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保健室の先生(1/2)

2015.02.12.Thu.
 ちょっとサボろうかと保健室から屋上へ移動したら、柵を乗り越え、今まさに飛び降りようと身構える一人の生徒を見つけてしまった。

 とんでもない現場に居合わせてしまった。足音を立てないよう静かに近付き、背後から生徒の上半身に抱き付いてこちら側へ引きずり込んだ。

「馬鹿な真似をするな」

 四つん這いでブルブル震える生徒の顔を覗きこむ。真っ青な顔で涙と鼻水を流しているのは三年の木下だった。サッカー部のキャプテンで成績もいい文武両道な生徒だと教師の間でも評判の生徒だったはずだ。なぜ自殺なんか。

「なにがあった」

 肩に手を置くと木下は顔を伏せた。嗚咽が大きくなり、声をあげて泣き出してしまった。



 教室に送り届ける状況でもなく、養護教諭らしく話を聞いてやるために保健室へ連れ戻った。出る時に消したストーブに火を入れ、電気ケトルで湯を沸かし、木下にお茶をすすめた。木下は湯呑を手で包み、コクリと一口飲んだ。

 いつもは自信に輝く顔がいまは泣きぬれ、赤く充血する目のまわりは腫れぼったくなっていた。人気者の木下にいったい何があったのか。

「落ち着いたか?」
「はい……すみませんでした」
「謝る必要はないが驚いた」
「すみません……」
「あそこから飛び降りるつもりだったのか?」
「…………」
「理由を聞いてもいいか?」

 木下の視線が手元の湯呑にじっと注がれる。無理に聞き出す必要はないが、このまま帰すのは危険だ。目を離したらまた死のうとするかもしれない。
 とりあえず、保護者に伝えるかどうか、担任と相談したほうがいいだろう。

「先生は……」

 木下が口を開いた。

「先生は、初めて彼女が出来たのっていつですか?」

 もしかして恋の悩みが自殺の原因だったのだろうか。内心ほっとする。それほど深刻なものではなさそうだ。フラれでもしたのだろう。多感な年ごろの木下にとってみれば生きるか死ぬかの問題かもしれないが、これならいくらでも説得のしようがある。

「高校生の時だ」
「じゃあ、その頃に童貞じゃなくなったんですか?」

 木下は童貞か? 童貞であることを気に病んでいるのか? 確かにモテる木下がまだ童貞だったというのは意外な感じだ。

「いや、俺は大学時代だった」

 本当は高校一年だったがここは嘘をついておこう。木下の強張っていた顔が、ほんの少し解れる。

「俺、実はまだ童貞なんです」
「君たちの年代では二人に一人は童貞というデータがある」
「そうなんですか」
「ああ」

 木下は目を伏せた。暗い目元だ。悲しげな目尻だ。何をそんなに思い悩むのだ。童貞だって珍しくも恥ずかしくもないのに。

「お」

 お?

「大きさは……」

 言いにくそうに木下は口をもごもごさせる。

「大きさの平均ってわかってるんですか?」

 下の悩みか。これは確かにデリケートな問題だ。

「年代や遺伝によって人それぞれだと言われているからな」
「高3の平均は?」
「……10センチから15センチくらいじゃないかな」
「最低でも10センチなんですね……」

 10センチ以下ということか。

「平均であって実際はピンキリということだ」
「先生は何センチですか?」
「測ったことがないな」
「測る必要がないからですよね」

 とまた落ち込んで顔を伏せる。

「木下はどのくらいなんだ?」

 しばらく湯呑を見つめたあと、木下は蚊の鳴くような小さな声で「3センチ」と答えた。まさかの5センチ以下。逆に見てみたい。悪戯心がむくりと頭をもたげる気配。

「勃起時は?」
「調子がいいと8センチくらい……」

 通常は6、7センチくらいか。これが原因で自殺……誰にも相談できず、悲観して死のうと考えるのも、この年頃なら理解できないこともない。

「俺はもう勃起してるのに、彼女が……」

 彼女?!

