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更新履歴・お知らせ

2017/07/06
第二ボタン2更新、完結

2017/07/05
第二ボタン1更新

2017/05/25
ちょろくない2更新、完結

2017/05/24
ちょろくない1更新

2017/05/16
やっぱちょろい2更新、完結

2017/05/15
やっぱちょろい1更新

2017/02/11
メリクリあけおめ2更新、完結

2017/02/10
メリクリあけおめ1更新

2016/11/14
義父の訪問更新、完結

2016/10/27
覗き2更新、完結

2016/10/26
覗き1更新

2016/10/22
終わらない夜2更新、完結

2016/10/21
終わらない夜1更新

2016/10/16
凹の懊悩2更新、完結

2016/10/15
凹の懊悩1更新

2016/09/28
可愛さも憎さも百倍2更新、完結

2016/09/27
可愛さも憎さも百倍1更新

2016/09/22
利害の一致2更新、完結

2016/09/21
利害の一致1更新

2016/09/16
楽しい記憶喪失!3更新、完結

2016/09/15
楽しい記憶喪失!2更新

2016/09/14
楽しい記憶喪失!1更新

2016/09/13
楽しい同棲!2更新、完結

2016/09/12
楽しい同棲!1更新

2016/09/11
Phantom15更新、完結

2016/09/10
Phantom14更新

2016/09/09
Phantom13更新

2016/09/08
Phantom12更新

2016/09/07
Phantom11更新

2016/09/06
Phantom10更新

2016/09/05
Phantom9更新

2016/09/04
Phantom8更新

2016/09/03
Phantom7更新

2016/09/02
Phantom6更新

2016/09/01
Phantom5更新

2016/08/31
Phantom4更新
リンク一件追加

2016/08/30
Phantom3更新

2016/08/29
Phantom2更新

2016/08/28
Phantom1更新

2016/08/04
嘘7更新、完結

2016/08/03
嘘6更新

2016/08/02
嘘5更新

2016/08/01
嘘4更新

2016/07/31
嘘3更新

2016/07/30
嘘2更新

2016/07/29
嘘1更新

2016/07/18
Love Scars3更新、完結

2016/07/17
Love Scars2更新

2016/07/16
Love Scars1更新

2016/07/13
行きつく先は5更新、完結

2016/07/12
行きつく先は4更新

2016/07/11
行きつく先は3更新

2016/07/10
行きつく先は2更新

2016/07/09
行きつく先は1更新

2016/07/04
電話が鳴る7更新、完結

2016/07/03
電話が鳴る6更新

2016/07/02
電話が鳴る5更新

2016/07/01
電話が鳴る4更新

2016/06/30
電話が鳴る3更新

2016/06/29
電話が鳴る2更新

2016/06/28
電話が鳴る1更新

2016/06/16
今日の相手も2更新、完結

2016/06/15
今日の相手も1更新

2016/06/08
今日の相手は2更新、完結

2016/06/07
今日の相手は1更新

2016/05/25
いおや2更新、完結

2016/05/24
いおや1更新

2016/05/14
奇跡2更新、完結

2016/05/13
奇跡1更新

2016/04/28
ターゲット2更新、完結

2016/04/27
ターゲット1更新

2016/03/02
視線の先2更新、完結

2016/03/01
視線の先1更新

2016/02/23
性癖の道連れ2更新、完結

2016/02/22
性癖の道連れ1更新

2016/02/15
DL販売お知らせ

2016/01/20
尾行2更新、完結

2016/01/19
尾行1更新

2015/12/07
遺作2更新、完結

2015/12/06
遺作1更新

2015/12/02
昼夜2更新、完結

2015/12/01
昼夜1更新

2015/11/26
大小2更新、完結

2015/11/25
大小1更新

2015/11/15
彼はセールスマン2更新、完結

2015/11/14
彼はセールスマン1更新

2015/10/22
2度あることは2更新、完結

2015/10/21
