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更新履歴・お知らせ

2017/09/08
ひとでなし2、完結

2017/09/07
ひとでなし1、更新

2017/09/02
ほんとにあったら怖い話2完結

2017/09/01
ほんとにあったら怖い話1更新

2017/07/28
コンビ愛更新、完結

2017/07/06
第二ボタン2更新、完結

2017/07/05
第二ボタン1更新

2017/05/25
ちょろくない2更新、完結

2017/05/24
ちょろくない1更新

2017/05/16
やっぱちょろい2更新、完結

2017/05/15
やっぱちょろい1更新

2017/02/11
メリクリあけおめ2更新、完結

2017/02/10
メリクリあけおめ1更新

2016/11/14
義父の訪問更新、完結

2016/10/27
覗き2更新、完結

2016/10/26
覗き1更新

2016/10/22
終わらない夜2更新、完結

2016/10/21
終わらない夜1更新

2016/10/16
凹の懊悩2更新、完結

2016/10/15
凹の懊悩1更新

2016/09/28
可愛さも憎さも百倍2更新、完結

2016/09/27
可愛さも憎さも百倍1更新

2016/09/22
利害の一致2更新、完結

2016/09/21
利害の一致1更新

2016/09/16
楽しい記憶喪失!3更新、完結

2016/09/15
楽しい記憶喪失!2更新

2016/09/14
楽しい記憶喪失!1更新

2016/09/13
楽しい同棲!2更新、完結

2016/09/12
楽しい同棲!1更新

2016/09/11
Phantom15更新、完結

2016/09/10
Phantom14更新

2016/09/09
Phantom13更新

2016/09/08
Phantom12更新

2016/09/07
Phantom11更新

2016/09/06
Phantom10更新

2016/09/05
Phantom9更新

2016/09/04
Phantom8更新

2016/09/03
Phantom7更新

2016/09/02
Phantom6更新

2016/09/01
Phantom5更新

2016/08/31
Phantom4更新
リンク一件追加

2016/08/30
Phantom3更新

2016/08/29
Phantom2更新

2016/08/28
Phantom1更新

2016/08/04
嘘7更新、完結

2016/08/03
嘘6更新

2016/08/02
嘘5更新

2016/08/01
嘘4更新

2016/07/31
嘘3更新

2016/07/30
嘘2更新

2016/07/29
嘘1更新

2016/07/18
Love Scars3更新、完結

2016/07/17
Love Scars2更新

2016/07/16
Love Scars1更新

2016/07/13
行きつく先は5更新、完結

2016/07/12
行きつく先は4更新

2016/07/11
行きつく先は3更新

2016/07/10
行きつく先は2更新

2016/07/09
行きつく先は1更新

2016/07/04
電話が鳴る7更新、完結

2016/07/03
電話が鳴る6更新

2016/07/02
電話が鳴る5更新

2016/07/01
電話が鳴る4更新

2016/06/30
電話が鳴る3更新

2016/06/29
電話が鳴る2更新

2016/06/28
電話が鳴る1更新

2016/06/16
今日の相手も2更新、完結

2016/06/15
今日の相手も1更新

2016/06/08
今日の相手は2更新、完結

2016/06/07
今日の相手は1更新

2016/05/25
いおや2更新、完結

2016/05/24
いおや1更新

2016/05/14
奇跡2更新、完結

2016/05/13
奇跡1更新

2016/04/28
ターゲット2更新、完結

2016/04/27
ターゲット1更新

2016/03/02
視線の先2更新、完結

2016/03/01
視線の先1更新

2016/02/23
性癖の道連れ2更新、完結

2016/02/22
性癖の道連れ1更新

2016/02/15
DL販売お知らせ

2016/01/20
尾行2更新、完結

2016/01/19
尾行1更新

2015/12/07
遺作2更新、完結

2015/12/06
遺作1更新

2015/12/02
昼夜2更新、完結

2015/12/01
昼夜1更新

2015/11/26
大小2更新、完結

2015/11/25
大小1更新

2015/11/15
彼はセールスマン2更新、完結

2015/11/14
彼はセールスマン1更新

2015/10/22
2度あることは2更新、完結

