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更新履歴・お知らせ

2017/11/20
雨の日の再会1、更新

2017/11/19
ピンクの唇、完結

2017/11/2
赤い爪、完結

2017/10/28
スカートめくり、完結

2017/10/23
続続続・ひとでなし2、完結

2017/10/22
続続続・ひとでなし1、更新

2017/10/21
続続・ひとでなし2、完結

2017/10/20
続続・ひとでなし1、更新

2017/10/19
続・ひとでなし2、完結

2017/10/18
続・ひとでなし1、更新

2017/09/08
ひとでなし2、完結

2017/09/07
ひとでなし1、更新

2017/09/02
ほんとにあったら怖い話2完結

2017/09/01
ほんとにあったら怖い話1更新

2017/07/28
コンビ愛更新、完結

2017/07/06
第二ボタン2更新、完結

2017/07/05
第二ボタン1更新

2017/05/25
ちょろくない2更新、完結

2017/05/24
ちょろくない1更新

2017/05/16
やっぱちょろい2更新、完結

2017/05/15
やっぱちょろい1更新

2017/02/11
メリクリあけおめ2更新、完結

2017/02/10
メリクリあけおめ1更新

2016/11/14
義父の訪問更新、完結

2016/10/27
覗き2更新、完結

2016/10/26
覗き1更新

2016/10/22
終わらない夜2更新、完結

2016/10/21
終わらない夜1更新

2016/10/16
凹の懊悩2更新、完結

2016/10/15
凹の懊悩1更新

2016/09/28
可愛さも憎さも百倍2更新、完結

2016/09/27
可愛さも憎さも百倍1更新

2016/09/22
利害の一致2更新、完結

2016/09/21
利害の一致1更新

2016/09/16
楽しい記憶喪失!3更新、完結

2016/09/15
楽しい記憶喪失!2更新

2016/09/14
楽しい記憶喪失!1更新

2016/09/13
楽しい同棲!2更新、完結

2016/09/12
楽しい同棲!1更新

2016/09/11
Phantom15更新、完結

2016/09/10
Phantom14更新

2016/09/09
Phantom13更新

2016/09/08
Phantom12更新

2016/09/07
Phantom11更新

2016/09/06
Phantom10更新

2016/09/05
Phantom9更新

2016/09/04
Phantom8更新

2016/09/03
Phantom7更新

2016/09/02
Phantom6更新

2016/09/01
Phantom5更新

2016/08/31
Phantom4更新
リンク一件追加

2016/08/30
Phantom3更新

2016/08/29
Phantom2更新

2016/08/28
Phantom1更新

2016/08/04
嘘7更新、完結

2016/08/03
嘘6更新

2016/08/02
嘘5更新

2016/08/01
嘘4更新

2016/07/31
嘘3更新

2016/07/30
嘘2更新

2016/07/29
嘘1更新

2016/07/18
Love Scars3更新、完結

2016/07/17
Love Scars2更新

2016/07/16
Love Scars1更新

2016/07/13
行きつく先は5更新、完結

2016/07/12
行きつく先は4更新

2016/07/11
行きつく先は3更新

2016/07/10
行きつく先は2更新

2016/07/09
行きつく先は1更新

2016/07/04
電話が鳴る7更新、完結

2016/07/03
電話が鳴る6更新

2016/07/02
電話が鳴る5更新

2016/07/01
電話が鳴る4更新

2016/06/30
電話が鳴る3更新

2016/06/29
電話が鳴る2更新

2016/06/28
電話が鳴る1更新

2016/06/16
今日の相手も2更新、完結

2016/06/15
今日の相手も1更新

2016/06/08
今日の相手は2更新、完結

2016/06/07
今日の相手は1更新

2016/05/25
いおや2更新、完結

2016/05/24
いおや1更新

2016/05/14
奇跡2更新、完結

2016/05/13
奇跡1更新

2016/04/28
ターゲット2更新、完結

2016/04/27
ターゲット1更新

2016/03/02
視線の先2更新、完結

2016/03/01
視線の先1更新

2016/02/23
性癖の道連れ2更新、完結

2016/02/22
性癖の道連れ1更新

2016/02/15
DL販売お知らせ

2016/01/20
尾行2更新、完結

2016/01/19
尾行1更新

2015/12/07
遺作2更新、完結

2015/12/06
遺作1更新

2015/12/02
昼夜2更新、完結

2015/12/01
昼夜1更新

2015/11/26
大小2更新、完結

2015/11/25
大小1更新

2015/11/15
彼はセールスマン2更新、完結

2015/11/14
彼はセールスマン1更新

2015/10/22
2度あることは2更新、完結

2015/10/21
2度あることは1更新

2015/09/18
死神さんいらっしゃい2更新、完結

2015/09/17
死神さんいらっしゃい1更新

2015/09/08
Congratulations2更新、完結

2015/09/07
Congratulations1更新

2015/09/01
待田くんに春の気配3更新、完結

2015/08/31
待田くんに春の気配2更新

2015/08/30
待田くんに春の気配1更新

2015/08/11
亀の恩返し2更新、完結

2015/08/11
亀の恩返し1更新

2015/08/07
Aからのメール2更新、完結

2015/08/06
Aからのメール1更新

2015/07/06
5年後2更新、完結

2015/07/05
5年後1更新

2015/07/04
待っててね2更新、完結

2015/07/03
待っててね1更新

2015/05/11
その後3更新、完結

2015/05/10
その後2更新

2015/05/09
リクエスト小説
その後1更新

2015/05/05
待田くんに春はこない2更新、完結

2015/05/04
待田くんに春はこない1更新

2015/04/30
楽しいシーソーゲーム!2
更新、完結

2015/04/29
楽しいシーソーゲーム!1更新

2015/04/21
楽しい親子喧嘩!1
楽しい親子喧嘩!2更新、完結

2015/04/16
楽しい放課後!2更新、完結

2015/04/15
楽しい放課後!1更新

2015/04/06
楽しい合コン!2更新、完結

2015/04/05
楽しい合コン!1更新

2015/04/01
楽しいお見舞い!2更新、完結

2015/03/30
楽しいお見舞い!1更新

2015/03/24
楽しい旧校舎!2更新、完結

2015/03/23
楽しい旧校舎!1更新

2015/03/16
楽しい入院生活!2更新、完結

2015/03/15
楽しい入院生活!1更新

2015/03/05
楽しい遊園地!2更新、完結

2015/03/04
楽しい遊園地!1更新

2015/02/27
楽しいロッカールーム!2更新、完結

