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楽しいOB会!(2/2)

2015.02.16.Mon.
<前話はこちら>

 西山が店から出てきたのはそれから三十分が経った頃だった。クラクションを鳴らしてもらい、気付いた西山が乗り込んでくる。一気に車内が酒臭くなった。

「お前、相当飲まされたんじゃないのか?」
「このくらい平気。あ、車出して下さい」

 と西山は自分ちの住所を告げた。
 動き出した車のなかで、珍しく西山は静かだった。黙って窓の外を見ているだけで何も言わない。沈黙が気まずい。

「今日は悪かったな」
「中根くんが謝ることじゃないよ」

 相変らず窓の方に顔を向けたままこっちを見もしない。怒ってんのかよ。

「き――来てくれて助かった」
「もっと用心したほうがいいよ」
「うん」

 つったって先輩に誘われたら断れねえし、飲み会だったなんて知らなかったし。

「そういえば、あのあとってなにされたんだよ」
「いつものシゴキと似たようなことだよ。マスかかされたり、的当てさせられたり、あ、ケツにビール瓶突っ込まれたのは初めてだったけど」

 ケツにビール瓶……ッ!!

「ごめん」
「俺で良かったよ」
「えっ」
「されたのが中根くんじゃなくて、俺で良かった」

 そんなこと言われたらもう何も言葉が出なくなってしまった。
 酒のせいじゃない動悸で胸が苦しくなって、西山の家につくまでの間、そっけない横顔を何度もチラチラ盗み見してしまった。



 西山の家の前でタクシーがとまる。西山は俺の手を引いてタクシーをおりた。なんとなく逆らえなくて、遠ざかるタクシーを見送りながら門が開くのを待つ。開くと中に連れ込まれた。
 腕を引かれたまま西山の部屋に直行する。

「今日は泊まっていったほうがいいよ。中根くん酒臭いから家の人にバレたらまずいだろ」
「あ、ああ」
「もう遅いから風呂は明日でいい?」
「うん」

 着替え、と投げられたシャツを受け取る。西山は服を脱いだ。背筋の発達した背中はやっぱり怒っているように見える。
 モソモソ俺も着替えていたら綾瀬から電話がかかってきた。

『なんかあった?』

 とのんびり訊いてくる。着信に気付いて折り返しかけてくれたようだ。今頃だけど。

「あー、いや、もう大丈夫」

 おやすみと通話を切ると西山がじっと俺を見ていた。

「誰?」
「綾瀬」
「なんて?」
「西山の前に綾瀬に電話したんだ、繋がんなかったけど。それでなんか用かって」
「先に綾瀬くんに電話したの?」
「うん」
「なんで?」

 なんでって言われても……真っ先に西山に頼るのがなんか抵抗あったというか、恥ずかしくて出来なかっただけなんだけど。

 それを言ったらまた「なんで?」って聞かれそうで返事に困ってたら、

「なんで俺より綾瀬くんが先なの?」

 って俺の腕を掴んで真剣な顔で見下ろしてきた。
 まじな顔した西山はちょっとお目にかかれない。意外にも精悍で男らしくて別人みたいで緊張する。

「別にたいした意味はねえよ」
「俺には重要なんだけど」

 腕を掴む手に力がこもる。痛くて顔を顰めた。

「知らねえよ。ってか、なに怒ってんだよ」
「怒ってないよ」
「嘘付け、さっきからずっと不機嫌だろ」
「それは、怖かったから……」
「怖……なにが」
「もし俺が行かなかったら、中根くんが何されてたか考えて怖くなった。あそこにいる連中全員に殺意が湧いて、そんな自分にもぞっとした」

 顔を歪めるとそれを隠すように俺に抱き付いてきた。

「俺は人を殺せる人間なのかもしれない」

 肩口に顔を埋め、悲痛な声を吐き出す。自分の凶暴な一面に気付いてショックを受けているようだ。

 俺はため息をついた。西山は虫も殺せないような優しい奴だ。争い事が嫌いで、対立しそうになると自分が引いて相手に譲る。勝って相手を悲しませるくらいなら、自分が負けて損するほうを選ぶ西山が、そう簡単に人を傷つけられるわけがない。

「お前に人殺しなんかできるもんか」
「でも」
「お前、自分がヘタレだってもっとちゃんと自覚したほうがいいぞ」
「だけど」
「そういうヘタレてるとこが俺は好きだけど」
「……………………今ので勃った」
「はあっ?!」

 人が慰めてやってる時にこいつは!

「責任取ってよ、中根くん」

 顔を近づけてくる。いつになく情けない顔だったので、つい、キスを許してしまった。



 ベッドに寝そべる西山に跨って、さっきから俺はグチュグチュと尻穴を弄られていた。

「ふぁっ……あ、あっ……」
「まだ、もっと、キスしよう」

 誘うように啄まれて口を合わせる。舌を吸われながらローションと体液とでドロドロになった穴に西山の指が出入りする。

「んっ……ン……あ、あぁ……も、やだ…ぁ…」
「入れて欲しい?」
「ばか……っ……も、焦らすなよ……」
「中根くん、かわいい」

 すでにガチガチに勃起してる西山のものが後ろに宛がわれる。俺は体を起こしてゆっくりそれを体の中に沈めて行った。

「ん、あぁ……!」

 やっぱすごくでかくてきつい……! 内臓を圧迫されるような感覚に改めて西山のでかさを思い知る。

「全部入ったよ」

 西山の股間の上で呼吸を整える。西山は嬉しそうにニコニコして俺のちんこを扱いたり乳首を触ったりと忙しく手を動かしている。

「今日は中根くんに任せるから」
「えっ」
「中根くんの好きに動いていいよ。自分の気持ちいいところ、わかるだろ?」

 グッと力を込めて奥でちんこを膨らませる。なんか今日は一段とでかい気が……

「……きつい……!」
「やっぱり中根くんもそう思う? 今日はいつも以上に興奮してるせいだと思うんだけど。中根くんを傷つけちゃいけないから、自分で動いてくれる?」

 なんて俺を気遣うようなことを言ってるが、目はすっごく楽しそうでいたずらっ子みたいに輝いてる。

 でもこの凶棒で暴れられたら下手すりゃ病院送りになりそうなのも事実だ。仕方なく西山の胸に手をついて、ゆっくり腰を持ち上げた。

「んあぁ…ぁ……クソッ、ばかっ……西山死ねっ!」
「なんでっ」
「でかすぎ!」

 アハハッて笑うな! 振動が伝わってくんだろうが!