2度あることは1更新

2015/09/18
死神さんいらっしゃい2更新、完結

2015/09/17
死神さんいらっしゃい1更新

2015/09/08
Congratulations2更新、完結

2015/09/07
Congratulations1更新

2015/09/01
待田くんに春の気配3更新、完結

2015/08/31
待田くんに春の気配2更新

2015/08/30
待田くんに春の気配1更新

2015/08/11
亀の恩返し2更新、完結

2015/08/11
亀の恩返し1更新

2015/08/07
Aからのメール2更新、完結

2015/08/06
Aからのメール1更新

2015/07/06
5年後2更新、完結

2015/07/05
5年後1更新

2015/07/04
待っててね2更新、完結

2015/07/03
待っててね1更新

2015/05/11
その後3更新、完結

2015/05/10
その後2更新

2015/05/09
リクエスト小説
その後1更新

2015/05/05
待田くんに春はこない2更新、完結

2015/05/04
待田くんに春はこない1更新

2015/04/30
楽しいシーソーゲーム!2
更新、完結

2015/04/29
楽しいシーソーゲーム!1更新

2015/04/21
楽しい親子喧嘩!1
楽しい親子喧嘩!2更新、完結

2015/04/16
楽しい放課後!2更新、完結

2015/04/15
楽しい放課後!1更新

2015/04/06
楽しい合コン!2更新、完結

2015/04/05
楽しい合コン!1更新

2015/04/01
楽しいお見舞い!2更新、完結

2015/03/30
楽しいお見舞い!1更新

2015/03/24
楽しい旧校舎!2更新、完結

2015/03/23
楽しい旧校舎!1更新

2015/03/16
楽しい入院生活!2更新、完結

2015/03/15
楽しい入院生活!1更新

2015/03/05
楽しい遊園地!2更新、完結

2015/03/04
楽しい遊園地!1更新

2015/02/27
楽しいロッカールーム!2更新、完結

2015/02/26
楽しいロッカールーム!1更新

2015/02/16
楽しいOB会!2更新、完結

2015/02/15
楽しいOB会!1更新

2015/02/14
一周年!!
いつもありがとうございます!
君は日向の匂い更新、完結
シンデレラアイドルのSSです

2015/02/13
保健室の先生2更新、完結

2015/02/12
保健室の先生1更新

2015/02/11
teeth2更新、完結

2015/02/10
teeth1更新

2015/02/09
楽しい初カノ!2更新、完結

2015/02/08
楽しい初カノ!1更新

2015/01/31
楽しい勉強会!2更新、完結

2015/01/30
楽しい勉強会!1更新

2015/01/23
楽しいお泊り!2更新、完結

2015/01/22
リクエスト小説
楽しいお泊り!1更新

2015/01/08
明けましておめでとうございます!
本年も宜しくお願い致します!
リクエスト小説
両想い1、2更新、完結

2014/12/12
楽しい合宿!2更新、完結

2014/12/11
楽しい合宿!1更新

2014/12/01
アガルタ2更新、完結

2014/11/30
リクエスト小説
アガルタ1更新

2014/11/23
朝のお楽しみ2更新、完結

2014/11/22
リクエスト小説
朝のお楽しみ1更新

2014/11/14
即位式2更新、完結

2014/11/13
即位式1更新

2014/11/04
裏ドSくん3更新、完結

2014/11/03
裏ドSくん2更新

2014/11/02
裏ドSくん1更新

2014/11/01
ひみつのドSくん2更新、完結

2014/10/31
ひみつのドSくん1更新

2014/10/30
伴侶1、2更新、完結

2014/10/27
支配人3更新、完結

2014/10/26
支配人2更新

2014/10/25
支配人1更新

2014/10/24
隣人3更新、完結

2014/10/23
隣人2更新

2014/10/22
隣人1更新

2014/10/15
元上司2更新、完結

2014/10/14
リクエスト小説
元上司 1更新

2014/10/10
ニコニコドッグⅡ 2更新、完結

2014/10/09
リクエスト小説
ニコニコドッグⅡ 1更新

2014/10/04
茶番2更新、完結

2014/10/03
リクエスト小説
茶番1更新

2014/09/12
「ちょろい 2」更新、完結

2014/09/11