2015/02/26
楽しいロッカールーム!1更新

2015/02/16
楽しいOB会!2更新、完結

2015/02/15
楽しいOB会!1更新

2015/02/14
一周年!!
いつもありがとうございます!
君は日向の匂い更新、完結
シンデレラアイドルのSSです

2015/02/13
保健室の先生2更新、完結

2015/02/12
保健室の先生1更新

2015/02/11
teeth2更新、完結

2015/02/10
teeth1更新

2015/02/09
楽しい初カノ!2更新、完結

2015/02/08
楽しい初カノ!1更新

2015/01/31
楽しい勉強会!2更新、完結

2015/01/30
楽しい勉強会!1更新

2015/01/23
楽しいお泊り!2更新、完結

2015/01/22
リクエスト小説
楽しいお泊り!1更新

2015/01/08
明けましておめでとうございます!
本年も宜しくお願い致します!
リクエスト小説
両想い1、2更新、完結

2014/12/12
楽しい合宿!2更新、完結

2014/12/11
楽しい合宿!1更新

2014/12/01
アガルタ2更新、完結

2014/11/30
リクエスト小説
アガルタ1更新

2014/11/23
朝のお楽しみ2更新、完結

2014/11/22
リクエスト小説
朝のお楽しみ1更新

2014/11/14
即位式2更新、完結

2014/11/13
即位式1更新

2014/11/04
裏ドSくん3更新、完結

2014/11/03
裏ドSくん2更新

2014/11/02
裏ドSくん1更新

2014/11/01
ひみつのドSくん2更新、完結

2014/10/31
ひみつのドSくん1更新

2014/10/30
伴侶1、2更新、完結

2014/10/27
支配人3更新、完結

2014/10/26
支配人2更新

2014/10/25
支配人1更新

2014/10/24
隣人3更新、完結

2014/10/23
隣人2更新

2014/10/22
隣人1更新

2014/10/15
元上司2更新、完結

2014/10/14
リクエスト小説
元上司 1更新

2014/10/10
ニコニコドッグⅡ 2更新、完結

2014/10/09
リクエスト小説
ニコニコドッグⅡ 1更新

2014/10/04
茶番2更新、完結

2014/10/03
リクエスト小説
茶番1更新

2014/09/12
「ちょろい 2」更新、完結

2014/09/11
「ちょろい 1」更新

2014/09/08
「新雪の君」更新、完結

2014/09/06
コメントお返事させて頂きました

2014/09/05
「すばらしい日々3」更新、完結

2014/09/04
「すばらしい日々2」更新
コメントお返事させて頂きました

2014/09/03
リクエスト小説
「すばらしい日々1」更新
コメントお返事させて頂きました

2014/09/01
「好きと言って4」更新、完結

2014/08/31
「好きと言って3」更新

2014/08/30
「好きと言って2」更新

2014/08/29
リクエスト小説
「好きと言って1」更新

2014/08/24
「純粋に近付いた何か2」更新、完結

2014/08/23
リクエスト小説
「純粋に近付いた何か 1」更新

2014/08/15
コメントお返事させて頂きました

2014/08/14
再会2更新、完結
コメレスさせて頂きました

2014/08/13
リクエスト小説「再会1」更新
「ノビ」の続編です

2014/07/26
コメントお返事させて頂きました

2014/07/25
息子さんを僕にください2更新完結

2014/07/24
リクエスト小説「息子さんを僕にください1」更新
娘さんを僕に下さいとは無関係ですw

2014/07/22
コメントお返事させて頂きました

2014/07/20
久しく為さば須らく2更新、完結
コメントお返事させて頂きました

2014/07/19
リクエスト小説「久しく為さば須らく1」更新
コメントお返事させて頂きました

2014/07/18
コメントお返事させて頂きました

2014/07/16
コメントお返事させて頂きました

2014/07/15
コメントお返事させて頂きました

2014/07/14
コメントお返事させて頂きました

2014/07/13
リクエスト小説「嫉妬せいでか2」更新、完結
コメお返事させて頂きました

リクエスト小説「嫉妬せいでか1」更新

2014/07/11
拍手お返事させて頂きました
お知らせ一件

2014/07/10
コメント、拍手お返事させて頂きました

2014/07/09
拍手お返事させて頂きました

2014/07/08
コメント、拍手お返事させて頂きました
耽溺 2更新、完結

2014/07/07
拍手お返事させて頂きました
リクエスト小説「耽溺 1」更新

2014/07/06
拍手お返事させて頂きました

2014/07/05
拍手お返事させて頂きました

2014/07/04
コメント、拍手、お返事させて頂きました

2014/07/03
コメント、拍手、お返事させて頂きました
吉原と拓海その後 2更新、完結

2014/07/02
コメント、拍手、お返事させて頂きました
吉原と拓海その後1更新しました

2014/07/01
コメントお返事させて頂きました
シンデレラアイドル2更新、完結

2014/06/30
拍手お返事させて頂きました
シンデレラアイドル1更新しました

2014/06/29
リクエスト募集してます

2014/06/27
拍手お返事させて頂きました

2014/06/24
目は口ほどに 更新、完結

2014/06/17
茶々丸更新、完結
獣姦っぽい

2014/06/11
連鎖 2更新、完結

2014/06/10
連鎖 1更新

2014/06/07
拍手お返事させて頂きました

2014/06/06
拍手お返事させて頂きました

2014/06/05
拍手お返事させて頂きました

2014/06/04
元旦那さん 2更新、完結

2014/06/03
元旦那さん 1更新
旦那さんの続きです

2014/05/29
昨日の記事の続きで拍手お返事させてもらっています

2014/05/28
旦那さん 2更新、完結

2014/05/27
旦那さん 1更新

2014/05/22
夢の時間2更新、完結

2014/05/21
アンケート1位小説「親子」
夢の時間1更新

2014/05/16
この物語はフィクションです更新、完結

2014/05/14
アンケート1位小説「教師と生徒」で先生受け。
信じて下さい更新。完結

2014/05/11
純粋とは程遠いなにか2更新。完結
ダウンロード販売のお知らせ

2014/05/09
純粋とは程遠い何か1更新

2014/05/01
長男としての責務2更新。完結

2014/04/30
長男としての責務1更新

2014/04/27
セフレ更新。完結

2014/04/21
嘘が真になる2更新。完結

2014/04/20
嘘が真になる1更新。
アンケート終了しました
投票してくださった皆さんありがとうございました!

2014/04/15
親切が仇になる2更新。完結

2014/04/14
親切が仇になる1更新

2014/04/11
家庭教師更新。完結

2014/04/09
惚れ薬2更新。完結

2014/04/08
惚れ薬1更新

2014/04/05
ニコニコドッグ更新。完結

2014/04/03
健やかなるときも病めるときも更新。完結
アンケート設置1ヶ月記念更新
回答ありがとうございます!

