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朝のお楽しみ(1/2)

2014.11.22.Sat.
※痴/漢。無理矢理。複数。

 膝がガクンッとなって目が覚めた。ゆうべネットのし過ぎで寝不足だった。
 恥ずかしくなって朝の満員電車を見渡す。誰も俺の失態には気付いていない。ほっとしたとき、目の前のおっさんの横顔がにやりと歪むのが見えた。

 くそっ、笑われた。と思ったが、おっさんは俺じゃなく、他の誰かを見ていた。おっさんの前にいるのは二十代のスーツのお兄さん。知り合い同士かと思ったがどうやらそうでもないらしい。
 お兄さんは眉を寄せ、唇を噛みしめて険しい表情で視線をあちこちに飛ばしている。

 なんだろうと不思議に思ったとき、ガタンと大きく電車が揺れ、その拍子に出来た隙間から見えてしまった――お兄さんのワイシャツの中で蠢く手を。それがさっき笑ったおっさんから伸びているのを。

 痴/漢!
 男が男を痴/漢している!

 やめろと口を開きかけたが、こんなに大勢の前で注意したら被害者のお兄さんが余計に辱めを受けることになるんじゃないかと思い直し、俺はおっさんとお兄さんの間に肩の先を差し込んだ。

「……んっ……」

 近づいたことで聞こえてきたお兄さんの声。鼻から抜けるような甘ったるいものだった。
 もしかして合意? プレイなの?
 ぎょっとお兄さんを見ると、お兄さんはほっぺを真っ赤にして切なく前髪を震わせている。これ嫌がってんの? よがってんの? どっち?

「ん、あ…ぁ……」

 薄く口を開いて声を漏らす。よく見るとワイシャツのなかの手は一本じゃなくて二本だった。場所から推測するに、二本の手はお兄さんの乳首を弄っているようだ。指先で弾かれたり、摘ままれたりしているのが、ワイシャツ越しだが動きでわかる。
 その刺激に呼応してお兄さんの体がピクンピクンと小さく跳ね上がっている。

 痴/漢なのかプレイなのかよくわからないが、お兄さんの顔つきは嫌悪だけじゃなく、快楽を感じているのは確かだった。
 お兄さんが急にもじもじと体をくねらせた。

「や…、嫌、やめ……っ」
「嫌じゃねえだろ、こんなにおったてて」

 予想外のところから低い声が囁いた。左隣の眼鏡のおっさんがお兄さんを見下ろしながら腕を動かしている。視線を落とすと、そいつはお兄さんの股間を荒々しい手つきで揉んでいた。

「やめっ、あ…くっ…」

 膝を擦り合わせて男の手から逃れようとしているが、ギュウギュウ詰めの満員電車で身動き取れず、しかもよく見るとお兄さんは何者かに腕を掴まれ拘束されていた。痴/漢は少なくとも四人はいるようだった。どうりで無抵抗だったわけだ。

「ひっ、アッ、嫌……」
「静かにしねえと他の客に気付かれるぞ」
「やめて…ッ…おねが…します、からっ……!」
「楽しませてもらってからだ」

 股間を揉んでいた手がベルトを外す。可哀そうに、ずっと弄られていたのかスラックスにはうっすら染みが出来ていた。もう中、我慢汁でグチャグチャなんじゃないかな。
 チャックを下ろされると、細身のお兄さんの腰からズボンがスルッと勝手に膝まで落ちた。グレーのボクサーパンツの前はしっかり隆起していて、亀頭があったあたりははっきり汁が染み出ているのが見えた。

「はは、ちんぽ汁でベトベトじゃないか」
「もうやめて下さい…っ」

 男の手がパンツの上からねっとりとした手つきでお兄さんの股間を揉み上げる。パンツの上部からお兄さんの亀頭がはみ出ていて、パクパクする鈴口からは涎を垂れ流していた。嫌だとか言ってこんなんじゃ、ただただエロいだけだった。

 男はお兄さんのちんぽに沿って手を動かした。勃起したお兄さんの形がくっきり浮き上がる。表面に浮かぶ血管すら透けるほど立派な一物で感心しながら爽やかなお兄さんの顔と見比べた。

「はぁっ、あぁ…あ…はぁ……ん」

 さっきからずっと乳首を弄られ続けて、ちんぽも揉まれっぱなしじゃ、ハァハァ息が荒いのも納得だ。

「さっきから我慢汁が止まらないぞ」
「乳首もビンビンに勃起してる」
「嫌らしい体だな。見ず知らずの男に好きにされるのがそんなにいいのか?」
「ちがっ、お前たちが…ッ、無理矢理…っ」
「ちんぽには直接触ってないんだぞ。それなのにこんなにギンギンじゃないか」
「はぁあんっ!」

 お兄さんは亀頭の先を捏ねられて大きな声をあげた。

「静かにしろ。それともみんなに見てもらいたいのか?」
「いや、だ…それ、やめてくれ、頼む……っ!」
「それってどれのことだ?」
「こっちか?」

 男たちが目で合図しあうのを見た。ワイシャツがはだけられ、露になったお兄さんの胸に両脇の男たちがむしゃぶりついた。
 チュウチュウと吸い上げる音、ジュルジュルと唾液を絡めて舐めあげる音が走行音にまじって聞こえて来る。