2015/10/21
2度あることは1更新

2015/09/18
死神さんいらっしゃい2更新、完結

2015/09/17
死神さんいらっしゃい1更新

2015/09/08
Congratulations2更新、完結

2015/09/07
Congratulations1更新

2015/09/01
待田くんに春の気配3更新、完結

2015/08/31
待田くんに春の気配2更新

2015/08/30
待田くんに春の気配1更新

2015/08/11
亀の恩返し2更新、完結

2015/08/11
亀の恩返し1更新

2015/08/07
Aからのメール2更新、完結

2015/08/06
Aからのメール1更新

2015/07/06
5年後2更新、完結

2015/07/05
5年後1更新

2015/07/04
待っててね2更新、完結

2015/07/03
待っててね1更新

2015/05/11
その後3更新、完結

2015/05/10
その後2更新

2015/05/09
リクエスト小説
その後1更新

2015/05/05
待田くんに春はこない2更新、完結

2015/05/04
待田くんに春はこない1更新

2015/04/30
楽しいシーソーゲーム!2
更新、完結

2015/04/29
楽しいシーソーゲーム!1更新

2015/04/21
楽しい親子喧嘩!1
楽しい親子喧嘩!2更新、完結

2015/04/16
楽しい放課後!2更新、完結

2015/04/15
楽しい放課後!1更新

2015/04/06
楽しい合コン!2更新、完結

2015/04/05
楽しい合コン!1更新

2015/04/01
楽しいお見舞い!2更新、完結

2015/03/30
楽しいお見舞い!1更新

2015/03/24
楽しい旧校舎!2更新、完結

2015/03/23
楽しい旧校舎!1更新

2015/03/16
楽しい入院生活!2更新、完結

2015/03/15
楽しい入院生活!1更新

2015/03/05
楽しい遊園地!2更新、完結

2015/03/04
楽しい遊園地!1更新

2015/02/27
楽しいロッカールーム!2更新、完結

2015/02/26
楽しいロッカールーム!1更新

2015/02/16
楽しいOB会!2更新、完結

2015/02/15
楽しいOB会!1更新

2015/02/14
一周年!!
いつもありがとうございます!
君は日向の匂い更新、完結
シンデレラアイドルのSSです

2015/02/13
保健室の先生2更新、完結

2015/02/12
保健室の先生1更新

2015/02/11
teeth2更新、完結

2015/02/10
teeth1更新

2015/02/09
楽しい初カノ!2更新、完結

2015/02/08
楽しい初カノ!1更新

2015/01/31
楽しい勉強会!2更新、完結

2015/01/30
楽しい勉強会!1更新

2015/01/23
楽しいお泊り!2更新、完結

2015/01/22
リクエスト小説
楽しいお泊り!1更新

2015/01/08
明けましておめでとうございます!
本年も宜しくお願い致します!
リクエスト小説
両想い1、2更新、完結

2014/12/12
楽しい合宿!2更新、完結

2014/12/11
楽しい合宿!1更新

2014/12/01
アガルタ2更新、完結

2014/11/30
リクエスト小説
アガルタ1更新

2014/11/23
朝のお楽しみ2更新、完結

2014/11/22
リクエスト小説
朝のお楽しみ1更新

2014/11/14
即位式2更新、完結

2014/11/13
即位式1更新

2014/11/04
裏ドSくん3更新、完結

2014/11/03
裏ドSくん2更新

2014/11/02
裏ドSくん1更新

2014/11/01
ひみつのドSくん2更新、完結

2014/10/31
ひみつのドSくん1更新

2014/10/30
伴侶1、2更新、完結

2014/10/27
支配人3更新、完結

2014/10/26
支配人2更新

2014/10/25
支配人1更新

2014/10/24
隣人3更新、完結

2014/10/23
隣人2更新

2014/10/22
隣人1更新

2014/10/15
元上司2更新、完結

2014/10/14
リクエスト小説
元上司 1更新

2014/10/10
ニコニコドッグⅡ 2更新、完結

2014/10/09
リクエスト小説
ニコニコドッグⅡ 1更新

2014/10/04
茶番2更新、完結

2014/10/03
リクエスト小説
茶番1更新

2014/09/12
「ちょろい 2」更新、完結

2014/09/11
「ちょろい 1」更新

2014/09/08
「新雪の君」更新、完結

2014/09/06
コメントお返事させて頂きました

2014/09/05
「すばらしい日々3」更新、完結