2014/04/02
お隣さん2更新。完結

2014/04/01
お隣さん1更新

2014/03/28
B3-17 はるか更新。完結

2014/03/27
会話の語尾は常にハートマーク更新。完結

2014/03/24
僕の居場所更新。完結

2014/03/21
兄弟愛(3/3)更新。完結

ストックを全て出し切ってしまいましたので毎日更新は今日で終わりになります。
これからは書き終わり次第更新していきますので、引き続きよろしくお願い致します。

2014/03/20
兄弟愛(2/3)更新。

2014/03/19
兄弟愛(1/3)更新。

2014/03/18
7歳の高校生更新。完結

2014/03/17
7歳の高校生更新

2014/03/16
裏の顔更新。完結
アンケート2位「教師と生徒」
少し違う感じになりました。

2014/03/15
残業も悪くない更新。完結
アンケート結果を反映させてみました。
アンケートに答えてくださった皆さんありがとうございます。引き続きお願い致します

2014/03/14
片思い更新。完結

2014/03/13
クラスの地味男更新。完結

2014/03/12
吉原と拓海更新。完結

2014/03/11
罠更新。完結

2014/03/10
同級生更新。完結

2014/03/09
目覚め更新。完結
FC2小説にて、
閃光戦士フラシュレッド!公開。完結。

2014/03/08
やってられない更新。完結

2014/03/07
地下の城ピュラタ更新。完結

2014/03/06
地下の城ピュラタ更新。

2014/03/05
部室にて更新。完結

2014/03/04
すべからく長生きせよ更新。完結

2014/03/03
秘め事更新。完結
アンケート設置。ご協力お願いします

2014/03/02
映画館にて更新。完結

2014/03/01
大迷惑@一角獣更新。完結

2014/02/28
大迷惑@一角獣更新。

2014/02/27
僕はセールスマン更新。完結

2014/02/26
俺のセールスマン更新。完結

2014/02/25
夏の夜更新。完結

2014/02/24
妄想更新。完結

2014/02/23
先生 その2更新。完結

2014/02/22
洞窟更新。完結

2014/02/21
洞窟更新。

2014/02/20
先生 その1(1-2)更新。
先生 その1(2-2)更新。完結

2014/02/19
娘さんを僕にください更新。完結

2014/02/18
ノビ更新。完結

2014/02/17
ノビ更新。

2014/02/16
1万3千円更新。完結

2014/02/15
1万3千円更新。

2014/02/14
ファンレター更新。完結

2014/02/14
ブログ始動。
「ファンレター」公開。

よろしくお願いします。

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薔薇色の日々
  (「裏の顔」改訂版)

不埒な短編集
 短編3つ

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大小(2/2)

<前話はこちら>

 俺たちは向かいあってお互いの顔とちんこを交互に見ながらマスをかいた。重たそうな鎌首がだんだん頭をもたげる。ゆらぁって立ち上がりながら、カサが開いて行く。でっぷりと太い竿も、白河の手でさらに太く硬く鍛えられていく。まだ伸びるか。まだ立ち上がるのか。実際引いてしまうくらいの成長を遂げていく。

 背丈に比例して大きな白河の手でも持て余しぎみの特大ちんこだ。

 白河は先を重点的に手を動かしている。全体を擦るのは大変だろう。感じて気持ちよさそうな時は口を半開きにして目を閉じる。たまに竿を弄るのは自分を焦らしてるんだろうか。ああやって長持ちさせるのが、でかくするコツなのかもしれない。

 俺は手を上下に動かす必要もない。牛の乳しぼりのように手を小刻みに振動させるだけだ。一途に扱き続けて割とすぐイク。若いから立て続けに2回3回するときもある。もしかして早漏気味なのかもとうっすら思っていたが、本当に早漏なのかもしれない。現にもうイキそうだ。今後は白河みたいに焦らして長引かせるやり方でしよう。

 しかし羨ましいちんこだ。俺もあんな風に激しく上下に手を動かしてみたい。

「白河」
「ん」

 とろんとした目が俺を見る。

「触ってみてもいい?」
「えっ」
「一回、そんなふうに扱いてみたい」
「ほ、本気で?」

 焦る白河に頷いて見せる。白河は自分のちんこと俺のちんこを見比べた。正反対ではあるがある意味同じ種類の悩みを持つ者同士だ。最終的に白河は「わかった」と俺にちんこを委ねてくれた。

 差し出された勃起ちんこ。先からじわっとカウパーが滲んでいる。血管が浮き出て表面がボコボコした極太な竿を握った。自分のとはまるで違う胴回りに腰を抜かしそうになった。俺がいつも握っているのはなんだったんだ!

 ゆっくりコスコスと上下に擦ってみる。往復する長さがたっぷりある。立派だ。ビキビキの陰茎の先にあるブリンとした亀頭も手の平に馴染むちょうどいい弾力と大きさだ。段差部分で上下に動かすとカリが指にひっかかる。ゴムのような感触だ。何もかもが俺のちんことは大違いだった。

「…っ……ん……」

 俺に好き勝手扱かれている白河が目を閉じて吐息を漏らした。俺の手でも気持ちよくなっているらしい。

「すごいなお前のちんこ」
「嫌だよ、こんなの」
「すげえ面白い」
「面白いって……」

 初めての感触に、俺は白河のちんこを触ってるという事実を忘れて夢中で扱いた。いつもの俺ならとっくに射精している頃なのに白河はまだイカない。やっぱり俺は早漏なのか。もしかしてそんなに良くないのか。

「気持ちよくない? 俺、下手?」
「下手じゃ、ない…っ…あ……気持ちい……っ」

 壁に凭れて白河は膝をガクガク震わせた。浅くて早い呼吸を繰り返して、たまに歯を食いしばる動作をする。言葉に嘘はなさそうだ。

「あっ……あ、岡本……出そう……!」

 手が疲れて来た頃、白河が射意を伝えて来た。トイレットペーパーを巻きとり先端に押し当てた。

「ごめん、岡本っ」

 ぐっと肩を掴まれた直後、トイレットペーパー越しにドプッと撃ち放たれた感触が伝わって来た。二度、三度と吐きだされるその量がまた多くて、いつもの自分を基準に取ったトイレットペーパーでは足りずにじわりと染み出し、跳ね返った精液が竿を伝い落ちて行った。

