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ちょろい(2/2)

2014.09.12.Fri.
<前話はこちら>

 押さえこまれた俺はまず猿ぐつわをかまされた。押し出そうとしてもビクともしない。口の端から涎がダラダラ零れる。

 男たちは俺をベッドルームに連れ込むと、両手を縛り上げた。一人の男が頭のほうで俺の腕を押さえ、もう一人は足を。もう一人はカメラを回していた。

「……っ!」
「あっ、びっくりしちゃった?これね、警察に垂れ込まれたら困るから保険ね。それと販売用」

 最初のスーツが言う。
 販売?!

「大丈夫、目線入れて顔隠すから。じゃ、始めよか」

 スーツが俺にのしかかってくる。俺の口周りをベロベロと舐めながら、首筋にもキスしてくる。気持ち悪い。全身に鳥肌が立った。
 男の手が俺の太ももを這う。スルスルと上に上がって、男は体を起こした。

「おい、お前」

 低く押し殺した声で言いながらスカートをめくった。ボクサートランクスを見たまわりの男たちが落胆するのが空気でわかった。

「お前、男かよ。なに紛らわしいことしてくれてんだよ」
「どうすっよ。女子高生レ/イプもの撮るんだろ」
「男じゃできねえっしょ」
「…いや、あー…くそっ…仕方ねえからこのままやるぞ。ホモに売りつけりゃいい」

 袋叩きにあって解放されると思っていたのに、思わぬ方向に話が進む。俺は目を見開きながら必死に首を左右に振った。

「んんんっ!! んっ! んんんっ!!」
「そんな真似して大人を騙そうとした自分を恨め、この馬鹿が」

 スーツは上着を脱いで腕まくりをした。投げやりに俺の股間を揉みしだく。

「オラ、とっとと立たせろよ」
「ふぐぅっ、んっ、んんっ」

 無理無理!こんな状況で立たせられるか!

「これ使え」

 腕を押さえる男がスーツに電マを渡した。ブーンと音をたてたそいつを俺の股間に押し当てる。

「ふぐあぁぁっ、あっ、あッ、あぁぁっ」

 痛い。ただ痛いだけでちっとも気持ちよくなんかない。俺は涙を零しながら頭を振り乱した。

 スーツの手が俺のパンツを脱がす。縮こまったものを見て舌打ちした。諦めて終わってくれ。土下座でもなんでもして詫び入れるから。殴られても文句言わないし警察にもいかないから!

 股間にトロリと冷たい感触。スーツが俺のちんぽにローションを垂らしていた。険しい顔付きでベトベトになったちんぽを扱く。ヌルヌルする。

 頭の男が制服の中に手を入れてきた。冷たい手で胸を触り、乳首を探り当てるとコリコリと摘まんでくる。痛い。

「お、やっと立たせてきたな」

 スーツの手で扱かれたちんぽがムクムク大きくなっていた。男同士でどこがいいのかツボは心得ている。俺の意思に関係なく立ち上がる。

 ヌチュッヌチュッと卑猥な音を立てながらちんぽを扱かれる。痛いだけだった乳首も、執拗に弄られ続けているとなんだか気持ちいいような気がしてきた。

「ふっ、んっ、んん…ンッ…」
「スケベな声、出てきたじゃねえか」

 猿ぐつわを外された。

「すいませんでした! 許してください! 絶対警察には行きませんから!」
「はいはい、メシ奢ってやっただろ。その分働いてくれたら帰してやるよ」

 足元の男が手にバイブを持っていた。

「なに、するんすか…」
「レ/イプ」

 男はバイブにローションを垂らした。もしかして。まさか、と恐怖に顔が引きつる。声が出せない。悲鳴も出ない。
 男はローションが滴るバイブを俺のケツの穴に突き立てた。

「ぐううううっ…! うっ、あっ、痛い、いっ、いやだ…あぁ…痛い、抜いて…」

 身を捩って暴れていると腹のうえにスーツが跨った。俺の膝を持ち上げるて左右に広げる。しっかり掴まれて足を閉じることができない。恥ずかしい場所が男たちの目にさらされる。カメラが近づいてくる。