2014/09/04
「すばらしい日々2」更新
コメントお返事させて頂きました

2014/09/03
リクエスト小説
「すばらしい日々1」更新
コメントお返事させて頂きました

2014/09/01
「好きと言って4」更新、完結

2014/08/31
「好きと言って3」更新

2014/08/30
「好きと言って2」更新

2014/08/29
リクエスト小説
「好きと言って1」更新

2014/08/24
「純粋に近付いた何か2」更新、完結

2014/08/23
リクエスト小説
「純粋に近付いた何か 1」更新

2014/08/15
コメントお返事させて頂きました

2014/08/14
再会2更新、完結
コメレスさせて頂きました

2014/08/13
リクエスト小説「再会1」更新
「ノビ」の続編です

2014/07/26
コメントお返事させて頂きました

2014/07/25
息子さんを僕にください2更新完結

2014/07/24
リクエスト小説「息子さんを僕にください1」更新
娘さんを僕に下さいとは無関係ですw

2014/07/22
コメントお返事させて頂きました

2014/07/20
久しく為さば須らく2更新、完結
コメントお返事させて頂きました

2014/07/19
リクエスト小説「久しく為さば須らく1」更新
コメントお返事させて頂きました

2014/07/18
コメントお返事させて頂きました

2014/07/16
コメントお返事させて頂きました

2014/07/15
コメントお返事させて頂きました

2014/07/14
コメントお返事させて頂きました

2014/07/13
リクエスト小説「嫉妬せいでか2」更新、完結
コメお返事させて頂きました

リクエスト小説「嫉妬せいでか1」更新

2014/07/11
拍手お返事させて頂きました
お知らせ一件

2014/07/10
コメント、拍手お返事させて頂きました

2014/07/09
拍手お返事させて頂きました

2014/07/08
コメント、拍手お返事させて頂きました
耽溺 2更新、完結

2014/07/07
拍手お返事させて頂きました
リクエスト小説「耽溺 1」更新

2014/07/06
拍手お返事させて頂きました

2014/07/05
拍手お返事させて頂きました

2014/07/04
コメント、拍手、お返事させて頂きました

2014/07/03
コメント、拍手、お返事させて頂きました
吉原と拓海その後 2更新、完結

2014/07/02
コメント、拍手、お返事させて頂きました
吉原と拓海その後1更新しました

2014/07/01
コメントお返事させて頂きました
シンデレラアイドル2更新、完結

2014/06/30
拍手お返事させて頂きました
シンデレラアイドル1更新しました

2014/06/29
リクエスト募集してます

2014/06/27
拍手お返事させて頂きました

2014/06/24
目は口ほどに 更新、完結

2014/06/17
茶々丸更新、完結
獣姦っぽい

2014/06/11
連鎖 2更新、完結

2014/06/10
連鎖 1更新

2014/06/07
拍手お返事させて頂きました

2014/06/06
拍手お返事させて頂きました

2014/06/05
拍手お返事させて頂きました

2014/06/04
元旦那さん 2更新、完結

2014/06/03
元旦那さん 1更新
旦那さんの続きです

2014/05/29
昨日の記事の続きで拍手お返事させてもらっています

2014/05/28
旦那さん 2更新、完結

2014/05/27
旦那さん 1更新

2014/05/22
夢の時間2更新、完結

2014/05/21
アンケート1位小説「親子」
夢の時間1更新

2014/05/16
この物語はフィクションです更新、完結

2014/05/14
アンケート1位小説「教師と生徒」で先生受け。
信じて下さい更新。完結

2014/05/11
純粋とは程遠いなにか2更新。完結
ダウンロード販売のお知らせ

2014/05/09
純粋とは程遠い何か1更新

2014/05/01
長男としての責務2更新。完結

2014/04/30
長男としての責務1更新

2014/04/27
セフレ更新。完結

2014/04/21
嘘が真になる2更新。完結

2014/04/20
嘘が真になる1更新。
アンケート終了しました
投票してくださった皆さんありがとうございました!

2014/04/15
親切が仇になる2更新。完結

2014/04/14
親切が仇になる1更新

2014/04/11
家庭教師更新。完結

2014/04/09
惚れ薬2更新。完結

2014/04/08
惚れ薬1更新

2014/04/05
ニコニコドッグ更新。完結

2014/04/03
健やかなるときも病めるときも更新。完結
アンケート設置1ヶ月記念更新
回答ありがとうございます!