「フェラしながら、ぜんぜん大きくならないねって……」

 おお……。
 これは思っていたより深刻だった。女の子に面と向かって小さいと言われた男子高校生の心の傷は深い。今後の人生を大きく左右する。

「自分でも小さいって自覚はあったから、着替えのときもずっと隠してて……でも彼女が出来てそういう雰囲気になったから勇気出したのに……」

 と涙ぐむ。これは気の毒すぎる。

「マスターベーションで大きくする方法があるから、それを続けるといい」
「えっ、そうなんですか」

 一筋の光明を見出したように俺を見る。藁にもすがりたい心境なのだろう。

「まずは俺がやってやるからズボンを脱いでベッドにあがれ」
「はいっ」

 木下はベルトに手をかけた。



 木下を後ろから抱きかかえるようにベッドの上に座った。肩から木下の股間を見下ろして小さなペニスを握る。本当に小さかった。太さもなくて小指ほどの大きさ。

「まずは立たせるんだ」
「はい」

 足を大きく広げさせてペニスを揉む。小さな動物のようなそれが弱々しく体を震わせて大きくなっていく。

「ここが限界か?」
「はい…っ」

 6センチ。調子がいい時の8センチは木下の見栄かもしれない。あえて触れず、ペニスを揉み続ける。

「こうして牛の乳を搾るように、血液を亀頭の先へ集めるんだ」
「ん……、はい……っ」

 木下の頬が熱い。息遣いも荒くて胸も大きく上下していた。

「気持ちいいか?」
「あっ、はい、彼女より、先生のほうが上手です」
「男同士だからな」
「はぁん……はぁ……あぁぁっ!」

 ビクンと大きく脈打ったかと思うと木下は射精した。早すぎて止める間もなかった。

「あっ、あっ、あぁ……ん」

 俺の腕にしがみついて硬直しながら最後の一滴まで飛ばした。

「はぁ……気持ちいい……」
「こら、我慢しないか」
「そんな……無理です」
「我慢しないとでかくならないんだぞ」
「だったらそう言っといてくださいよ」
「次は我慢しろ」
「はいっ」

 精液まみれの手でペニスを揉むとまた固く大きくなる。水を吸って体積を増すオモチャのようだ。

「はぁ、はぁ、アァ……先生……」
「どうした?」
「俺、またイキそうなんですけど」

 早いぞ。と言いかけて直前でなんとか飲み込んだ。短小な上早漏なんて指摘できない。

「まだ我慢だ」

 クチュクチュと手の中でマッサージする。普通のオナニーなら手を上下に扱けるのに、木下は小さすぎて往復できる長さもない。小さな子供のペニスを弄んでいるような気になってくる。

「あっ、あっ、やだ、先生止めてっ」

 本当にイッてしまいそうだったので手を止めた。木下はハァハァと荒い息遣い。

「もう大丈夫です……続きしてください」

 振り向いてトロンとした目で俺を見る。半開きの唇は唾液で濡れてエロい。こいつ、俺を誘っているのか。

「じゃあまたやるぞ」
「はい」
「亀頭に血液が集まっているのがわかるか?」
「わかり、ますっ……」
「亀頭がパンパンに膨れているだろう?」
「んっ、は、い……!」
「我慢汁もこんなに出てる」
「んあぁっ! あ、先生、先っぽ、グリグリしないで」
「こうやって虐めてやるのも成長を促す手段の一つだ」
「あっ、あぁっ! いや、だめ、イッちゃうっ!」
「駄目だ」

 根元をきつく握った。

「あぁ……!」

 嫌々をするように木下は首を振った。もどかしくてたまらないのか、俺の頭を掻き抱く。

「いやぁ……せんせッ……イキたい、イカせてください!」
「まだ駄目だ。これも筋トレの一種だと思えばいい。辛いからと辞めていたら効果がないだろう?」
「は、い……もっと、やって下さい!」
「よし次は寝転ぶんだ」
「はいっ」



薔薇とブサイク

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