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更新履歴・お知らせ

2017/09/08
ひとでなし2、完結

2017/09/07
ひとでなし1、更新

2017/09/02
ほんとにあったら怖い話2完結

2017/09/01
ほんとにあったら怖い話1更新

2017/07/28
コンビ愛更新、完結

2017/07/06
第二ボタン2更新、完結

2017/07/05
第二ボタン1更新

2017/05/25
ちょろくない2更新、完結

2017/05/24
ちょろくない1更新

2017/05/16
やっぱちょろい2更新、完結

2017/05/15
やっぱちょろい1更新

2017/02/11
メリクリあけおめ2更新、完結

2017/02/10
メリクリあけおめ1更新

2016/11/14
義父の訪問更新、完結

2016/10/27
覗き2更新、完結

2016/10/26
覗き1更新

2016/10/22
終わらない夜2更新、完結

2016/10/21
終わらない夜1更新

2016/10/16
凹の懊悩2更新、完結

2016/10/15
凹の懊悩1更新

2016/09/28
可愛さも憎さも百倍2更新、完結

2016/09/27
可愛さも憎さも百倍1更新

2016/09/22
利害の一致2更新、完結

2016/09/21
利害の一致1更新

2016/09/16
楽しい記憶喪失!3更新、完結

2016/09/15
楽しい記憶喪失!2更新

2016/09/14
楽しい記憶喪失!1更新

2016/09/13
楽しい同棲!2更新、完結

2016/09/12
楽しい同棲!1更新

2016/09/11
Phantom15更新、完結

2016/09/10
Phantom14更新

2016/09/09
Phantom13更新

2016/09/08
Phantom12更新

2016/09/07
Phantom11更新

2016/09/06
Phantom10更新

2016/09/05
Phantom9更新

2016/09/04
Phantom8更新

2016/09/03
Phantom7更新

2016/09/02
Phantom6更新

2016/09/01
Phantom5更新

2016/08/31
Phantom4更新
リンク一件追加

2016/08/30
Phantom3更新

2016/08/29
Phantom2更新

2016/08/28
Phantom1更新

2016/08/04
嘘7更新、完結

2016/08/03
嘘6更新

2016/08/02
嘘5更新

2016/08/01
嘘4更新

2016/07/31
嘘3更新

2016/07/30
嘘2更新

2016/07/29
嘘1更新

2016/07/18
Love Scars3更新、完結

2016/07/17
Love Scars2更新

2016/07/16
Love Scars1更新

2016/07/13
行きつく先は5更新、完結

2016/07/12
行きつく先は4更新

2016/07/11
行きつく先は3更新

2016/07/10
行きつく先は2更新

2016/07/09
行きつく先は1更新

2016/07/04
電話が鳴る7更新、完結

2016/07/03
電話が鳴る6更新

2016/07/02
電話が鳴る5更新

2016/07/01
電話が鳴る4更新

2016/06/30
電話が鳴る3更新

2016/06/29
電話が鳴る2更新

2016/06/28
電話が鳴る1更新

2016/06/16
今日の相手も2更新、完結

2016/06/15
今日の相手も1更新

2016/06/08
今日の相手は2更新、完結

2016/06/07
今日の相手は1更新

2016/05/25
いおや2更新、完結

2016/05/24
いおや1更新

2016/05/14
奇跡2更新、完結

2016/05/13
奇跡1更新

2016/04/28
ターゲット2更新、完結

2016/04/27
ターゲット1更新

2016/03/02
視線の先2更新、完結

2016/03/01
視線の先1更新

2016/02/23
性癖の道連れ2更新、完結

2016/02/22
性癖の道連れ1更新

2016/02/15
DL販売お知らせ

2016/01/20
尾行2更新、完結

2016/01/19
尾行1更新

2015/12/07
遺作2更新、完結

2015/12/06
遺作1更新

2015/12/02
昼夜2更新、完結

2015/12/01
昼夜1更新

2015/11/26
大小2更新、完結

2015/11/25
大小1更新

2015/11/15
彼はセールスマン2更新、完結

2015/11/14
彼はセールスマン1更新

2015/10/22
2度あることは2更新、完結