2014/04/02
お隣さん2更新。完結

2014/04/01
お隣さん1更新

2014/03/28
B3-17 はるか更新。完結

2014/03/27
会話の語尾は常にハートマーク更新。完結

2014/03/24
僕の居場所更新。完結

2014/03/21
兄弟愛(3/3)更新。完結

ストックを全て出し切ってしまいましたので毎日更新は今日で終わりになります。
これからは書き終わり次第更新していきますので、引き続きよろしくお願い致します。

2014/03/20
兄弟愛(2/3)更新。

2014/03/19
兄弟愛(1/3)更新。

2014/03/18
7歳の高校生更新。完結

2014/03/17
7歳の高校生更新

2014/03/16
裏の顔更新。完結
アンケート2位「教師と生徒」
少し違う感じになりました。

2014/03/15
残業も悪くない更新。完結
アンケート結果を反映させてみました。
アンケートに答えてくださった皆さんありがとうございます。引き続きお願い致します

2014/03/14
片思い更新。完結

2014/03/13
クラスの地味男更新。完結

2014/03/12
吉原と拓海更新。完結

2014/03/11
罠更新。完結

2014/03/10
同級生更新。完結

2014/03/09
目覚め更新。完結
FC2小説にて、
閃光戦士フラシュレッド!公開。完結。

2014/03/08
やってられない更新。完結

2014/03/07
地下の城ピュラタ更新。完結

2014/03/06
地下の城ピュラタ更新。

2014/03/05
部室にて更新。完結

2014/03/04
すべからく長生きせよ更新。完結

2014/03/03
秘め事更新。完結
アンケート設置。ご協力お願いします

2014/03/02
映画館にて更新。完結

2014/03/01
大迷惑@一角獣更新。完結

2014/02/28
大迷惑@一角獣更新。

2014/02/27
僕はセールスマン更新。完結

2014/02/26
俺のセールスマン更新。完結

2014/02/25
夏の夜更新。完結

2014/02/24
妄想更新。完結

2014/02/23
先生 その2更新。完結

2014/02/22
洞窟更新。完結

2014/02/21
洞窟更新。

2014/02/20
先生 その1(1-2)更新。
先生 その1(2-2)更新。完結

2014/02/19
娘さんを僕にください更新。完結

2014/02/18
ノビ更新。完結

2014/02/17
ノビ更新。

2014/02/16
1万3千円更新。完結

2014/02/15
1万3千円更新。

2014/02/14
ファンレター更新。完結

2014/02/14
ブログ始動。
「ファンレター」公開。

よろしくお願いします。

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DiGiket.comさん

薔薇色の日々
  (「裏の顔」改訂版)

不埒な短編集
 短編3つ

不埒な短編集第二
 短編3つ

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久しく為さば須らく(2/2)

<前話はこちら>

 車をおりた場所は、自然を利用したアトラクションが売りの地域密着型テーマパークの駐車場だった。看板には第四駐車場と書いてあり、舗装されず砂利のまま。ロープで区切る線がなければただの空き地にしか見えない。
 ここからはアトラクションが何一つ見えない。パークから相当遠いようで、日曜の昼下がりなのに車が2、3台しかとまっていない。

 ほとんど貸切の駐車場で守とキャッチボールを始める。ネルシャツのボタンは留めてはならない。腕を振る動作で胸がはだける。ぴったり肌にはりついたタンクトップ。乳首が透けている。意識すると余計にそこはしこった。
 格好はともかくキャッチボールという健全な遊びをしているのに、俺はずっと勃起させていた。ショートパンツが窮屈で仕方ない。物の形がくっきり浮かび上がっている。

 守の視線はそこへ集中した。ボールを投げながらにやついていた。わざと取れないボールを投げて俺に屈ませるようにした。ショーパンがどんどん食い込む。ボールを取るため守に背を向けて腰を折ったとき、半ケツ状態になった。俺は守の視線を意識していた……

「兄ちゃん、やばい」

 守の声に振り返ると、守は車の陰に隠れて手招きしていた。駐車場の外で犬の散歩をしている人が歩いている。
 俺も急いで車の影へ逃げ込んだ。車越しにその人が通り過ぎるのを待つ。一瞬こちらを見たようだが、俺たちに気付いてはいないのか顔を前に向けて歩き続ける。

「わっ!」

 突然尻を撫でられて思わず声をあげた。

「しーっ!」

 耳元で守が注意する。

「どこ触ってるんだよ」
「お尻。すっごいはみ出てる」

 外へはみ出た部分を守の手が触りまくる。むりやり生地と尻のあいだに指をこじ入れてくる。

「きついな。よくこんなの履けてるね」
「お前が履けって言ったんだろ」
「こっちもすごく窮屈そう」

 守の手が前へまわり、俺の股間に触れた。そこを触られるのは今日初めてだ。体が震えた。

「ねぇ、またここの毛、剃らせてよ」
「ばかっ…駄目に決まってるだろ、せっかく伸びてきたのに…」
「やっぱ毛がないほうが興奮すんだよね」

 円を描くように守は手を動かした。ズボンのなかでペニスがこねくり回される。逃げ場がないほど勃起して前がきつい。

「なぁ、兄ちゃん、また剃っていいだろ?この前みたいに、俺がちんぽ入れてるときにさ。兄ちゃんも剃られるの興奮してたじゃん」

 肩に顎を乗せてねちっこく囁きながら、先の潰れた勃起ちんぽの形をなぞるように触る。焦れったい。早く解放されたい。息子に外の空気を吸わせてやりたい。思う存分手足を伸ばさせてやりたい。もじもじと俺は腰を揺らしていた。