「い、い、あぁぁっ……! いや、あ…やめて…っ、それは…っ!」
「こっちじゃないのか? じゃあこっちか?」

 眼鏡がずるっと下着をずり下げた。飛び出したお兄さんの勃起ちんぽが弾みでビタンと腹にあたった。その軌道上にカウパーを垂れ流しながら。

「嫌だって言いながら、どうしてこんなにガチガチになってるんだ?」

 と指先で裏筋をなぞる。お兄さんの陰嚢が硬く縮まり、ちんぽがビクビクと震えるのが見えた。先からはまたトロリと汁を溢れさせている。

「電車の中でおっぱい触られて、ちんこ揉まれただけだろ?」
「いや…許して…もう、許してください……っ」
「これじゃかわいそうだから、俺たちで責任取ってやるよ」
「なっ…、あっ、ああ――っ」

 眼鏡はちんぽを握ると扱きだした。垂れ落ちた先走りで充分なぬめりがあって、男が手を動かすたびにグチッグチッと音がする。

「あぁっ、あっ…やめろ…ぁ…んっ、あっ、いや、はなせぇっ」
「女みたいに汁溢れさせて濡れ濡れのくせしやがって」
「あ……、ちがっ…う、んっ」
「違うっていうなら、これはなんだよ?」

 男は掴んだちんぽでペチンペチンとお兄さんの腹を叩いた。粘り気の強い液体がお兄さんの腹を濡らしていく。

「うっ、く……やめて…やめて下さい…っ!」

 屈辱的な行為にお兄さんの目は真っ赤だ。

「素直でいい子にしてれば悪いようにはしないから」

 男たちは笑いあった。お兄さんの顔が絶望に歪む。
 電車が速度を落としていく。そろそろ次の停車駅。どうするつもりだと勝手にハラハラする俺なんかお構いなしいに、男たちはお兄さんの凌辱を続けていた。

 片方の乳首を吸いながら、もう片方はこねくり回して、ちんぽは音が立つほど激しく扱く。お兄さんは扱いている男の手を濡れ光らせるほど汁を垂らしていた。

 電車が停車し、乗客の入れ替えが始まる。その隙に男たちはお兄さんをさらに奥へと連れ込んだ。こうなりゃ最後まで見届けるつもりで俺もそれについていく。

 扉が閉まり電車が動き出した。小さく折りたたんだ新聞を読んでいるおじさん、スマホでゲームをしているOL、音漏れするほどの音量で音楽を聴いている高校生。みんな自分の世界に夢中で、車両の端でとんでもないことが行われているなんて気付きもしない。
 俺はお兄さんたちに視線を戻した。

「ヒィッ……あ、はぁっ、はっ、もうだめっ、はなして…ぇ…っ」

 お兄さんが絶頂を迎えようとしていた。

「イキそう?」

 男の問いかけに小さく何度も頷く。

「電車でイッちゃったら駄目でしょ」
「においで気付かれてしまうだろ」
「そうそう、我慢我慢」
「そのかわり、こっちを弄ってやるからな」

 乳首を弄っていたおっさんが、その手をお兄さんの後ろへまわした。お兄さんが目を見開いて「ヒッ」と息を飲み、驚愕の表情でおっさんを見た。

「ここ、弄ったことあるか?」
「な、ない…っ、いや、やめて、そんなところ…っ」
「君のケツマンコ、ツルツルできれいだな」
「い、や……っ、あ、お願い、します…っ、許して、やめて下さい…!」
「静かにしろって」
「い、あぁっ……!」

 ギュウッと乳首を抓られてお兄さんは大きく仰け反った。

「可哀そうなことをするなよ、泣いてるじゃないか」
「こいつはいじめられて喜ぶタイプだって」
「それにしたって段階があるだろ。可哀そうに、おじさんが舐めてあげるからね」

 正面のおじさんが抓られて赤くなった乳首を唾液の滴る舌でベロンと舐めた。お兄さんはまた体をしならせた。

「んっ、く、はぁぁ、あんっ」
「ほら、こんなに可愛い声が出せるんだ。もっと優しく虐めてやれよ」
「わかったわかった」

 どうやら男たちはたまたまここに居合わせた仲じゃなさそうだ。以前からの知り合いのような雰囲気があった。

「優しく虐めてやるから、おじさんたちのちんぽ、扱いてくれるかな?」

 優しいというより揶揄するような口調で男がお兄さんに言った。いつの間にか自由になったお兄さんの手に、勃起した赤黒いちんぽが握られる。

「や、いやだ…ど…して、こんな、こと…っ」
「お互い気持ちよくなろうって言ってやってんだぜ」

 歯を食いしばるお兄さんの顔をベロリと舐めて男は笑った。お兄さんはおぞましそうに目を背けた。



O.B.1

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コメント
前回更新から意外に日が経ってましたね。
久し振りのちん○小説!今更の伏字に疑問。
即位式の前に書き始めてボツにした暗い話の反動がここに爆発。
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お返事
つきみさん

読んで下さったんですね、ありがとうございます!
中村の粘り勝ち…!という結末です笑
橋本メインになってあまり二人の関わりをちゃんと描けず、更新してから「違った!しまった!」と思ってたんですが、コメ頂けてちょっと安心というか良かった~と思いました。
ちょっとイチャイチャっとしてるの書きたいです。

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