2015/10/21
2度あることは1更新

2015/09/18
死神さんいらっしゃい2更新、完結

2015/09/17
死神さんいらっしゃい1更新

2015/09/08
Congratulations2更新、完結

2015/09/07
Congratulations1更新

2015/09/01
待田くんに春の気配3更新、完結

2015/08/31
待田くんに春の気配2更新

2015/08/30
待田くんに春の気配1更新

2015/08/11
亀の恩返し2更新、完結

2015/08/11
亀の恩返し1更新

2015/08/07
Aからのメール2更新、完結

2015/08/06
Aからのメール1更新

2015/07/06
5年後2更新、完結

2015/07/05
5年後1更新

2015/07/04
待っててね2更新、完結

2015/07/03
待っててね1更新

2015/05/11
その後3更新、完結

2015/05/10
その後2更新

2015/05/09
リクエスト小説
その後1更新

2015/05/05
待田くんに春はこない2更新、完結

2015/05/04
待田くんに春はこない1更新

2015/04/30
楽しいシーソーゲーム!2
更新、完結

2015/04/29
楽しいシーソーゲーム!1更新

2015/04/21
楽しい親子喧嘩!1
楽しい親子喧嘩!2更新、完結

2015/04/16
楽しい放課後!2更新、完結

2015/04/15
楽しい放課後!1更新

2015/04/06
楽しい合コン!2更新、完結

2015/04/05
楽しい合コン!1更新

2015/04/01
楽しいお見舞い!2更新、完結

2015/03/30
楽しいお見舞い!1更新

2015/03/24
楽しい旧校舎!2更新、完結

2015/03/23
楽しい旧校舎!1更新

2015/03/16
楽しい入院生活!2更新、完結

2015/03/15
楽しい入院生活!1更新

2015/03/05
楽しい遊園地!2更新、完結

2015/03/04
楽しい遊園地!1更新

2015/02/27
楽しいロッカールーム!2更新、完結

2015/02/26
楽しいロッカールーム!1更新

2015/02/16
楽しいOB会!2更新、完結

2015/02/15
楽しいOB会!1更新

2015/02/14
一周年!!
いつもありがとうございます!
君は日向の匂い更新、完結
シンデレラアイドルのSSです

2015/02/13
保健室の先生2更新、完結

2015/02/12
保健室の先生1更新

2015/02/11
teeth2更新、完結

2015/02/10
teeth1更新

2015/02/09
楽しい初カノ!2更新、完結

2015/02/08
楽しい初カノ!1更新

2015/01/31
楽しい勉強会!2更新、完結

2015/01/30
楽しい勉強会!1更新

2015/01/23
楽しいお泊り!2更新、完結

2015/01/22
リクエスト小説
楽しいお泊り!1更新

2015/01/08
明けましておめでとうございます!
本年も宜しくお願い致します!
リクエスト小説
両想い1、2更新、完結

2014/12/12
楽しい合宿!2更新、完結

2014/12/11
楽しい合宿!1更新

2014/12/01
アガルタ2更新、完結

2014/11/30
リクエスト小説
アガルタ1更新

2014/11/23
朝のお楽しみ2更新、完結

2014/11/22
リクエスト小説
朝のお楽しみ1更新

2014/11/14
即位式2更新、完結

2014/11/13
即位式1更新

2014/11/04
裏ドSくん3更新、完結

2014/11/03
裏ドSくん2更新

2014/11/02
裏ドSくん1更新

2014/11/01
ひみつのドSくん2更新、完結

2014/10/31
ひみつのドSくん1更新

2014/10/30
伴侶1、2更新、完結

2014/10/27
支配人3更新、完結

2014/10/26
支配人2更新

2014/10/25
支配人1更新

2014/10/24
隣人3更新、完結

2014/10/23
隣人2更新

2014/10/22
隣人1更新

2014/10/15
元上司2更新、完結

2014/10/14
リクエスト小説
元上司 1更新

2014/10/10
ニコニコドッグⅡ 2更新、完結

2014/10/09
リクエスト小説
ニコニコドッグⅡ 1更新

2014/10/04
茶番2更新、完結

2014/10/03
リクエスト小説
茶番1更新

2014/09/12
「ちょろい 2」更新、完結

2014/09/11
「ちょろい 1」更新

2014/09/08
「新雪の君」更新、完結

2014/09/06
コメントお返事させて頂きました

2014/09/05
「すばらしい日々3」更新、完結