「剃るの、だけは…本当にもう勘弁してくれ」
「ちぇ、つまんねえの」

 守の手が股間から離れてしまった。機嫌を損ねたか、と慌てる俺の胸に手を当てて、タンクトップを尖らせる突起を探り当てるとそこを指で弄りだした。

「んんっ…」

 ビリビリッと神経が逆立つような快感に声が出た。

「すごいね」

 後ろで守が笑う。

「兄ちゃん、ここモロ感だよね。コリコリにしこってるよ」

 タンクトップの上から指で弾いたり引っ掻いたりする。

「んっ、ハァ……ぁ…あっ…」
「女みたいに声出しちゃってさ。いまもまだ彼女と続いてんの?」
「いっ…あっ…あぁ…っ!」
「返事もできない?さっきからずっと腰振っちゃって。ここ、剃ってもいいなら触ってあげてもいいよ」

 乳首は弄りながら、別の手で軽く股間をタッチする。それだけで先端から我慢汁が滲むのがわかった。触って欲しい。服の上からじゃなく、直接。

「あ…あぁ…守……っ」
「なに?剃ってもいい?」

 子供のように無邪気に聞いてくる。剃ればいいのか。剃れば触ってくれるのか。どうせ一回剃ってるんだ。彼女とは会う回数を減らして、セックスする前に帰れば……

「どうなんだよ、兄ちゃん」

 トントン、とノックするみたいに先を指で叩かれた。
 ――あっ、うそ、やば…!

「…ッ…!あっ!…あぁ…ああぁ……!!」
「えっ、なに、まじ?!」

 車のドアに手をついて、俺は体をビクビクと震わせた。
 守が確かめるためにショートパンツのチャックを下ろして中に手を入れる。

「うわぁ、イッちゃってるじゃん、兄ちゃん。そんなに溜まってたの?彼女とヤッてんじゃないの?」

 精液まみれのちんぽを守が外へ引っ張り出してくれた。やっと外気に触れたと喜ぶ余裕もなく、俺は無言でショックを受けていた。どうしてこんなに簡単にイッてしまったのか。絵美とのときは立たせるだけで精一杯だったのに。今日はコスプレの衣装を着たときから半立ちだった。運転中、守に太ももを触られているだけで完全に勃起した。触っていないのに乳首も勃起していた。
 その乳首を弄られながら、ズボン越しにちんぽをノックされただけであっけなく果てた。
 それはもう、なんの努力も必要とせずに、だ。
 なぜだ。なぜ絵美としてるときにそうならなかった。

「兄ちゃんさ、実は俺とヤルの、癖になってんじゃないの?」

 守の二ヤついた声。

「車のなかからずっと勃起させてさ、物欲しそうに俺のこと見ちゃってさ、女じゃ満足できなくなってんじゃないの?」
「違う、そんなこと…!」
「ないって言いきれる?」

 ずるっとズボンが下げられた。尻を撫でる手が秘孔へ達すると、俺はそれだけで膝が崩れそうになった。肛門の周囲を焦らすように守の指がくるくる弧を描く。

「言ってみなよ、ここに守の勃起おちんぽ欲しいって」
「なっ、馬鹿なこと、を」
「ここは待ちわびてるみたいだよ、ヒクヒクしてる」

 爪先がクイと中に入れられた。ゆっくりゆっくり、弧を描く動きを続けながら中に入ってくる。

「ん…はぁ……ぁん…」
「そんなエロい声出しておきながら、まだ強情張るの?兄ちゃん」

 中ほどまで入った指が引き返していく。抜かれてしまう、と思ったら咄嗟に尻を締め付けていた。

「ほら。はやく中に入れてもらいたがってる」

 クスクスと守が笑う。出しかけた指を再び奥へ向かって入れてくる。中で指を曲げ、出っ張った関節の部分で俺のある場所を押し込む。打たれたように俺の体が跳ねた。

「あぁっ!……ん、あぁ!」
「守の勃起おちんぽちょうだいって言って。兄ちゃんのケツマンコに、守の極太おちんぽ注射してって」

 言うたび言葉かわってんじゃねえか!誰がそんなくっそ恥ずかしい台詞言うか。

「ほら、ほら……指だけでまたイッとく?」

 ぐっぐっと前立腺を刺激され続ける。まだ乾いていない俺のちんぽがゆらりと頭をもたげた。ばか、立つな!