 体から力を抜いて白河が事の終わったため息をつく。恐る恐るトイペを裏返すと白い水溜りが出来ていた。

「すげえ……」

 俺の手が軽く震えているのは疲労か、感動か。

「次は岡本の番」

 俺の手からトイレットペーパーをむしり取って便器に落とすと、白河は俺のちんこを握って来た。大きな手にすっぽり包まれ隠れてしまう小さな俺のちんこ。

「ちょ、お前、握りつぶすなよっ」
「これ……最大?」
「……ほぼ」

 目を軽く見開きながら自分の手元を見ている。こんなに小さいちんこがあったのかって顔するな。

「痛かったら言ってくれ」

 そう言って白河は手を動かし始めたが、自分のちんこのように擦る余裕のない短い距離に戸惑っているのがちんこ越しにわかってしまう。結局白河も牛の乳しぼりのように手を動かすしかないようで、扱くというよりニギニギと俺を握った。

「痛くない?」
「……ったく、ないっ」

 声が裏返った。あれ、おかしいぞ。俺の普段のやり方とたいして変わらないのに、ちょっと怖いくらい大きな手に丸っと包み込まれてクニクニされるのが凄く気持ちがいい。絶妙な動きと力加減だ。

「本当か? 声が変だけど」
「……これ、は……ちがっ……あっ」

 もう出そうになって、咄嗟に白河の腕にしがみついた。

「ごめん、痛かったか?」
「違う……っ」

 白河の腕に額を擦りつけながら首を振る。足が震えちゃってる。ぶっちゃけもう出ちゃいそうだ。

「ゆっくり……頼む……」
「わかった」

 白河は中腰になってまた俺をニギニギする。胸の奥が跳ねて変な声出そう。抑えるために手で口を塞いだ。あ、白河の精液の匂いがする。

「ま……んっ! ちょ……あっ……白河っ……」

 あやうく射精しそうになって再び白河の腕を掴んだ。

「もしかして、もう出そうとか?」

 意外そうに俺の顔を覗きこんでくる。

「ちが……立ってんの、疲れた」
「え……っと、じゃあどうしよ……待って、ここ、座る?」

 便座の蓋をおろした上に座って、白河は自分の膝をポンポンと叩いた。こいつの上に座んの? それって恥ずかしくねえ? ほんとに俺が子供みたいじゃん。

 でも足腰に力が入らないし、これだと白河に顔を見られずに済む。仕方なく、俺は白河の膝に座った。すぐに背中から白河が覆いかぶさってきた。背中全部があったかくなるくらい白河の胸は広い。

 顔の横から白河が顔を出し、手を前に回して俺のちんこを握った。さっきよりめっちゃ至近距離だ。他人の家の匂いと白河の体臭が混じって鼻に届く。割と好きな匂いかも。

「これだと俺もやりやすい」

 二人羽織りみたいな格好で、白河が手を動かし始めた。握られた指の隙間から俺の亀頭の先が見える。鈴口からはだらしなく涎が溢れ続けている。

 何度か擦られただけでまたイキそうになった。

「あっ、やめ……っ」

 手を掴んで待ったをかける。

「やっぱりイキそうなんじゃないのか?」
「別に」
「体、ビクビクしてるけど」
「そんなことねえよ」
「岡本ってもしかして、すごく感じやすい?」
「違うし」
「一回出したらいいんじゃないか?」
「ちょ、ま、待て、やめろっ」

 白河の手が動きを再開する。なんだこの絶妙な動きは。こいつ、こう見えてテクニシャンかよ。

 腕を掴んだけどやめてくれなくて、どんどん追い立てられた俺は女の子みたいに膝を合わせた内股になりながら精液を飛ばした。トイレの戸と床にポタポタと落ちる。

「だから、やめろっつったのに」
「早いな。量も少ない」
「うるせー……ってなにまだ動かしてんだよ!」

 白河の手はまだ乳絞り運動を続けていた。

「だって、これまだ勃ってるんだろ? 違う?」

 白河の言う通り、俺のちんこはまだ勃起状態だ。射精直後はさすがに萎みかけたが、白河の手によってまた大きくなってしまったのだ。

「俺は一回で満足するけど、岡本は違うんだな。大きさが関係あるのかな」

 独り言みたいに耳元でボソボソと呟く。息遣いがかかってくすぐったいんだよ。

「も…う……っ……いいって……んっ……」
「終わるまで付き合うよ」

 右手じゃ疲れたのか白河は左手に持ちかえた。ぎこちない動かし方が、なぜかまたいい。

「はっ……あっ、んっ……や……」
「岡本、その声……やめて」
「だって……! おま……あっ……あぁ……」
「…………っ!」

 ぎゅっと後ろから抱きしめられた。俺の肩に顔を埋めて、はぁはぁ息も荒い。

「ど……した?」
「また……勃ってきた」

 尻のところで肉の塊がもぞっと動く気配。1回で満足できるんじゃなかったのかよ。

「俺が扱いてやろうか?」

 顔を隠したままコクンと白河は頷いた。

 俺は膝の上で向きをかえ、白河と向かい合った。またあの長大な勃起ちんこが白河の股間からそそり立っている。それを握って扱いた。白河も俺のちんこを擦った。

 もう、顔とか声とか気にする余裕もない。

 白河が2度目を出すまでに俺は3回射精した。飛び散った精液を掃除してからトイレを出た。



 運動場に戻る気にはならず、もうすぐチャイムも鳴りそうだったので俺たちは先に教室へ戻った。制服を着替え終わった頃、チャイムが鳴った。

「なぁ、白河」
「なに」
「さっきの、二人だけの秘密な。誰にも言うなよ」
「言えるわけないだろ」
「だよな」

 他のクラスも授業が終わったようで廊下が騒がしくなってきた。クラスの連中が戻ってくるのももうすぐだろう。

「まぁ、なんだ、自分じゃ無理なこと経験できてよかったよ」
「うん」
「もし、また……触ってみたいって言ったら? 変な意味じゃなく! 変な意味じゃなくな!」
「わかってるよ。岡本のも触らせてくれるならいいけど」
「おう。じゃあ、また……また、いつか、な」
「うん」

 自分でとんでもないこと言い出したなぁと思いながら拒否られなかったことに安堵してる。もし次、白河と扱い合いしたら……今日より気持ちよくなってまたやりたくなってしまうかもしれない。相手は男で白河なのに。

 クラスの男子どもが戻ってきて教室が一気にうるさくなった。白河は前を向いて机に突っ伏した。広く大きな背中。じっと見てたら、ドキドキしてきた。






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2015-11-26(Thu) 20:09| 大小| トラックバック(-)| コメント 1

大小(1/2)