「ちょろい 1」更新

2014/09/08
「新雪の君」更新、完結

2014/09/06
コメントお返事させて頂きました

2014/09/05
「すばらしい日々3」更新、完結

2014/09/04
「すばらしい日々2」更新
コメントお返事させて頂きました

2014/09/03
リクエスト小説
「すばらしい日々1」更新
コメントお返事させて頂きました

2014/09/01
「好きと言って4」更新、完結

2014/08/31
「好きと言って3」更新

2014/08/30
「好きと言って2」更新

2014/08/29
リクエスト小説
「好きと言って1」更新

2014/08/24
「純粋に近付いた何か2」更新、完結

2014/08/23
リクエスト小説
「純粋に近付いた何か 1」更新

2014/08/15
コメントお返事させて頂きました

2014/08/14
再会2更新、完結
コメレスさせて頂きました

2014/08/13
リクエスト小説「再会1」更新
「ノビ」の続編です

2014/07/26
コメントお返事させて頂きました

2014/07/25
息子さんを僕にください2更新完結

2014/07/24
リクエスト小説「息子さんを僕にください1」更新
娘さんを僕に下さいとは無関係ですw

2014/07/22
コメントお返事させて頂きました

2014/07/20
久しく為さば須らく2更新、完結
コメントお返事させて頂きました

2014/07/19
リクエスト小説「久しく為さば須らく1」更新
コメントお返事させて頂きました

2014/07/18
コメントお返事させて頂きました

2014/07/16
コメントお返事させて頂きました

2014/07/15
コメントお返事させて頂きました

2014/07/14
コメントお返事させて頂きました

2014/07/13
リクエスト小説「嫉妬せいでか2」更新、完結
コメお返事させて頂きました

リクエスト小説「嫉妬せいでか1」更新

2014/07/11
拍手お返事させて頂きました
お知らせ一件

2014/07/10
コメント、拍手お返事させて頂きました

2014/07/09
拍手お返事させて頂きました

2014/07/08
コメント、拍手お返事させて頂きました
耽溺 2更新、完結

2014/07/07
拍手お返事させて頂きました
リクエスト小説「耽溺 1」更新

2014/07/06
拍手お返事させて頂きました

2014/07/05
拍手お返事させて頂きました

2014/07/04
コメント、拍手、お返事させて頂きました

2014/07/03
コメント、拍手、お返事させて頂きました
吉原と拓海その後 2更新、完結

2014/07/02
コメント、拍手、お返事させて頂きました
吉原と拓海その後1更新しました

2014/07/01
コメントお返事させて頂きました
シンデレラアイドル2更新、完結

2014/06/30
拍手お返事させて頂きました
シンデレラアイドル1更新しました

2014/06/29
リクエスト募集してます

2014/06/27
拍手お返事させて頂きました

2014/06/24
目は口ほどに 更新、完結

2014/06/17
茶々丸更新、完結
獣姦っぽい

2014/06/11
連鎖 2更新、完結

2014/06/10
連鎖 1更新

2014/06/07
拍手お返事させて頂きました

2014/06/06
拍手お返事させて頂きました

2014/06/05
拍手お返事させて頂きました

2014/06/04
元旦那さん 2更新、完結

2014/06/03
元旦那さん 1更新
旦那さんの続きです

2014/05/29
昨日の記事の続きで拍手お返事させてもらっています

2014/05/28
旦那さん 2更新、完結

2014/05/27
旦那さん 1更新

2014/05/22
夢の時間2更新、完結

2014/05/21
アンケート1位小説「親子」
夢の時間1更新

2014/05/16
この物語はフィクションです更新、完結

2014/05/14
アンケート1位小説「教師と生徒」で先生受け。
信じて下さい更新。完結

2014/05/11
純粋とは程遠いなにか2更新。完結
ダウンロード販売のお知らせ

2014/05/09
純粋とは程遠い何か1更新

2014/05/01
長男としての責務2更新。完結

2014/04/30
長男としての責務1更新

2014/04/27
セフレ更新。完結

2014/04/21
嘘が真になる2更新。完結

2014/04/20
嘘が真になる1更新。
アンケート終了しました
投票してくださった皆さんありがとうございました!