「な…んで、今日は……俺なんだよ…っ…!これ、なんのキャラなんだよ…!」

 そうだ。兄ちゃんなんて呼ぶな。キャラの名前で俺を呼べよ。

「これね、アメリカの農場の息子でアンソニー君だよ。兄ちゃんって金髪でも青い目でもないから、アンソニー君にぜんぜん見えないんだよね」

 当たり前だ!お前も毎朝鏡で東洋人丸出しの顔見てんだろうが!

「それに最近、キャラに乗っけなくても興奮できるようになってきたんだよね。俺も兄ちゃんに慣らされちゃったのかなぁ。おっさんの体なのに、勃起する」

 ぐっとケツに熱くて太いものが押し当てられた。勃起した守のちんぽ。キャラ関係なく、俺に興奮して立たせた守の。
 指で弄られている場所がキュンキュンしている。

「ゆ、指、もう、抜け…っ」
「んー?」
「早く、入れろ…!」
「なにを~?」

 間延びした声で意地悪く訊ねる。

「ま、守の……ぼ……き、おちんぽ……」
「俺の勃起おちんぽ?」

 とても繰り返すことはできずに、コクコクと何度も頷く。

「兄ちゃんのケツマンに俺の極太お注射して欲しいの?」
「し、して欲しい……」
「恥ずかしくて死にそうって顔してる兄ちゃん、かわいいと思うよ」

 嬉しそうに言うと、守は指を抜いて熱くて太い注射針を突き刺した。

「ひぅっ……!ん、はぁっ、あ、ん……!」
「もうトロットロだ」
「んぅ…んっ、あぁ……んっ、あぁ……っ!!」

 窓ガラスに映る淫らな自分の顔つき。守のちんぽをぐっぽり咥えこんで喜んでいる。とても直視できない。
 尻に深く穿たれる。守が激しく腰を振る。

「はぁっ、あっ…あぁ……、ま…て……あっ、あぁっ、ゆっくり……ッ!」

 リズムに乗ったピストン運動が繰り返される。
 車にしがみついた。引けた腰を守が引き寄せる。昼間の屋外で俺は弟とセックスしている。

「気持ちいいね、兄ちゃん」
「あっあぁ…んっ……いいっ、あっ、いいっ……あぁん……ッ!」
「イキそう…イクよ…ッ、なかに出すよ…!」
「あっ、なか…っ!」

 絞るように守を締め付ける。奥に熱い迸りを感じて体がゾクゾク震えた。

「えっ、わ、きつ……っ」

 守の焦った声を聞きながら俺もまた射精していた。飛び出したものが黒い車を白く汚す。

「兄ちゃんもイッたの?触ってないのにすごいじゃん。もうこっちでなきゃイケないんじゃないの?」

 無邪気に指摘されるまでもなく、俺はその可能性に気付いて戦慄していた。もし次、絵美と会ったとき、微塵も興奮することなく、一ミリも立たせることが出来なかったら。
 とても自信がない。絵美に会うのが怖い。
 もしかして俺はもう、男とでないと――。

「兄ちゃん、やっぱこの毛邪魔だから剃ろうよ」

 さわさわと守が陰毛を触る。俺は守に翻弄されている。心が揺れている。口蓋に張り付く舌を引きはがした。

「い…っ…いえに、帰ったら……」
「兄ちゃんならそう言ってくれると思ってた」

 そんな手軽な言葉に満足を得る。守の毒が俺の体に行き渡るのも時間の問題だ。




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2014-07-20(Sun) 21:22| 久しく為さば須らく| トラックバック(-)| コメント 0

久しく為さば須らく(1/2)

<前話「長男としての責務」はこちら>

※男女性描写あり

 通勤するために乗った電車の窓から外を眺めていたら、ビルに掛けられた大きな看板が目に飛び込んできた。昨日までは猫耳の女の子だったのに、今朝は超ミニのセーラー服姿の少年にかわっている。知らない人はあれを見てすぐ男の子だとは気付くまい。俺だって数か月前まではその存在すら知らなかったのだから。
 ちょうど先週末、守に求められてしたコスプレがあれだった。魔法少年の翔太くん。名前まで知っている。

 いい年の大人がパンツ丸見えのミニスカートをはいて、似合いもしないパッツパツのセーラー服を着て、触手怪人に襲われるという設定で、実弟にバイブで犯される。こんな非日常を経験した俺が、何食わぬ顔をして朝の通勤電車に揺られているのだ。どうだ参ったか隣のおっさん!お前がいやらしい目で見てるあの看板の子が実は男の子で、隣に立ってる男がそのコスプレしながら実の弟とセックスしたなんて思いもしないだろう!俺だって泣けてくるぜ!