2014/09/04
「すばらしい日々2」更新
コメントお返事させて頂きました

2014/09/03
リクエスト小説
「すばらしい日々1」更新
コメントお返事させて頂きました

2014/09/01
「好きと言って4」更新、完結

2014/08/31
「好きと言って3」更新

2014/08/30
「好きと言って2」更新

2014/08/29
リクエスト小説
「好きと言って1」更新

2014/08/24
「純粋に近付いた何か2」更新、完結

2014/08/23
リクエスト小説
「純粋に近付いた何か 1」更新

2014/08/15
コメントお返事させて頂きました

2014/08/14
再会2更新、完結
コメレスさせて頂きました

2014/08/13
リクエスト小説「再会1」更新
「ノビ」の続編です

2014/07/26
コメントお返事させて頂きました

2014/07/25
息子さんを僕にください2更新完結

2014/07/24
リクエスト小説「息子さんを僕にください1」更新
娘さんを僕に下さいとは無関係ですw

2014/07/22
コメントお返事させて頂きました

2014/07/20
久しく為さば須らく2更新、完結
コメントお返事させて頂きました

2014/07/19
リクエスト小説「久しく為さば須らく1」更新
コメントお返事させて頂きました

2014/07/18
コメントお返事させて頂きました

2014/07/16
コメントお返事させて頂きました

2014/07/15
コメントお返事させて頂きました

2014/07/14
コメントお返事させて頂きました

2014/07/13
リクエスト小説「嫉妬せいでか2」更新、完結
コメお返事させて頂きました

リクエスト小説「嫉妬せいでか1」更新

2014/07/11
拍手お返事させて頂きました
お知らせ一件

2014/07/10
コメント、拍手お返事させて頂きました

2014/07/09
拍手お返事させて頂きました

2014/07/08
コメント、拍手お返事させて頂きました
耽溺 2更新、完結

2014/07/07
拍手お返事させて頂きました
リクエスト小説「耽溺 1」更新

2014/07/06
拍手お返事させて頂きました

2014/07/05
拍手お返事させて頂きました

2014/07/04
コメント、拍手、お返事させて頂きました

2014/07/03
コメント、拍手、お返事させて頂きました
吉原と拓海その後 2更新、完結

2014/07/02
コメント、拍手、お返事させて頂きました
吉原と拓海その後1更新しました

2014/07/01
コメントお返事させて頂きました
シンデレラアイドル2更新、完結

2014/06/30
拍手お返事させて頂きました
シンデレラアイドル1更新しました

2014/06/29
リクエスト募集してます

2014/06/27
拍手お返事させて頂きました

2014/06/24
目は口ほどに 更新、完結

2014/06/17
茶々丸更新、完結
獣姦っぽい

2014/06/11
連鎖 2更新、完結

2014/06/10
連鎖 1更新

2014/06/07
拍手お返事させて頂きました

2014/06/06
拍手お返事させて頂きました

2014/06/05
拍手お返事させて頂きました

2014/06/04
元旦那さん 2更新、完結

2014/06/03
元旦那さん 1更新
旦那さんの続きです

2014/05/29
昨日の記事の続きで拍手お返事させてもらっています

2014/05/28
旦那さん 2更新、完結

2014/05/27
旦那さん 1更新

2014/05/22
夢の時間2更新、完結

2014/05/21
アンケート1位小説「親子」
夢の時間1更新

2014/05/16
この物語はフィクションです更新、完結

2014/05/14
アンケート1位小説「教師と生徒」で先生受け。
信じて下さい更新。完結

2014/05/11
純粋とは程遠いなにか2更新。完結
ダウンロード販売のお知らせ

2014/05/09
純粋とは程遠い何か1更新

2014/05/01
長男としての責務2更新。完結

2014/04/30
長男としての責務1更新

2014/04/27
セフレ更新。完結

2014/04/21
嘘が真になる2更新。完結

2014/04/20
嘘が真になる1更新。
アンケート終了しました
投票してくださった皆さんありがとうございました!

2014/04/15
親切が仇になる2更新。完結

2014/04/14
親切が仇になる1更新

2014/04/11
家庭教師更新。完結

2014/04/09
惚れ薬2更新。完結

2014/04/08
惚れ薬1更新

2014/04/05
ニコニコドッグ更新。完結

2014/04/03
健やかなるときも病めるときも更新。完結
アンケート設置1ヶ月記念更新
回答ありがとうございます!