2014/04/15
親切が仇になる2更新。完結

2014/04/14
親切が仇になる1更新

2014/04/11
家庭教師更新。完結

2014/04/09
惚れ薬2更新。完結

2014/04/08
惚れ薬1更新

2014/04/05
ニコニコドッグ更新。完結

2014/04/03
健やかなるときも病めるときも更新。完結
アンケート設置1ヶ月記念更新
回答ありがとうございます!

2014/04/02
お隣さん2更新。完結

2014/04/01
お隣さん1更新

2014/03/28
B3-17 はるか更新。完結

2014/03/27
会話の語尾は常にハートマーク更新。完結

2014/03/24
僕の居場所更新。完結

2014/03/21
兄弟愛(3/3)更新。完結

ストックを全て出し切ってしまいましたので毎日更新は今日で終わりになります。
これからは書き終わり次第更新していきますので、引き続きよろしくお願い致します。

2014/03/20
兄弟愛(2/3)更新。

2014/03/19
兄弟愛(1/3)更新。

2014/03/18
7歳の高校生更新。完結

2014/03/17
7歳の高校生更新

2014/03/16
裏の顔更新。完結
アンケート2位「教師と生徒」
少し違う感じになりました。

2014/03/15
残業も悪くない更新。完結
アンケート結果を反映させてみました。
アンケートに答えてくださった皆さんありがとうございます。引き続きお願い致します

2014/03/14
片思い更新。完結

2014/03/13
クラスの地味男更新。完結

2014/03/12
吉原と拓海更新。完結

2014/03/11
罠更新。完結

2014/03/10
同級生更新。完結

2014/03/09
目覚め更新。完結
FC2小説にて、
閃光戦士フラシュレッド!公開。完結。

2014/03/08
やってられない更新。完結

2014/03/07
地下の城ピュラタ更新。完結

2014/03/06
地下の城ピュラタ更新。

2014/03/05
部室にて更新。完結

2014/03/04
すべからく長生きせよ更新。完結

2014/03/03
秘め事更新。完結
アンケート設置。ご協力お願いします

2014/03/02
映画館にて更新。完結

2014/03/01
大迷惑@一角獣更新。完結

2014/02/28
大迷惑@一角獣更新。

2014/02/27
僕はセールスマン更新。完結

2014/02/26
俺のセールスマン更新。完結

2014/02/25
夏の夜更新。完結

2014/02/24
妄想更新。完結

2014/02/23
先生 その2更新。完結

2014/02/22
洞窟更新。完結

2014/02/21
洞窟更新。

2014/02/20
先生 その1(1-2)更新。
先生 その1(2-2)更新。完結

2014/02/19
娘さんを僕にください更新。完結

2014/02/18
ノビ更新。完結

2014/02/17
ノビ更新。

2014/02/16
1万3千円更新。完結

2014/02/15
1万3千円更新。

2014/02/14
ファンレター更新。完結

2014/02/14
ブログ始動。
「ファンレター」公開。

よろしくお願いします。

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薔薇色の日々
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嫉妬せいでか(2/2)

<前話はこちら>

 昼休みに大野さんからメールが入っていた。

『昼一緒に食えるか?』
『すいません、先に三影さんと約束してるんです』

 送信っと。実は大野さんと三影さんは同じクラスだ。俺はダッシュで二人の教室へ向かった。
 三年棟の2組。戸口で俺を見つけた大野さんはてっきり自分に会いにきたと思ったのだろう、パッと顔を明るくしたが、俺が「三影さん!」と言った瞬間、その笑顔を固まらせていた。