※挿入なし

 白河のちんこはめちゃくちゃでかいらしい。

 そんな噂を聞いた。目の前に広がる大きな背中は、いつも曲がって丸まっている。黒板が見やすいよう、後ろにいる俺に配慮してるのもあるかもしれないが、普段から白河は猫背だ。

 眼鏡かけて、髪はただおろしてるだけで、背は高いけど細くて猫背のダサい奴だ。

 この前の席がえで白河と前後になった。

「席、変わる?」

 自信なさそうにボソボソと俺に言って来た。聞こえたけど、聞こえないふりして「えっ?!」って大声で聞き返したら、ほんの少しボリュームあげて、また同じことを繰り返した。それが白河との初めての会話だ。

 白河が壁になって授業中寝放題だから、席はそのまま、俺が後ろに座った。

 俺は162センチ。聞けば白河は190センチ。なに食ったらそんなに成長するんだよ。しかもちんこまででかいのかよ。俺はちんこも…………

 ツンツンと白河の背中を指で突いた。白河が振り返る。俺は声を潜めて訊いた。

「お前ってちんこでかいの?」
「なっ……!」

 何事にもあまり動じない、常にテンション低めの白河が珍しく慌てる。眼鏡あげたり、口元押さえたり、顔もだんだん赤くなってきた。

「まじ? そんなにでかいの?」
「授業中になに言ってるんだよ」
「嘘かほんとかだけ、教えて」
「嘘に決まってるだろ」

 ぷいって前に向き直る。白河の反応が面白かったので、ノートをちぎってちんこの絵を書いて白河に回した。それを見た白河が額に手を当てて細く息を吐きだすのが体の動きでわかった。こいつ、困ってやがる。

 今度は比較しやすいように、白河の体全体を書いて、頭よりも高くそびえ立つちんこに『これくらい?』と矢印で文章も書き足して前に回した。

 くしゃって握りつぶされる音がした。白河は授業を聞いてるふりをしてるけど、態度に落ち着きがなくて、後ろから見てる俺は面白くってしょうがなかった。



 休み時間になると、白河は俺から逃げるみたいに足早に教室を出て行った。廊下に出るとトイレへ入っていく後ろ姿が見えた。確かめる絶好のチャンスとばかりに俺もあとに続いて中に入った。俺を見た白河はあからさまに驚いた顔をして、体を前に倒して手元を隠した。

「そんなにくっついてたら、服に小便がかかるぞ」
「なにしに来たんだよ」

 動揺して声が裏返っちゃってる。

「トイレに決まってんだろ」
「隣に立つなよ。端っこが空いてるだろ」
「俺は真ん中が好きなんだよ」

 白河は俺に背を向けるように用を足し、終わると素早くチャックをあげた。手を洗うと、走ってトイレから出て行った。ちんこのでかさより、だんだん白河の反応を見ることが楽しくなってきた。



 次の休み時間、俺が友達と喋ってたら、顔を真っ赤にした白河がやってきた。怒った顔つきで、「これ、岡本の仕業だろ」と丸めた紙を投げつけてくる。

 授業中に俺がこっそり背中に貼った『巨根』と書かれた紙だ。

「知らねえよ、俺じゃねえもん」
「岡本しかいないだろ、こんなくだらない悪戯するのは」
「ほんとに知らねえって。なんて書いてあんの?」
「なにって……っ」

 巨根って口にするのが恥ずかしいのか言い淀む。唇をムズムズさせて、怒りと羞恥と、たまに泣きそうな顔を見せる。

「お前ら、なに遊んでんだよ」

 友達が丸まった紙を拾い上げた。広げようとするので取り返した。お前は知らなくていいんだよ。当分俺一人だけで、こいつで遊ぶんだから。



 次の授業中、白河は疲れたみたいに項垂れていた。

『ほんとのこと教えないと、また悪戯されちゃうよ?』

 と書いた紙を白河に回す。読んだ白河がため息をつく。何か書きつけ、こっちを見ずに返してきた。

『ほんとに普通。もうやめろ』

 あ、ちょっと右上がりの字書くんだ。筆圧も強め。

『なにが普通なの?』

 ニヤニヤしながら白河に戻す。

『ガキ。わかってるくせに』
『言ってくれなきゃわかんない。なにが普通?』
『変態』
『今度はどんなイタズラしようかな』

 ばっと白河が振り返った。眼鏡の奥の目が怒ってる。だけど、気の弱さが滲み出ちゃってるのか、なんだか泣きそうに見えるんだよな。

「もうやめてくれ」

 押し殺した声でそれだけ言うと、白河は顔を前に戻した。

 たぶん、このへんが引き際。これ以上やったら俺はただの鬱陶しい奴。白河も我慢の限界で、本気で怒っちゃうだろう。
 わかってるんだけど。広くて大きな背中を見てたら、どうしてもちょっかい出したくて仕方ない。



 次は体育だった。女子が出てった教室で体操服に着替える。

 俺の視線は当然のように白河の股間に引き寄せられる。白河もそれをわかっているから俺に見られない角度で着替える。素早くズボンを脱いで、地味なボクサーだなって感想を俺が思い浮かべた一瞬のうちにジャージに着替えてしまった。

 振り返った白河は、やっぱり見てたって呆れた顔して教室を出て行った。

 今日の体育はサッカーだ。二つにわかれての対抗戦で、俺と白河は敵同士。

 白河は背は高いけど運動は苦手のようだ。ボールを追っかけて右往左往している。ボールに絡むことはない。たまに苦し紛れのパスがくる。その時の白河は長い手足を無駄にバタバタ動かして最高に面白い。大振りなキックのわりにぜんぜんボールは飛ばなくて落胆してるのがその眼差しと落とした肩でわかる。

 俺がドリブルしながら白河に突っ込んで行くと、きょどって体を左右に揺らして両手を広げたりする。キーパーかよ。すんなり横をすり抜けるとき「あ」とか「う」って言ってんのが聞こえて笑ってしまった。

 ちらっと後ろ見たら、追いかけてもこないで俯いていた。チームメイトからも文句言われて交代させられてやんの。馬鹿な奴って思ってた俺が一番馬鹿だった。

 前を向いたら目の前に人がいて、思いっきりぶつかってしまった。衝撃に頭も目もぐらぐら揺れて、前後がわからないままぶっ倒れた。

 砂が口に入った。ペッて吐きだした唾に赤いのが混じっている。手で口元を擦ったらぬるっとした感触。鼻をすすると口の中に血が流れ込んできた。

 鼻血を出した俺は保健室へ強制退場を命ぜられた。

「白河、ついていってやれ」

 先生の声に、白河が顔を歪める。



「大丈夫?」

 保健室への廊下を歩きながら、それまで無言だった白河が声をかけてきた。

「もう止まった気がする。だせえな、俺」
「少し」
「ははっ」
「岡本ってサッカーうまいんだな」
「小学校の間、ずっとサッカークラブでやってたから」
「もうやってないのか?」
「やめた」
「なんで」
「小学生の時からチビだったからな。さっきみたいにぶつかった時は俺が負ける」
「ああ」
「ああって納得すんな」
「俺も小学生の頃からでかかったんだ。ランドセルが似合わなくて嫌だった」

