

 純の舌が俺の唇を舐める。歯をこじあけ、なかに入ってくる。ぬるりと熱い舌が俺の口のなかを舐め回した。

 純の指もなかで動いた。異物感しかない。純とのキスは気持ちがいい。それが指でいじられる不快感を打ち消す。

「う、もう、いいだろ」

 純の腕を押し返しながら顔を背けた。純とセックスしていたときのような高揚感と、射精後の疲労感が同時に襲ってくる。俺は息を止めていたらしい。胸を上下させながら呼吸を落ち着かせた。

「今井さんは誰かにそこ、触らせたことあるの?」
「あるわけないだろ」
「俺だけ? どうして触らせてくれたの?」
「お前がむりやり入れてきたんだろ」
「今井さんのほうが力が強いんだからいくらでも拒めたでしょ」
「知るかよ、疲れてたんだよ」
「俺が初めての男だね。嬉しいな」

 無邪気に喜んで見せる純とまともに目を合わせられない。汗がどっと噴き出てくる。

 純を拒めなかった理由。純にお願いされたから。きれいな目で。ご褒美が欲しくて。

 きっと全部、見透かされている。

 結局ふたりでホテルに泊まった。テレビを見ている純に欲情してまたセックスした。純は痛い苦しいと文句を言ったが抵抗はしなかった。がっつく俺を笑った。

「今井さん、俺に夢中だね」

 こいつの手中には落ちないぞと心していてもいつの間にか踊らされている。





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