「なんだ優介、おまえほんとに来たのか?」
「約束っすからね~。ジュース奢ってくださいよ。ついでにメシも奢らせてあげてもいいすよ」
「調子に乗るな」

 ゴツンと拳骨を頭に落とされる。でもぜんぜん痛くない。その拳骨をつかんで「さっ、行きましょ」と三影さんと教室を出た。チラッと見えた大野さんの顔は無表情だった。
 そのあとなんだかんだ三影さんを引き留めてから教室へ帰した。帰りの遅い三影さんに、少しでも大野さんがヤキモキすればいい。いろいろ想像してたまらない気持ちになればいい。



 部活の練習が始まっても、俺は大野さんではなく三影さんに絡みに行った。大野さんは明らかに俺たちを意識していた。俺が三影さんの名前を呼ぶだけでぴくりと反応して顔をこちらへ向けた。じゃれあっている俺たちを無表情に見つめていた。少しは俺の気持ちがわかったか!

 キャプテンと話をしているときも浮かない笑顔で、どこか上の空って感じ。「どうした?」ってキャプテンが大野さんのおでこにおでこを当てる。ムカッときた俺は三影さんのストレッチを手伝うふりをしながらその大きな体に乗っかったり、膝に座ったりして密着する姿を見せつけた。大野さんの端正な顔が歪む。

 練習中、俺はできるだけ三影さんにじゃれにいった。後輩に慕われるのが嫌いでない三影さんはそのつど俺の相手をしてくれた。「仲いいなぁ、お前ら」と人から言われるほどに。

 精彩を欠いた大野さんは普段しないようなミスを犯して監督に叱られていた。キャプテンが自分の役割といいたげにすかさずフォローに入る。大野さんの背中に手を当て、監督に向かってなにか言っている。大野さんは両腕をだらんと垂らしたまま、俯いていた。
 少し、かわいそうになってきた。

 練習のあと、大野さんは監督に呼びつけられた。呼ばれてもいないのにキャプテンが一緒についていこうとする。大野さんはキャプテンを両手で押しとめ、首を左右に振って断っていた。
 部員のほとんどが着替えて部室を出る頃になっても大野さんは戻ってこなかった。心配そうにぐずぐず着替えるキャプテンを「俺が戸締りしときますんで。おつかれしたー!」と追い出し、俺一人で大野さんの帰りを待った。
 帰って来た大野さんは、部室にぽつんといる俺を見て相好を崩し、はにかむように微笑んだ。

「待っててくれたのか、優介」

 今日一日意地悪だった俺はつい、

「戸締りは一年の役割なんで」

 大野さんの反応を見る。

「そうか」

 悲しそうに肩を落とす。

「嘘っすよ。大野さんを待ってたに決まってるじゃないすか」
「ほんとうに?」

 いつだって自信たっぷりな大野さんが自信なさげに呟く。

「恋人の帰りを待ってちゃいけませんか」
「…優介…ありがとう」

 近づいてきて俺をぎゅっと抱きしめた。俺の体を抱きながら安堵したような溜息をもらす。

「ごめんな、優介…」
「なにがすか」
「お前が京也に嫉妬する気持ち、痛いほどよくわかった」
「…………」
「好きな奴が他の男とイチャついてたら、そりゃ腹立つよな。昨日は怒ってごめん」
「俺の方こそごめんなさい。ちょっとやりすぎだったかも」
「いや、あれくらいやってくれなきゃ、俺はわからなかった」
「大野さんはモテるから、嫉妬したことなんてなさそうですもんね」
「京也にもそれ言われたな」
「キャプテンにも?」
「好きな子が出来たから、関係終わらせようって言われたときに。応援するぜって言ったら、おまえは嫉妬したことがないだろって」
「それ…キャプテンは本気で大野さんのこと好きだったんじゃないすか?」
「どうしてそうなるんだ?」