 たまに見かけるな。半ズボンでランドセルを背負う、小学生に見えない小学生を。確かにあれは気の毒になる。

「隣の芝生は青いってやつだな」
「岡本は小さいのか?」
「見ればわかんだろ。喧嘩売ってんのか」
「じゃなくて、そっち……も、小さいのか?」

 白河の目が下へさがる。視線を辿ると俺の股間を見ていた。

「ばっ……!」

 体中の血が沸き立つ感じがした。だけど、からかうでもない、真面目な白河の顔を見てたらすっと熱がさがって、なんか諦めというか、どうでもいいやって気持ちになった。

「……そーだよ」

 観念して認めた。白河は神妙な面持ちで「そっか」と頷いた。

「俺は正直に言ったんだから、お前も教えろよ」
「うん……俺は……ちょっと……大きい方、かも、しれない……」
「どのくらい?」
「えっと、えっ、いつの?」

 通常時と勃起時、どちらか迷って白河は広げかけた手を握りしめた。

「あ、ああ、じゃあ……ちょっとこっち来い」

 近くの男子トイレに白河を連れ込んだ。個室に入って鍵をかけ、「見せてみろ」と白河に迫る。

「えっ? 嫌だよ」
「見た方が早い」
「そうかも、だけど……じゃあ岡本も見せろよ」
「わかった。一緒に見せ合いっこしよう」

 せーのでズボンとパンツを下げた。お互いの一物を見て俺たちは驚いて息を飲んだ。

 ボロンと零れ出た白河のちんこは俺の勃起時より大きかった。平常時でそのサイズ?! その重量感?! 実はちょっと半立ちなのか?! じゃないとおかしいだろそのでかさ!

 白河は白河で、俺のちんこを見つめながら言葉を失っている。仔犬を見たときみたいにだんだん顔をほころばせて、小さな声で「かわいい」とか呟きやがる。

 俺と白河のちんこは子供と大人ほどの違いがあった。

「やっぱお前、でけえな」
「岡本は……かわいいな」

 かわいいって言うなよ。傷つくだろが。俺もでかいって言ってるけど。

「ついでだからさ、おっきくした時のも見せてくれよ」
「えっ、本気で言ってる?」
「この際、全部晒しちまおうぜ」

 白河はずいぶん躊躇ってみせたあと、「いいよ」と、まだ迷いの残る顔で頷いた。






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2015-11-25(Wed) 20:26| 大小| トラックバック(-)| コメント 1

彼はセールスマン(2/2)

<前話はこちら>

 この事務所は隣を倉庫として使っているので池田を責める玩具は文字通り売るほどある。その中の一つの手錠で池田の手を拘束し、媚薬入りローションで肛門を解し、前立腺バイブを突っ込んだ。

「んんっ、あ、あ、ああぁぁ……!!」

 前立腺をゴリゴリに押された池田が、ソファの上で身悶える。ビクビク震える平らな胸にローションを垂らし、ローターを乳首に当てた。

「あぁっ、や、だ……やめて…っ…嫌だ、ぁあ……んんっ」

 今度は勃起したペニスにオナホを嵌めてやった。グチュグチュと音を立てながら扱くと池田は声をあげなら射精した。それでも手を休めず動かし続けた。

「や、ん……めて……! もぉ……やめ……ああぁ……っ!」

 数分後に2度目の射精をした。小さいローターをオナホに仕込んで放置し、今度はバイブを手に取った。いろいろ角度をかえ、池田の前立腺を刺激する。

「やだっ、あ、あんっ……も…お…休ませて……っ!」
「こんなに感じやすい体で、よくいままで女相手にヤレてたな」
「はぁ……あっ、あぁんっ……いや、だぁ……手……止めて……」
「ホモビデオを撮るか? そっちのほうがお前には合うかもいれないな」
「いや……っ……だ……許して……もう…限界、なんです……!」

 許しを請う目が俺に向けられる。その目が一瞬、俺を通り越して壁の時計を見た。時間が気になるようだ。もしかしたらこのあと、誰かと待ち合わせをしているのかもしれない。

 相手は誰だ。これまで数えきれないほどの女と寝ていたが、恋人は作らなかった。個人的に親しい人間なんて、俺以外に知らない。この仕事から足を洗いたくなる相手はいったい誰なんだ!?

「女の相手に飽きたなら、別の仕事をやる。営業でも事務でも撮影現場でもいい。玩具を売り歩いたお前なら新商品の開発にも向いてるかもしれない。お前のやりたいことをやらせてやるから、残って俺を助けてくれよ」

 池田は苦悶の表情で首を横に振った。

「結論を急ぐ必要はないだろ。じっくり話し合おうぜ、お前の気がかわるまで」

 バイブを引き抜いた。

「新商品を試してみよう。これはピストン運動と射精機能がついてるんだ。吸盤素材のカバーを外して先端にローションを仕込めば、セットした時間がくると中出しする」

 カバーを戻してローションを垂らし、池田のアナルに嵌め込んだ。さっきとは違う形に、池田の体がビクビクを跳ねた。

「タイマーは15分後にセットしておいた。それまでよく考えてくれ」

 スイッチを入れたら池田の中でバイブが暴れだした。内側が高速で前後に振動し、外側はワンテンポ遅れたリズムで前後運動する。頑丈なシリコン素材だから破れる心配はない。

「ひ、い……あっ……ああっ……あぁんっ……先輩っ……止めて……くださ……いっ……」
「ついでに使用感の感想も聞かせてくれ。気持ちいいか?」
「あ、あはぁあ……って……る……当たって……いい……きもちぃ…!」

 こんな状況でも律儀に教えてくれる。オナホを握って扱いてやった。

「ああぁ!! だめっ、せんぱ……あぁっ、あんっ! 扱かな…で…だめ……!!」

 ゆっくり扱きながら、ローターで乳首を責め続けた。

 池田は髪を振り乱して喘いだ。
 苦しいと言ったが無視した。
 もう出ないと言ったが続けた。
 池田の顔も体も上気して赤く染まっていた。
 汗で髪が張り付いていた。
 喘ぎっぱなしで口の中がカラカラなのか声も掠れて来た。
 乾燥した唇を舐めて潤してやった。
 そのまま口を塞いで舌を入れたが、応えてくれなかった。
 もう何も考えられないような状態に見えた。