2014/04/02
お隣さん2更新。完結

2014/04/01
お隣さん1更新

2014/03/28
B3-17 はるか更新。完結

2014/03/27
会話の語尾は常にハートマーク更新。完結

2014/03/24
僕の居場所更新。完結

2014/03/21
兄弟愛(3/3)更新。完結

ストックを全て出し切ってしまいましたので毎日更新は今日で終わりになります。
これからは書き終わり次第更新していきますので、引き続きよろしくお願い致します。

2014/03/20
兄弟愛(2/3)更新。

2014/03/19
兄弟愛(1/3)更新。

2014/03/18
7歳の高校生更新。完結

2014/03/17
7歳の高校生更新

2014/03/16
裏の顔更新。完結
アンケート2位「教師と生徒」
少し違う感じになりました。

2014/03/15
残業も悪くない更新。完結
アンケート結果を反映させてみました。
アンケートに答えてくださった皆さんありがとうございます。引き続きお願い致します

2014/03/14
片思い更新。完結

2014/03/13
クラスの地味男更新。完結

2014/03/12
吉原と拓海更新。完結

2014/03/11
罠更新。完結

2014/03/10
同級生更新。完結

2014/03/09
目覚め更新。完結
FC2小説にて、
閃光戦士フラシュレッド!公開。完結。

2014/03/08
やってられない更新。完結

2014/03/07
地下の城ピュラタ更新。完結

2014/03/06
地下の城ピュラタ更新。

2014/03/05
部室にて更新。完結

2014/03/04
すべからく長生きせよ更新。完結

2014/03/03
秘め事更新。完結
アンケート設置。ご協力お願いします

2014/03/02
映画館にて更新。完結

2014/03/01
大迷惑@一角獣更新。完結

2014/02/28
大迷惑@一角獣更新。

2014/02/27
僕はセールスマン更新。完結

2014/02/26
俺のセールスマン更新。完結

2014/02/25
夏の夜更新。完結

2014/02/24
妄想更新。完結

2014/02/23
先生 その2更新。完結

2014/02/22
洞窟更新。完結

2014/02/21
洞窟更新。

2014/02/20
先生 その1(1-2)更新。
先生 その1(2-2)更新。完結

2014/02/19
娘さんを僕にください更新。完結

2014/02/18
ノビ更新。完結

2014/02/17
ノビ更新。

2014/02/16
1万3千円更新。完結

2014/02/15
1万3千円更新。

2014/02/14
ファンレター更新。完結

2014/02/14
ブログ始動。
「ファンレター」公開。

よろしくお願いします。

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薔薇色の日々
  (「裏の顔」改訂版)

不埒な短編集
 短編3つ

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待田くんに春はこない(2/2)

<前話はこちら>

 ぐいぐい唇を押し付けてきながら、肩にも微妙に力が加わる。緩やかに押されている。

 押し返そうとしたら遠野の唇と強固に密着してしまう。だから反対方向へと俺の体は動く。追いかけるように遠野に迫られて、俺はつい後ろに手をつき、さらに肘を曲げて徐々に背中が床に近づく。

 いつの間にか俺は床に寝転がり、その上に遠野が覆いかぶさる格好になっていた。

「とまぁ、こうやって自然に押し倒すわけ。アンダスタン?」
「い、イエスサー」

 心のなかで敬礼しながら唾液まみれの唇をゴシゴシ拭う。さっきまでカッサカサに乾燥していたはずなのに!

「で、このままキスしながら、胸触って、向こうが乗り気になってきたらホックを外せばいい」
「乗り気になったかなんて、どうしてわかるんだ?」
「女の態度で。例えば、抱き付いてくるとか、足が開いてきたとか」

 遠野の膝が俺の足の間に割って入ってきた。膝を閉じられないことがこんなに落ち着かないなんて。

「急ぐと女は冷めるからな。向こうから早くって言い出すまで服の上からじっくりやってやれ。そうすればあとが楽だ」
「ふ、服の上から?!」

 何をすればいいんだ?!