 翔太くんは今日も短いスカートの下から白いブリーフがチラりと見えていた。なぜ男なのにセーラー服なのか。なぜ短いスカートなのか。なぜ敵に犯されたあとじゃないと必殺技を使わないのか。本当は犯されるのを待っているのか。だからそんな扇情的な格好をしているのか。コスプレさせられる俺の身にもなってくれよ!

 憎さ百倍で翔太くんを睨んでいたせいだろう。先週末のことが次々頭のなかに蘇ってきた。
 結束バンドで両の親指を拘束され、にやついた顔で迫ってくる守の手にはバイブ。白のブリーフを履かされたまま、ずらした隙間からグロテスクな形のバイブがオイルでヌルヌルになった俺の肛門に突き立てられ、出し入れされた。脱ぐことを許されないので下着のなかに射精した。守にいやらしい言葉で辱められた。汚れた下着越しにちんぽを舐められた。俺はまた勃起させた。

 女装としてもコスプレとしても完成度の低い馬鹿げた格好で守に犯された。最初は「翔太くん」と呼んでいた守も、後半になってくると設定を忘れてしまうのか「兄ちゃん」と呼びながら腰を振っていた。そっちのほうがプレイの域を出てリアルセックスのような感じになってくるので俺は苦手だった。何かの役名で呼ばれていたほうが俺じゃない別人が守の相手をしているのだと、多少なり自己催眠をかけられるので救いがあるというのに。

「兄ちゃん、どう?ねぇ、気持ちいい?」

 そんな確認をされた日にはたまったものじゃない。
 勃起し、ケツ穴だけで射精できるようになってしまった俺が答えられる言葉は一つしかないのだ。

「……気持ちいい」

 ふとんに顔を擦りつけ、涎をしみこませながら恥を忍んで言うと、守はそれが嬉しいのか腰使いを激しくして俺のなかに精液を放った。
 まともな大人の振りをするというから守のショタホモ趣味に付き合ってやっているのに、事が終わったあと、結束バンドをハサミで切った守に「赤くなっちゃった。ごめんね、兄ちゃん」と擦れて血のにじむ指にチュッとキスされると、なんだか妙な気分になって俺も「別にいいけど」と責めもしないでおとなしく消毒されて絆創膏を貼られながら、これもショタプレイの一環なのかな、とか考えてしまう。そのあと守に乞われるまま朝まで一緒に寝たりして。

 どこからどこまでが守のプレイなのか、最近その境が曖昧だ。マズイな、と思う。
 はぁ、と口から出たため息が熱かった。股間が硬くなり始めていた。本当にマズイ。


 絵美と会うのは一週間ぶりだ。
 外で食事でも、と思ったが、絵美は部屋でのんびりしたいと言うので仕事終わり、マンションへ向かった。通された部屋。ローテーブルの上に結婚雑誌。

「あぁ、それ、今度結婚する友達が置いてったやつなの」

 ギクリとしてしまった俺を見て取り繕うように言いながら絵美は雑誌を片付けた。
 違う違う。俺は結婚したくないわけじゃない。むしろ結婚願望は強いほうだと自負しているほどで。絵美と築く幸せな家庭像を何度も思い描いて…いたはずなのに、なぜ俺は雑誌を見た瞬間、あんなにも焦ってしまったのか。

「どんなの。見せて」

 片付けた雑誌をテーブルに広げた。俺の反応を窺う視線を感じる。それを意識してると悟られないよう、俺は表情筋を自然な位置に保ちながら、焦った気持ちがページを繰る速度にあらわれないように最善の注意を払い、興味のない特集を熱心すぎない程度にまじまじ眺めた。情報は一切頭に残らない。