 気付くと肛門を犯していたバイブが静かになっていた。故障かと思って引き抜いたら先からローションが垂れ落ちた。信じられなかったがあれから15分が経過していたようだ。

「なぁ、残ってくれるだろ? 辞めるなんて言わないよな?」

 充血して潤んだ目がぼんやりと俺を見る。焦点は合っていないが、しっかり俺を見ながら池田は強情にも左右に首を振った。頑固な態度にさすがに苛立ってきた。

「今度はSM用の道具を使ってみようか? お前は毛嫌いしてたけど」

 表情をかえて狼狽する池田を見て満足してしまう。隣の部屋からいくつか見繕って持って戻ると、逃げようとしたのか池田がソファからずり落ちていた。抱き起してソファに戻す。

「まだ時間はあるだろ?」

 このあと誰かに会いに行く気だろうが、行かせてやるものか。お前を最初に見つけたのはこの俺なんだ。俺のそばに一生いればいいんだ。

「カメラの前では勃たないって言ってたな? ほんとかどうか試してみるか」

 スマホを出して池田に向ける。池田は顔を背けた。嫌がる素振りに興奮する。池田のことが好きなのか、本当は嫌いなのか、自分で自分がわからなくなってくる。

「録画するぞ。ほら、こっちを向け」

 池田の顎に手をかけ強引にこちらを向かせた。嫌悪の滲む冷たい目が俺を見た。猛烈に「好きだ」と言いたくなった。誰かが扉をノックしなければ、本当に言っていたかもしれない。

 池田のことに没頭しすぎていてノックの音に気付くまでに少し時間が要った。外の誰かは大きめのノックをしてきた。無視していれば諦めて帰るだろうと思っていたが、そいつはドアノブを回した。ゆっくり扉が開いて行く。

 客が直接ここへ来ることはない。可能性が高いのは在庫を切らした従業員だろう。この状況の言い訳を必死に考える。新商品を試していた? 池田が自分で使ってみたいと言い出した? どれも不自然で怪しまれる。適当な言い訳なんか何も思いつかない。

 固まる俺の目の前で扉が完全に開き、学ランの男子高校生が中に入って来た。アダルトショップだと勘違いしたのか? 止める間もなく、高校生は一直線に池田の元へと駆け寄った。

「なにやってんだよ」

 高校生は学ランを脱ぐとそれを池田の体にかけた。そして振り返って俺を睨み付けて来た。

「おい、あんたもこの人の客か?」

 この高校生は池田の知り合いらしい。池田の仕事を知ってるということは客だろう。男にも売っていたのか。確かに需要はあるだろうが。

「俺はここの責任者で、そいつはここの従業員だ」

 俺の言葉を確かめるために高校生が振り返る。池田は頷いた。

「どうしてここがわかったんだい?」
「浮気アプリ、あんたの携帯に仕込んどいた」
「勝手なことを。僕は許可してないぞ」
「でも役に立った。ここで何してたのさ」
「新商品を試して欲しいと頼まれたんだ」

 俺を庇う池田の言葉に驚いた。

「どうしてあんたが。もうこの仕事は辞めるんじゃなかったのかよ」
「辞めるよ。今日で最後だ。そこの鍵を取ってくれ」

 高校生はテーブルに置いてあった鍵を見つけ、池田の手錠を外した。自由になった腕を、池田は高校生の首に巻き付けた。それを見て、さっきの言葉は俺を守るためじゃなく、この高校生のための嘘なのだと気付いた。

「昨日は一週間分出したからもう無理だって言ってなかった?」

 オナホを取り外し、その中を見て高校生が池田に詰め寄る。ただの客じゃない。二人はそういう関係なのだ。

 池田はバツの悪そうな顔でオナホを取り上げ、ゴミ箱めがけて放り投げた。そんな顔も、乱暴な仕草も、俺は初めて見るものだ。ショックだった。

 池田が仕事を辞めると言い出した原因はこいつ。きっとこのあと会うつもりだったのもこいつ。

「疲れたんだ。文句ならあとで聞くから、今日はもう帰りたい」

 と高校生に抱き付く。当然のようにそれを抱き留める高校生に殺意が湧いた。そこのガラス製の灰皿でぶん殴ってやろうか。

 高校生は池田に服を着せると、肩を貸しながら立ち上がった。体中ローションまみれで、精液臭い池田に嫌な顔一つしない。「タクシー呼ぶね」と耳打ちしたついでに、池田の頬にキスなんかしてる。

「先輩、今までお世話になりました」

 池田が頭を下げてきた。

 引き留めたい気持ちはたっぷりある。でも引き留める言葉は、二人を目の前にして何も出て来なかった。二人は壁の向こうにいた。

 二人が事務所から出て行く。俺は睨んでくる高校生を睨み返すことも出来なかった。もともと俺は、そんな立場じゃなかったのだ。






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2015-11-15(Sun) 20:03| 彼はセールスマン| トラックバック(-)| コメント 0

彼はセールスマン(1/2)

過去話<俺のセールスマン僕はセールスマン

※主役以外と無理矢理系、玩具挿入、セールスマンの名前は池田

 最近こっちの仕事は他の奴に任せていたから、事務所にいるなんて何か月ぶりだろう。欠伸をしながらそんなことを考えていたら、戸を叩く音のあと池田が中に入って来た。

「いま起きたって顔ですね」

 きっちりした身なりで涼しげに笑いながら指摘しやがる。

「お前が辞めるなんて言い出したから眠れなかったんだぞ」

 本当は別件で寝る時間が遅くなっただけだ。その分昼まで寝ていたが。俺の嘘に慣れっこの池田は鼻で笑った。

「まさか引き留められるとは思いませんでした」
「一応ここの責任者なんだから、優秀な社員が辞めるって言い出したら止めるだろ」
「留守が多いから、最近の僕の営業成績をご存じないんでしょう」
「悪いのか?」
「この一ヶ月酷いもんです」
「スランプみたいなもんだろ。お前ならすぐ巻き返せる」
「この仕事に飽きました」
「まだ25なのに枯れたか?」

 まったくの見当違いだと言いたげに、池田は口角を持ち上げて薄い笑みを浮かべた。この顔だったな、と初めてこいつを認識した日のことを思い出した。

 池田は高校の後輩だ。読書部という俺の先輩が作った漫画を読むだけのクラブに実態も知らずに池田が入部してきた。少し調べればそこが素行のよろしくない連中のたまり場になっているとわかりそうなものなのに。