 混乱する俺の想いを見透かしたように、遠野は見本だと言わんばかりにまた俺にキスすると、ブラの上から胸を揉み始めた。あ、また乳首立ってきた……!

「ん、ちょっ……ぅ……遠野っ……!」
「気分出て来た?」

 首筋を舐めながら喋るから息がかかってくすぐったい。ゾクゾクッとした震えが走る。

「ぁ……はぁ……っ」
「ブラをずらして両乳揉むのが好きなんだよね、俺」

 知らねえよ! ってか俺のぺったんこな胸は揉めねえだろ! なんでまた乳首弄ってんだよ!

「っ、あっ!」

 口に含まれた乳首をクチュッて軽く歯で甘噛みされた。なんだいまの。神経弾かれたみたいにビリビリッときた。

「感度いいじゃん」

 笑った吐息が乳首にかかる。俺の口からも息が漏れそうになる。なんか変だ。呼吸が乱れてエッチな息遣いになっている。

 俺も、遠野も。

 遠野は普段見たことないような笑みの消えた顔で俺のあちこちにキスしながら体を弄ってくる。

 そうか。セックスするとき、人間っていつもと違う顔つきになるのか。確かに俺も一人エッチしてる時はだらしない顔つきになってる時がある。いまの遠野はちょっとかっこいいけど。

 待て待て。
 かっこいいとか。遠野相手になに思っちゃってるんだ俺。

 というかもう遠野と普通にキスしちゃってるし。舌入ってきたし。ベロベロ舐められて絡めさせちゃってるし。

 これがベロチューか。やばい。遠野なのに、気持ちいい。もっとしたいとか思ってしまう。

「はぁ……ん……んっ……」
「欲しくなってきた?」
「……え……?」

 寝起きみたいに目をトロトロに蕩けさせて遠野を見上げる。遠野が優しく微笑む。胸がキュンと鳴った。

「気分、出て来た?」
「た、たぶん」
「こっち、凄いことになってる」

 遠野が俺の股間を手で覆う。しっかりテントを張っている。ちょっとやそっとの強風じゃ倒れませんってくらいカチカチだ。

「ブラより先にパンツ脱がせるのもありだから」

 遠野がベルトを外し、俺の目を見つめながらゆっくりチャックをおろす。この焦らされている感じ、これも遠野のテクニックの一つなんだろう。目がとてもいやらしい。

 パンツの上から遠野が先端を包み込む。先走りでじっとりそこが湿っている。それを広げるみたいに手の平をぐりぐり動かされる。

「う、あっ、それ……!」
「すごい濡れてる」

 パンツの中に遠野の手が入ってきて直接俺に触れた。自分じゃない、他人の手の感触。初めての体験に眩暈がした。

「待田、お前、女の子みたいだよ。グチョグチョになってる」
「は、恥ずかしいこと、言うなっ」
「自分でも音、聞こえるだろ?」

 パンツの中で遠野が手を動かす。クチュ、クチュ、と粘ついた水音が聞こえてきた。

「ううっ……うあ……あっ、あ……」

 自分で扱くのとぜんぜん違う。少し的外れな焦れったさがたまらなくいい。

「大洪水」

 って笑いながら円を描くように先端で指を動かす。もうヌルヌルだ。

「…くぅ……んっ、あ、遠野っ……」
「良さげな顔してる。気持ちいい?」
「いい……やばい」
「人にしてもらうの、超やばいだろ」
「うん」
「腰あげて」

 囁くように言われて俺は素直に腰をあげた。遠野がすばやくパンツを脱がせる。外の空気にさらされて、ひやりと感じたのも一瞬、またすぐ遠野に握られていた。

 手を上下に動かしながら遠野は俺の首筋に顔を埋めて、耳の裏にキスしたり、鎖骨を舐めたりする。

「う、あっ、あ、変な声、出るっ」
「感じてんだよ」

 また乳首を吸われた。ちんこも扱かれ続けている。俺は遠野のシャツを握りしめた。

「やばいっ、や、遠野! 出る! 出るって!」
「どーぞ」

 遠野は手つきを速めた。畜生! なんでこんなに気持ちいいんだ!
 今まで感じたことのない解放感に頭を真っ白にしながら俺は射精した。

 俺に馬乗りになったままの遠野が、口の端に笑みを滲ませて、吐き出される白い液体を見下ろしていた。
 ふいに俺と目を合わせた。

「外したの気付いた?」
「え?」
「ホック。外してんだよ?」
「え、あ、ほんとだいつの間に!」
「亀頭責めしているとき」

 まったく気づかなかった!