「こっち触ってあげるよ。力が抜けて楽になるかもしれない」

 って俺のちんこを握って手を動かした。肉棒全体が前立腺はもちろん内壁全部押さえ込んでてさっきから感じまくってるのに、ちんこ扱かれたら腰が砕けるどころの騒ぎじゃない。

「んぁっ、あっあっ……や、やだっ、やめ……ッ」

 逆に腰に力が入ってさらに西山を締め付けてしまう始末だ。

「俺が店に行った時、中根くん、知らない奴にちんぽ触られてたけど、イッたの?」
「イッ、あ、あぁっ、イッてな…いっ……!」
「扱かれて気持ちよかった?」
「よくな…い……ぜんぜ、ん……ッ、気持ち悪かった……!」
「もう誰かにホイホイついて行くなよ。俺以外の男に触らせるのも禁止だから」
「んあぁっ、あっ、や、動くの、だめ……っ」

 ゆっくりと西山の腰が上下に動きだした。連動して俺のなかを西山のちんこがズブズブ動く。

「後ろに手をついて」

 言われた通りにしてから、結合部丸見えの恥ずかしい体勢だと気付いたが遅かった。腰を浮かせる勢いで西山が突き上げてきた。

「ひあぁっ! あっ、あぁん! やだっ、西山…っ、そんなにしたら……俺、ぶっ壊れるっ!」
「大丈夫、中根くんのなか、もうトロットロだから」
「あっ、ああぁぁ!! いやっ、あっ、西山…ぁ…あ、はぁぁんっ!! だめっ、やだ、おく…当たってっ……あぁん!!」

 振り落とされないように西山の腰に乗っかってるので精一杯で、イカせる目的でちんこを扱く西山の手を止めることもできなかった。

「いあぁっ、あっ、西山ぁ…もうやだ、出ちゃうっ……おれ…イッちゃ……あ……やだあぁぁっ!!」

 ドクッと熱い塊が飛び出して行った。その間も西山は腰を休めることなく最奥を抉るように突き上げてくる。

「はぁぁ……ぁん! もお…やらっ…やっ、イッたばっかなのに…っ…まだ、気持ちい…なんでっ……!」

 射精したっていうのに俺のちんこはおっきしたままだった。

「やだっ…あっ、あぁんっ、気持ちいいっ…西山ぁ、気持ちい……! おかしくなるっ……!!」
「出すよ」

 一番深い場所に西山の熱い精液が吐き出された。それを感じたとき、頭が真っ白に溶けた。



 ドライだった。
 俺はドライでイッてしまっていた。ケツにちんぽ突っ込まれて、ザーメン注がれた悦びでイッてしまうなんてもう男として終わった気がする。

 落ち込んでいたら、後ろから抱き付いてきた西山が「もう一回やろう」とほっぺにチューしてきたので本気の殺意が湧いた。今なら俺、こいつのこと殺せる気がする!

「だいたいな、俺が襲われそうになったのってお前のせいだかんな!」
「えっ?」

 きょとんとしてんじゃねえぇっ!

「あそこにいたの田辺の兄貴なんだよ。合宿でお前にヤラれたの聞いて、一回試させろって襲われたんだからな! それをなんだと? ホイホイついて行くな? 他の男に触らせんな? ふざけんじゃねえ! お前のせいだろうが! それに今日やられそうになったこと全部、合宿でお前にヤラれたのと同じじゃねえか! 再現ドラマかと思ったわ! 最後までヤッたお前のほうがどう考えても罪が重いだろうがカスがぁぁっ!!」

 思い出したら次々怒りの火がついた。エキサイトして唾を飛ばす俺にさすがの西山も恐れをなしたのか顔を強張らせた。

「落ち着こうよ中根くん。俺たちの場合は愛がある」

 なにが愛だ、そんなもんねえよ!

「それに田辺くんのお兄さんは気持ち悪かったけど、俺のときは気持ち良かっただろ? だって中根くん、よがりまくって――」

 ぱん! と西山の口を手で塞いだ。

「それ以上言ったらほんとにぶっ殺すぞ?」

 静かに脅すと西山はコクコク頷いた。かと思いきや、俺の手をベロッと舐めた。

「っ!!」

 慌てて手を引っ込める俺に、

「朝までまだ少し時間あるし、もう一回しよう」

 臆面もなく言って俺を脱力させた。



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コメント
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お返事
はるさん
楽しい二人が意外な人気w驚いています。嫌われるより断然いいので嬉しい限りです!
この二人に関してはあと2、3本ネタがあるのでもう少し続けたいなと思っています。楽しんでもらえるように頑張ります!!

Nさん
こちらこそ来て下さってありがとうございます!!
自分の萌えを吐きだしているだけとは言え、だれ一人見てくれなかったら一年も続けていたかどうか…。皆様のおかげです。
先週から一周年祭りを密かに開催して更新頑張っていました(^^v がしかしストックが底をついてしまいました(^^;
取って出しでこれからも頑張りますのでまた来てやってください。

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