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いおや(2/2)

2016.05.25.Wed.
<前話はこちら>

 僕は父さんの腰に足を巻きつけた。単調な動きに合わせて尻を動かす。奥で父さんを締め付ける。一回でなんて終わらせない。

 肘をついて頭をあげた。反射的に離れようとする父さんの肩を掴んで起き上がる。父さんの腰に座る形の対面座位。近くで顔を観察できる。

「父さん、キスして」
「断る! 俺のことを父さんと呼ぶな!」
「真治さん」
「ふざけるな!」

 父さんは目を吊り上げた。

「絵美の真似をして俺を呼ぶな! 虫唾が走る!」
「だったらキスして! 真治さん真治さん真治さん真治さんっ」

 僕を黙らせるために父さんは嫌々唇を合わせた。ただ押さえつけただけのキスで、唇はがっちり閉じられている。仕方なく表面を舐め回した。なんとか隙間を作れないかと舌先を動かすが頑なに閉じられるだけだった。

 父さんの胸に手を当てた。乳首を弾くと手を叩き落とされた。逆に手を掴んで僕のちんぽに押し当てた。

「僕をあと1回イカせてくれたら今日はもう許してあげる。この条件が飲めないなら、証拠の動画と一緒に母さんに全部話す」
「動画?」

 父さんは部屋を見渡した。撮影機器を置いておけそうな棚やタンスの上は目を凝らしていた。見つけられずに、僕に視線を戻した。

「動画なんて撮っているのか?」

 父さんを縛り付けるための嘘だ。信じた父さんは眩暈でも感じたように軽く体を揺らした。打ちひしがれた様子でしばらく言葉を失っていたが、何か思いついたようにしっかり僕を見据えた。

「それは、君が俺に乱暴されたと主張することが嘘だという証拠になる」

 とうっすら口に笑みを浮かべる。意識的というより自然に零れ出た笑みに見える。

「確かに、父さんに強/姦されたとは言えなくなるね。でも動画を見て母さんが平気でいられると思う? 大事に育てて来た息子が、義理の父親を犯してよがりまくってるところを見て正気でいられる? 愛する夫が自分の息子相手にちんぽおっ立てて、最後は中出ししちゃうところを見て、これから先も夫婦生活を続けられる? 僕はどっちでもいいんだ。父さんが僕を拒むなら、全部ぶち壊すつもりなんだから」
「この、悪魔め……!!」

 どうあっても行く先は地獄しかない。父さんもそれがやっとわかったみたいだ。今度は僕が微笑み返して、油断していた唇にキスした。逃げられないよう頭を掴んでめちゃくちゃに口の中を舐め回した。

「やめ……っ……ろ……ッ!!」

 頭髪を掴んで引きはがされた。引っ張られた頭皮が痛い。さっき打たれた頬は痛みは引いたが腫れぼったい感じがしている。実際顔が腫れているのだろう。ここまで嫌われているのかと思うと笑えてきた。

「あと1回。これが僕からの絶対条件。あ、そうだ。第3の選択肢があった。僕を殺す。好きなのを選んで」
「……正直、君を殺したい……でも、出来るわけないだろう……!!」

 父さんはまた目を充血させながら、押し殺した声を吐きだした。

 父さんの手によって殺されるなら本望だったのに、残念だ。

「あと1回だな。1回出せば、もうこんな狂った真似はやめてくれるんだな」
「今日のところはね」
「だったら後ろを向いてくれ。君の顔を見たくない」
「バック? それ好きな体位」

 喜ぶ僕を見て父さんの眉間の皺がさらに深くなった。顔を見られないし、こちらから父さんに触れることはできないけれど、犯されてる感が強くて僕は後背位が好きだ。

 腰を引く父さんの上から退いてベッドにうつ伏せた。肩越しに振り返ると父さんが自分のちんこを掴んで僕の尻の間に入れようとしているのが見える。挿入しやすいように尻を持ち上げた。硬くて熱い父さんの勃起ちんこが僕の奥深くまでズブズブと入ってくる。

「あぁぁ……ぁあんっ……イッ……ちゃいそぅ……」
「早くいけ」

 パンパンパンと父さんが腰を振る。前立腺をゴリゴリやられて、ちんぽもシーツに擦れるからすごく気持ちがいい。

「ぜん、りつせ……んっ! そこ、もっとしてっ……父さんのおちんぽで僕のいいとこ、いっぱい、突きまくって……!」
「お断りだ」
「そのほうが……早く、終わるのに……?」