「遠野すげえ」
「まあな」

 ちょっとはにかみながら遠野が床に腰をおろした。不自然な位置で膝に置かれた遠野の手は、俺の精液でベトついているのが見て取れた。

「あ、ティッシュ」
「あとでいいよ。先にこっち済ませる」

 遠野は自分の前をくつろげると、半立ちになったものを引っ張り出して俺の目の前で扱きだした。

「なにしてるんだ?!」
「見ての通り」

 俺の精液まみれの手で自分のを握って上下に動かしている。

 わ、遠野の、というか、他人の勃起したものを初めて生で見た。色が微妙に違う。俺と違って何度も使ったことがあるからか?

「遠野、お前、興奮してたのか?」
「お前に興奮したんじゃねーから。状況に興奮しただけ、ただの条件反射みたいなもんだから」

 俺の見ている前で遠野のちんこが育っていく。遠野は恥ずかしいのか顔を伏せていた。手の動きに合わせて前髪が揺れる。

「や、やってやろうか?」
「え」

 顔をあげた遠野の表情に、また胸が高鳴る。やらしいことしている時、こいつって妙に色っぽい表情になるんだ。

「やってくれんの?」
「うん」
「ブラジャーつける? 外す練習しながらやる?」
「いや、いい。無理」
「女とやるときは同時進行で両手使っていろいろやんなきゃなんないんだぜ」
「自信がない」
「だろうな」

 俺を馬鹿にするように薄く笑いながら遠野は手を退けた。男のちんこも千差万別。俺とは色も形も大きさも微妙に違う遠野のちんこ。

 俺は緊張しながら握ってみた。遠野がぴくっと動く。他人の勃起ちんこってこんなに熱く感じるのか。

 目線をあげれば、遠野がまた色っぽい表情で手許を見ている。俺がオナるときみたいに、唇は軽く開いていた。気持ちいいのかな?

 恐る恐る手を上下に動かす。擦る動作に遠野の血管が強く脈打つ。

「…は……っ……」

 遠野の掠れた息遣い。俺までいやらしい気持ちになってくる。

 乱れた呼吸をする口元を見ていたら、キスしたくなってきた。さっき何度もしちゃってるけど、自分から、この雰囲気のこの状況でやるのは、とても不自然なことに思えて恥ずかしい。

 俺がじっと顔を見つめていたからか、遠野が睨むように目を合わせてきた。

「……イキそう……」
「えっ、あっ、いいぞ、来い!」

 遠野はたぶんティッシュで受けろという意味だったんだろうが、そこまで頭がまわらなかった俺は、そのまま手つきを速めて射精を促した。

 後ろに手をついた遠野の呼吸が浅く短くなる。目を閉じて、眉間を寄せた。その瞬間、手の中を熱い塊が走り抜けて飛び出して行った。



 遠野を見送ったあと、バレる前に母ちゃんのブラをタンスに戻した。

 帰り際、俺にラインの画面を見せながら遠野が言っていた。

「佐々木は経験豊富だから、初めてのお前にはいいかもしれないけど、俺はあんまお勧めはしない」

 ラインの日付は一昨日。時間は深夜。佐々木は遠野にも別れた彼氏の愚痴を言い、挙句「じゃあ遠野が私と付き合って」とハートの絵文字を送っていた。

 それを見た俺の口からはため息しか出なかった。

「ありがと」

 って遠野を送り出して。

 俺は無意識に自分の右手の匂いを嗅いでいた。手を洗ったのにまだカルキ臭い気がする。遠野の匂い。不思議とムラッとくる匂いだ。




オタクくんの憂鬱



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2015-05-05(Tue) 21:19| 待田くんに春はこない| トラックバック(-)| コメント 2

待田くんに春はこない(1/2)