 入部してすぐそれがわかっても池田は退部せず、放課後になると律儀に顔を出した。漫画には興味がないようで自分が持って来た本を読んで静かに過ごしていた。

 家で読めばいいだろと誰もが思った。俺がそれを言うと、池田はさっきみたいな笑い方をして目を伏せた。男相手に性衝動を感じたのはこの時が初めてだった。

 池田は細身だがちゃんと男の体つきをしていた。顔だって不細工じゃないがイケメンでもない。でも肌が綺麗で、一度も染めたことのなさそうな黒髪は艶やかで、全体的に地味なくせに妙に色気を感じる表情をする。

 初めて抱いた感情に俺は焦った。下品な会話が飛び交う騒がしい部室の隅で、黙々と本を読んでいるだけの池田が気になって仕方なかった。

 我慢できなくなってこっちから色々話しかけた。憎たらしいことに池田は最小限の返事しかしない。それがますます俺の飢餓感を煽ったのだと思う。

 他の部員を早く帰るよう誘導して、池田に戸締りを任せて一旦校舎を出た。忘れ物をしたとベタな手を使って部室に戻り、帰る前と同じ姿勢で本を読んでいた池田に襲い掛かった。

 もちろん抵抗された。ビンタもされた。頭がおかしいと罵られた。無視して強引に事を進めた。むりやり捻じ込み夢中で腰を振ってあっという間に射精した。

 終わってから自分のしでかしたことに真っ青になった。溜まってただの、たまたまお前だっただのと本心じゃない最低な言い訳を並べてなんとかなかったことにしようと必死だった。

「誰にも言うなよ。こんなこと喋ったらお前も一巻の終わりだぞ」
「言いませんよ」

 服の乱れをなおしながら池田は冷静だった。ボタンを留める指を見てたらまた欲情した。きれいな爪をしていた。

「親にも、だぞ」
「親はいません」
「え?」
「小さい時に両親が事故で死んでからずっと施設です」

 他人事みたいに淡々とした口調だった。それを聞いて息が苦しくなるほど池田のことが愛おしくなった。

 こんなことがあったからもう部に出て来ないと思っていたのに池田はそれからも毎日通い続けた。俺に対しても普段通りの態度で、あれは夢だったのかと混乱するほどだった。

 夢か現実か確かめるためにまた池田を襲った。今度は抵抗されなかった。ただ、痛いので今度からちゃんと準備させて下さい、と言われただけだ。

 それから池田とは個人的につるむようになった。家に呼んで何度もセックスした。慣れてくると池田も感じるようになったのか喘ぐようになった。その声をもっと聞きたくて、池田の痴態を見たくて、あの手この手で池田を責めた。男の池田に夢中だった。

 大学に行って会う頻度は減ったものの、週末や長期休暇には、一人暮らしを始めた俺の部屋に泊まらせて寝る間も惜しんでセックスした。

 二年後に池田は高校を卒業して就職した。地元の中小企業。池田は半年ほどで社長夫人と不倫を始めた。それを知って俺は激怒した。思わず拳を振り上げたが、罪悪感を微塵も感じていない池田の顔を見て真実に気付かされた。俺たちは別に付き合ってるわけじゃなかった。

 池田に好きだと言ったことはない、池田から言われたこともない。溜まってたから、たまたまお前だったという、高校のときの言い訳を池田はずっと信じて疑わなかったから、俺は池田を殴る立場になかったのだ。

 俺が就活を始めた頃、高校の時の先輩にAV撮影の仕事を手伝えと言われた。そこでアルバイトしながら色々企画を出した。その一つに素人の人妻ものを滑り込ませた。

池田には内緒で不倫相手の社長夫人に接触した。不倫をバラされたくなければ、AV撮影に協力しろ、と。夫にバレるのがよほど怖かったのか、社長夫人はAVに出演することを選んだ。

 そのDVDを池田に見せた。お前が好きな女はこの程度なんだぞ、と。最後まで見終わった池田は、俯きがちに口角を持ち上げて薄く笑った。「それが?」と言いたげに。

「あの人に付き合ってたのは、いろいろ便宜をはかってくれるからです。社長にもこれを送ったんですか? じゃあ離婚かな。利用価値がなくなったら、僕もあの人に用はありませんよ」

 冷酷に言い放つ池田にゾクゾクした。こいつと他人との間には取り壊せない壁があるのだ。誰もその壁のなかには入れない。もちろん、俺であっても。

 社長夫人の離婚のゴタゴタで池田とのこともバレて池田はクビになった。その時俺がいまの仕事に誘った。

 最初は俺の秘書兼事務兼受付といろいろ雑務をやらせていたが、得意先の奥さまから急きょ呼び出しがかかった時、担当者がいなくて、電話を受けた池田が出向くことになった。

 次回から池田が指名されるようになり、外回りもすることになった。

 高級住宅街に住む奥さまや娘に実践つきで大人の玩具を売りつける。そのついでにAV女優を探し出す。両親を事故で失い施設育ちだった池田には、大人の女の保護欲を激しく掻きたてるフェロモンが出ているのか、驚くほど売り上げた。そして、性に貪欲な女を見つけて来るのが上手かった。池田の天職だったんじゃないだろうか。

 それなのに辞めるだなんて。

「しばらく男優のほうでAVに出るか?」
「僕はカメラの前では勃たないので」
「お前がスカウトしてきた奥さんと男優にお前が挟まれるAVなんてどうだ?」
「悪趣味ですね」
「お前に迷惑がかかるって言えば、最初ちょっとごねた女も素直に言うことを聞くようになるんだ。健気な奥さんたちを抱いてやれよ」
「僕には関係ないですよ」

 相変らず冷たい奴だ。だが俺はそんな池田に強く欲情する。

「久し振りにヤルか」

 池田のネクタイに手をかけると、うんざりした顔でため息をつかれた。

「疲れてるんですけどね」
「成績落ちてるのに?」

 池田は答えなかった。俺を見ない目は、何かを隠していた。いや違う、誰かを、だ。

「これは上司の命令だから」

 力任せにワイシャツを開いた。






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2015-11-14(Sat) 20:25| 彼はセールスマン| トラックバック(-)| コメント 0

ご挨拶

お越しくださりありがとうございます。 初めに「当ブログについて」をご一読くださいますようお願い致します。
管理人が以前、某掲示板で書いていたものをここで再利用しています。決してパクリでは御座いません。そしてお願い。GKさんの小説を保存しておられる方いましたらぜひご連絡頂けないでしょうか。いまとても読みたいのです…

お世話になってます

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惚れリンク

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