「お茶入れるね。コーヒーがいい?」

 合格だったのか、絵美の声は明るい。俺も笑顔で「あー、お茶」と答えることが出来た。
 お茶を飲みながら絵美が「今度結婚する友達」の話をする。何回お色直しをするだとか、料理は有名シェフが手掛けるだとか、新婚旅行はどこどこの海外だとか。
 まだ結婚を焦る年齢ではないと思っていたが、絵美は今年27歳。そろそろ周りが結婚しだす時期で後れを取りたくないのかもしれない。

 空気の密度が濃くなっていく感じがした。見えない壁が迫ってくる。壁は絵美の声だった。絵美のしゃべる言葉が大きな塊となって俺に押し寄せてくる。雑誌の情報と同じく、絵美のしゃべる言葉の内容がまったく頭に入ってこない。呆然と絵美の顔を見ていたせいか、遠近の感覚がおかしくなってきて、俺は確かめるように絵美の腕を掴んだ。声がぱたりと止む。奥行きが生まれる。絵美を押し倒した。


 絵美が服を脱ぐときに部屋の明かりを消した。守に剃られた陰毛はだいぶ生えそろってきていたが、鋭い女の勘が怖くて見られたくなかった。
 キスしながら胸を揉みしだく。弾力の強い風船を掴んでいるようだ。乳首に吸い付く。なぜこれで興奮できていたのか、わからない。
 いきなり味覚を失い、料理の味がわからなくなった者のように、俺は興奮を感じなくなった絵美の体を前に愕然としていた。焦った。恐怖もあった。必死に絵美にむしゃぶりついた。絵美の声は悲鳴のようで耳をふさぎたくなった。
 指で絵美を責めながら根性で立たせた。久しぶりのセックスに余裕がない男を装いながら、急いで絵美に突き立てた。ぶるっと体が震えた。みるみる萎えていく。摩擦でなんとか立たせようと慌てて腰を振った。
 血液が引いていく。海綿体が萎んでいく。現場監督が「今日は撤収~」と言っているイメージが頭に浮かぶ。もうどんなに頑張っても無理だった。

 なぜだ。なぜ立たない。体の異変に頭が真っ白になった。きっと疲れているせいだ。たまたま今日は疲れたが溜まって絶不調なだけだ。
 バレる前に引き抜いた。え、と絵美が俺を見上げる。

「ごめん、もう出ちゃった」

 早漏だと思われた方がマシだ。

「嘘でしょ」

 絵美に笑われてもいい。

「ごめん」

 笑いながら、絵美から隠れてゴムを外し、さも使ったかのように口をしばってティッシュで包んだあとゴミ箱へ放り込んだ。

「久し振りだったから?」
「そうかも」
「かわいい」

 布団で胸を隠しながら絵美が体を起こして俺にキスする。

『かわいい』

 そのフレーズが守の声で再生され、俺はギュッと固く目をつぶった。



 親がいなくなることがあまりないので、実家に呼び出されるより守が俺の一人暮らしの部屋に来ることが多くなっていた。今日もコスプレ衣装を持参して守が部屋にやってきた。
 渡されたのはネルシャツとタンクトップに短パン。どぎつくないなと安堵していたら、「行くよ」と守はグローブを放って寄こした。

「え?」
「キャッチボール。兄ちゃんとするの久しぶりだなぁ」
「ちょっ、こんな格好で外に行くのか?!」
「そーだよ」

 当然という顔で言う。

「ばかなこと言うな、無理に決まってるだろ」
「大丈夫。ひと気のない場所リサーチ済みだから。そこまでは車で行くし」

 それなら大丈夫か、なんて思いかけていやいやと頭を振る。

「だ、誰かに見られたら…」
「まー、ちょっと変わった格好だなって白い目で見られるだろうけど、俺と一緒だし、変質者だとは思われないんじゃない?少なくとも通報はされないと思うよ」
「されたら一大事だ馬鹿」

 守の趣味なのに、俺の方が変態だと思われるじゃないか。

「そうなったら結婚どころじゃなくなるね」

 守はケタケタと笑った。


 俺の車で守が指示する場所まで移動する。尻に食い込むデニムのショーパン。下着を履いていないのでごわつく生地が気持ち悪い。素肌に座席のシートが擦れて気になって仕方なかった。それ以上に太ももを触る守の手が気になって運転どころではなかった。
 事故るから、と注意してもニタニタ笑っていうことを聞かない。
 俺の息遣いが荒くなる。股間が膨らみ始める。俺が勃起しているとわかっているくせに、守はそこには一切触れず、ただ三十手前のおっさんの太ももを、目的地につくまで撫で続けた。





2014-07-19(Sat) 19:26| 久しく為さば須らく| トラックバック(-)| コメント 0

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