※挿入なし。

 学校に行けばクラスの半数は女子だ。普通に会話するし、冗談言い合うし、遊びに行くときは女子が混じっていることだってある。

 なのに今まで彼女が出来なかった。

 見た目は普通だ。性格だって普通のはずだ。女子に避けられる要素は思い当たらない。
 告白はした。中3の夏。受験を理由に振られた。

『待田だったら高校入ってすぐ彼女出来るよ』

 って慰めの言葉をもらったが17になるまで一度も彼女が出来なかった。

 もう告白する勇気なんて残ってなくて、出来るだけ誰も好きにならないでいようとしてた。
 そんな俺にもついに春の気配が。

『じゃあ私と付き合って慰めてよ』

 仲のいいクラスの女子から、失恋の愚痴をラインで聞いていたら、こんな一文が送られてきたのだ。
 ただの冗談だよな。ノリだよ。こんなの。本気にしたら馬鹿みたいだぞ。俺も冗談っぽく返さなきゃな。

『俺なんかでいいのかー?』

 びっくりした顔の絵文字と(笑)をつけて送る。

『だって待田、優しいじゃん』

 そのあと『月曜、学校で会うの恥ずかしくなっちゃった』って送られてきて、手汗まじやばいんですけど。

 え。ほんとに俺と付き合う気あんの? それ確かめたいけど必死すぎwwwって思われそうで『じゃあ今日は俺のことだけ考えて寝ろよ(`・ω・´)』ってウケ狙いで送ったら、

『そうする』

 ってハート付きで返ってきた。

 まじどうすんのこれ。付き合うの? こんな流れで付き合うことになっちゃうの?! それが現代の正しい男女交際なの?!



「と、いうわけなんだけど、佐々木の奴、本気だと思う?」

 同じクラスの遠野を家に呼び出して、俺は昨夜のラインのやり取りを見せた。
 読み終わった遠野は「ふっ」って失笑した。

「佐々木かぁ、あいつ男切らしたことないのが自慢の女だぞ」
「お前みたい」
「シャラップ。童貞のお前の筆おろしにはいいかもよ」
「まだそういう関係じゃないし!」
「え、セックスのやり方教えて欲しくて俺を呼んだんじゃないの?」
「え、やっぱ練習しといたほうがいいの?」
「なんの練習だよ」
「そういう雰囲気の作り方とか、服の脱がせ方とか?」
「あー、ブラのホックの外し方とか? ってお前、やる気満々じゃねーか」
「ブラのホック……?!」

 自分で外すんじゃないのか? 男が外すのか? どうやって?! 構造なんか知らないぞ!?

「普通は中学の間に片手で外せるように練習しとくもんだぞ」
「そうなのか?!」

 おうよ、と遠野は答えて「ブラジャー持って来い。教えてやる」と顎をしゃくった。
 言われた通り、俺は母ちゃんのブラを一つ拝借して戻った。

「お前の母ちゃん、けっこう派手なのつけてんだな」

 遠野は母ちゃんのブラジャーを広げてニヤニヤ笑う。みんな赤とか黒とかつけてんじゃないの?! 恥ずかしい!

「いいから、教えろよ!」

 母ちゃんの赤いブラをひったくる。

「じゃ、お前、つけろ」
「なんで俺が?!」
「まず、俺が見本みせてやる」

 なるほどそういうことか。納得した俺は服を脱いでブラを胸にあてた。

「どうやって留めるんだ?」
「仕方ねえな。後ろ向け」

 遠野に促されて後ろを向く。ぐいっとブラを引っ張られて窮屈になったら、それが固定された。

「きつ」
「そうだろ。女ってこんなにしてまで乳を守ってるんだぜ。触るときはありがたく触らせてもらえよ」

 言いながら背中を触られたと思ったときにはもうブラが外されていて、圧迫感がなくなった。

「もう外したのか?」
「おう」
「すげえ。一瞬じゃん」
「コツがあんのよ。それさえわかりゃ簡単なもんだ」

 もう一度、と遠野はブラを留めると俺を前に向き直らせた。

「たいてい向かい合ってる時に外すからな」

 と顔を近づけてくる。うわ、キスか?! 身構える俺の頬をかすめて、遠野の顔が真横にくる。

「キスしながら一発で外せたら童貞のお前の面目一新」

 耳のそばで遠野が喋る。なんだかいい匂いがする。整髪料か。遠野なのに、この至近距離と匂いで胸がどきどきする。

 遠野の手がブラの上から俺の胸をまさぐる。同じ男の遠野にブラをつけた胸を揉まれてるなんて、なんだこの倒錯した状況は。

「ちょ、ちょい、遠野……っ!」
「とかって佐々木が止めようとしても無視して続けろな。乳触らせた時点でOKって思っていい」

 ほんとかよ。あとで無理矢理だったって交番行かれたら人生終わるんだけど!