「へへっ、ヒクヒクしてるぜ、お前のここ。案外悦んでんじゃねえか」
「ちがうっ…いやだ、抜いて下さい…お願いします…すいませんでしたっ、お願い、抜いて、ください…!」

 俺の願いは聞き入れられず、バイブのスイッチが入れられた。

「ヒッ、いあっ、ああぁぁっ」

 いきなり目の前が真っ白になった。神経が焼けつく。スーツの笑い声と言葉で自分がイッたことがわかった。

「すげえな、入れた瞬間イキやがったぜ」
「前立腺だっけ? そこ弄ったら女以上によがるらしい」
「まじかよ。そこ責めないわけにはいかねえな」

 俺の反応を見ながら男がバイブを押し付けて来る。

「いっ、ああぁっ、やっ、そこやだぁ…!」
「お、ここか」

 刺激が脳天まで走り抜ける。

「こっちも触ってやんなきゃな」

 スーツがちんぽを扱いてくる。頭の男も乳首を弄ってくる。三点同時責めで全身性感帯になったように、スーツのネクタイが触れるだけでも感じてしまう。勝手に体が痙攣して、目の焦点も合わない。

「ひやっ、あぁっ、あ、んんっ…るして、許してくらさい…もうやらあぁぁっ」
「おーすげえ、またイッた」
「男でもエロいもんだな。俺、起ってきたからしゃぶらせてみるわ」

 口元にブニュ、と何かが押し当てられた。

「口開けてしゃぶれ。噛むなよ、ベロベロ舐めろ」

 射精してもなお続く快楽で頭が真っ白だった。何も考えられずに言われた通り口を開いた。大きい肉が突っ込まれる。えづきそうになったが、噛むなという言葉を思い出した大きく口を開いて舌を這わせた。

「うわぁ、エッロい、気持ちいい。女装した男ってのがまた興奮するな」

 男は俺の顔の上に跨りながら、電マを乳首にあてた。小刻みで強い振動が痛気持ちいい。

「ふっ…んんっ、んっ、あ、はぁっ…」

 股間のバイブが抜かれたと思ったら、熱くて硬いものがかわりにはいってきた。スーツのちんぽだった。
 男に犯されている。俺は男に輪姦されている。

「くっそ…いきなりキュンキュンに締め付けてくんな、食いちぎる気かよ…女より締り具合がいいな」
「今度は俺にかわってくれよ」
「そう焦んなって。この部屋一晩レンタルしてんだから時間はたっぷりある」

 スーツが腰を振る。パンパンと音を立てながら俺のケツを犯す。

「イクぞ、飲めよ」

 頭の男が言うと同時に口の中に生温いものが吐き出された。溢れたものの臭いが鼻腔を抜けていく。覚えのある臭い。こんなにクソまずいのか。

 寝ている体勢というのもあって、半分以上は吐き出した。口から男の精液が垂れ落ちる。男はそれを俺の顔に擦り付けてた。顔中、男の精液臭い。

 カメラを回している男の指示で俺は四つん這いにさせられた。スーツが後ろから俺を犯す。さっきより深い挿入に顔が歪む。
 俺の下に男が潜り込んで乳首を舐めながらちんぽに電マを当てて来る。もう痛みより快感が強い。

「あっ、ああぁ、んっ、やっ、ちんぽ、やだっ、もうやめて、あっ、あぁぁ…っ!」
「やじゃねえだろ。こんなにちんこおっ立たせて、涎垂らしまくってよ」
「お前のケツマンは正直だぜ。チンポ大好きって食いついてくるぞ」
「やだっ、違うっ! …んっ、んんっ、あんっ、あっ、深い…奥まで当たってる…っ!」
「何が当たってるのかなあ?」
「あんっ、あっ、ちんぽっ…ちんぽが俺のケツマンの奥…当たってるっ!」
「そんなに男のちんこが好きか? じゃあこれ舐め舐めしてくれるかな? うまそうにしゃぶれよ」

 顔の前にちんぽが差し出された。その横でカメラが俺を映している。
 俺は舌を突き出しながら口を開けた。カメラに見せつけるように下から上へと舐めあげて亀頭を口に含む。

「これけっこう売れんじゃね」
「これっきりにすんのは惜しいな」

 男たちの悪い囁き声を聞きながら俺はまた射精した。




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