 考えるような間のあと、父さんは「どこだ、ここか?」と色々角度をかえた。

「んっ、ちがっ……あっ、いまの! そこ! あっ、あは! そこ気持ちいいっ! 父さんのおちんぽ、僕の前立腺に当たってる! はあぁん、気持ちいい!」
「いちいち……言うな……ッ」

 父さんの息遣いが乱れて浅い。父さんも気持ちよくなってくれているのかと思うと嬉しくて頑張って締め付ける。

「父さん……、大好きだよっ……! あはぁっ……あ、あん! あぁん! おちんぽ熱くて硬くて気持ちいい! 父さんはどう? 僕のけつまんこ気持ちいい?!」
「汚らしい言葉を……使うな……!」

 声も低くなっている。射精の瞬間が近いのかもしれない。

「僕のちんぽ、もう……ヌルヌルッ……イッちゃうっ……父さんに中出しされたら、僕もうイッちゃうかも……!!」

 父さんが後ろから抱きついてきた。首を捻ってキスをねだったら、頭を布団に押さえつけられた。枕の時と同じ、こちらが窒息しようが気にかけない強い力だ。

「早く終わらせてくれ!」

 悲鳴みたいに叫んでピストンの速度をあげる。僕の頬に父さんの荒い息遣いがかかる。必死に横目で父さんを見ると、眉間に皺を寄せて、歯を食いしばって目を閉じていた。

 ギュッと骨が軋むほどに体を抱きしめられた。父さんは呻きながら射精した。ビュッビュッと大量の熱い精液が僕の中に注がれる。父さんは僕の中に出してくれた。

 射精後、手の力が抜けた。いまだ、と父さんに顔を近づける。唇まで届かず、髭がチクチクする頬を舐めた。

「やめろ。俺は終わったぞ」
「僕はまだだよ」
「……だったら手でしてやる」
「じゃあ、このまま抜かずにキスしながら手でして」
「つけあがるな」

 舌打ちしながらも父さんは僕の顎に手をかけると可動域なんか気にしないで自分のほうへ向け、嫌々を隠さずキスしてくれた。キスしやすいよう半身を起こすと、父さんの手が僕のペニスを握った。

 動きかけた手が一瞬止まったのは、射精したかのようにグチョグチョに濡れているからかもしれない。でも最後には諦めたようにゴシゴシ扱きだした。

 父さんのちんぽを挿入されたまま、僕の体には精液を溜めたまま、父さんにキスされながらちんぽを扱かれている。信じられないほどの幸福感に包まれて、危うく達してしまいそうになる。

「はぁ……あっ……ん……ふっ……」

 全部味わいたくて父さんの舌を吸ったり食んだり舐めたりする。父さんは投げやりに舌を絡めてくれる。

「あふっ……あぁ……っちゃ……父さ……ん! 僕、あっ……イッちゃう……!!」

 父さんの手に手を重ねて僕は射精した。父さんの手越しでも射精の勢いが伝わるほどたくさん吐きだした。父さんは手に出される生温かい液体の感触に顔を顰めている。

「これでもういいだろう」

 疲れたように呟くと、僕の中からズルリと抜け出て体を起こした。僕に背を向けてベッドに腰かける。

「これきりだ。もう二度としない。君が高校を卒業するまでは養育者の義務として面倒を見る。だが、卒業後はこの家を出てもらう。君が出て行かないなら、俺が出て行く。君とは親子になれない。君の声を聞いているだけで反吐が出そうだ」

 サイドボードに置いてあるティッシュで手を拭いながら、父さんは淡々とした口調で言った。もう怒りさえ通りこしてしまった心境なのかもしれない。

「僕は父さんから離れる気はないよ」
「君の意見は聞かない」
「僕を追い出そうとするなら母さんに全部バラす。動画をネットにあげて、父さんの仕事先の人たちにも、近所の人たちにも、世界中の人に見てもらう!」

 ゴミ屑を見るような目で僕をちらっと見ると、父さんはため息をついてベッドから腰をあげた。

「俺の考えはかわらない。家族のふりをするのは卒業までだ」

 父さんは寝室を出た。遠ざかる足音を聞きながら、僕はベッドに寝転がった。父さんの枕に顔を埋める。落ち着く匂いだ。

 今回のことで父さんの警戒心はかなり高まった。もう迂闊に僕と二人きりになる時間は作らないだろう。母さんが一緒でもなかなか油断はしてくれなさそうだ。

だが卒業までまだ半年以上ある。父さんの考えを変えるには充分な時間だ。僕は絶対に諦めるつもりはない。




BANBA BURGER

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