 遠野はブラを上にずらすと、直に俺の胸を触って来た。指の関節のあたりで乳首を挟まれ、強弱つけて捏ねられる。

「う、わ……っ……遠野……?!」
「気持ちい?」

 って顔を覗きこんでくる遠野とすぐ近くで目があって心臓が飛び跳ねた。近い近い。近すぎる!

「は、はやく、ホック外せよ!」
「こうやって乳を弄りながら、女が気持ちよくなってる間に外すんだぞ」

 クニクニクニクニ……指で捏ねくりまわし、軽く引っ張る。なんだ。なんだこのむずむずとくすぐったい感じ。腰の奥が落ち着かない。あ。くそ。勃ってきた……!

 やばいと思って膝をこそっと引き寄せる。

「うにゃう?!」

 いきなり、乳首を舐められて変な声が出た。遠野はクックッと肩を震わせている。

「なにその声。うける」
「お前が変なことするから!」
「こうやんなって、童貞のお前に教えてやってんだよ」
「そこまで教えていらない!」
「童貞のお前が百戦錬磨の佐々木を満足させられるのか?」
「うっ」
「無理だろ?」
「確かに」
「だったら俺のやることに集中して、しっかり頭に叩きこめ」
「お前は俺の乳首なんか舐めて楽しいのか?」

 遠野は動きを止めると俺を見据えて低い声で言った。

「いじめるぞ」

 不思議なことに、俺の息子がぴくんと反応した。なぜだ。なぜ前より育った!?

 遠野は前髪をかきあげるとまた俺の乳首に舌を這わせた。先で潰すようにしたり、巻き付けて吸い上げたり。乳首を摘まむ指も動き続けている。

 いったいいつホックを外すつもりだ。ホックを外すまでにこんなに時間をかけるのか。童貞にはじれったい。

「…っ……とぉ、のっ……ホック……!」
「……わぁったって」

 遠野が苦笑する。そして片手を俺の背中にまわし、簡単な動作で見事ホックを外した。

「すご」
「だろ」

 どれだけ慣れてんだ。どれほど外してきたんだ。中学の頃に自主練してたのか。
 見もせず片手で外す手本を見せたのに、遠野はまだ俺の乳首を弄り続けている。

「あ、あの、遠野? いつまでやってるんだ?」
「やめる?」
「続ける気?!」
「次はパンツ脱がそうと思ってたんだけど」
「俺のパンツ脱がせてどうするんだよ!」
「お前の勃起したちんこ見てやろうかと」
「見るなよ!」

 勃ってるのバレてた!

「じゃあ次のステップに進むぞ」

 言うと遠野は俺に抱き付くようにして腕をまわして器用に背中のホックを留めた。もう自由自在じゃないか。

「今のは座った状態だったけど、今度は寝転がった状態で外すパターンな」

 寝てる状態?! なんて難易度が高そうなんだ!

「まずは相手を寝転がらせなきゃなんないわけだけど、どうするかわかる?」
「お、押し倒す?」
「強引なのが好きな女にはいいかもしれないけど、童貞のお前がやったらがっついてるみたいだからダメー」
「じゃあどうするんだ」
「キスしながら体重かけてくんだよ。口で言うより実践のが早いから」

 遠野は俺の肩を掴むとグッと顔を寄せて来た。今度はほんとにビタッと唇を合わせてきやがった。

「お、ちょ、待てっ」
「キスぐらいでガタガタ騒ぐな」
「俺のファーストキス」
「男同士はノーカンなの」

 そうなの? そうなのか? いや、違うだろ。カウントされるだろ。いま確実に0から1にカウンターが回っただろ。

 デタラメなことを言ったくせに、遠野は面倒くさそうに舌打ちするとまたキスしてきた。セカンドキスまで奪っておきながら舌打ちとはどういうわけだ!



インテリ君の恋病




2015-05-04(Mon) 20:00| 待田くんに春はこない| トラックバック(-)| コメント 0

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