 きょとんと聞き返してくる。本気でわかっていないんだ。きっとキャプテンは大野さんに嫉妬してもらいたくて、もしかしたら嘘をついたのかもしれない。ところが逆に応援されてさぞ落胆したことだろう。少しだけキャプテンが気の毒になった。でも恋敵には違いないので同情は禁物だ。

「とにかく俺が嫉妬する気持ち、わかってくれてよかったっす」
「うん、ちょっと京也とベタベタしすぎてたかもしれない」
「かもじゃなくて、ベタベタしてたっすよ」
「それを言うなら今日の優介だって三影とイチャつきすぎだぞ。あいつが勘違いしたらどうするんだ」
「そんなにたくさんホモはいないっすよ~」
「おまえの可愛さに気付いて目覚めるかもしれないだろ」

 冗談じゃなく真顔で言うもんだから返す言葉が見つからなくてアタフタしてたら、大野さんのキスが降って来た。



 昨日と同じ体位で俺たちは繋がった。違うのはベンチにしがみつて腰を掲げているのが俺のほうだってこと。

「んあぁっ…アァ…っ!」

 大野さんのちんぽが動くたび、俺は喘ぎ声を漏らした。いつもよりでかいっすよ、大野さん。興奮してるんすか!

「あんまり大きな声を出すなよ、優介。近くに誰かいたらバレる」
「だって…大野さんのちんぽ、気持ちよすぎっす…!」
「優介のちんこも良かったぞ」
「また、俺にヤラせてくださいよ…」
「いつでもいいぜ。お前専用なんだから」

 体位をかえた。対面座位で大野さんがキスしながらゆっくり俺を突き上げる。俺もベンチに足を乗せて腰を回しながら上げ下げした。

「優介、本当に三影のこと、なんとも思ってないよな?」
「俺面食いっすから。三影さんはタイプじゃないっす、俺がカッコイイと思うのは大野さんだけ」
「顔だけか?」
「ちんこも好きっす」
「エロいもんな、優介は」

 大野さんは後ろでベンチに手を突くと、ガクガクと腰を振った。

「んっ…あっ、あぁっ…!!気持ちい……っ!!」
「可愛いぜ、優介、俺の優介…!」
「はぁっ、んっ、アッ、アアッ…好きっす、大野さん…好きっ!」

 ガンガンに突かれながら自分でちんぽを扱いた。
 大野さんに終わりの気配。俺も手つきを速めた。

「はぁんっ、ああぁ…中に下さい…っ、大野さんのザーメン、中に…」
「っとに優介は中出しされるの好きだな…!!」

 激しい腰使い。ベンチがガタガタと音を立てる。ギシギシ軋む。ぶっ壊れっるんじゃないかと心配するくらい。

「いくぞ、優介」
「はぁ、いっ、あっ、俺もいくっす…!」

 体の奥に大野さんの精液が吐き出される。自分以外の人間の体温。それを感じながら俺も手を動かして射精した。射精しながら、大野さんとキスした。



 嫉妬する苦しさ醜さに気付いてくれたのは良かったが。

「おーい、優介!俺のスポドリ頼む!」

 誰かがコートの中から俺に声をかけるだけで、大野さんから鋭い視線が飛んでくるようになった。誰かと話していると間に割って入ってきたり。

「近づきすぎじゃないか?あいつ、おまえに気があるのかも」

 なんてちょっと思い込みが激しすぎたり。

「お前は可愛いから襲われないように注意しろよ」

 とか本気でくだらない心配したり。いくらなんでも贔屓目過ぎる。
 ちょっとお灸が効きすぎたみたいで、俺としてはこれ以上大野さんの心配性が進まないことを祈るばかりだ。




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2014-07-13(Sun) 21:21| 嫉妬せいでか| トラックバック(-)| コメント 4

嫉妬せいでか(1/2)

<前話「目は口ほどに」はこちら>

※リバ注意

 誰もいなくなった放課後の部室に大野さんと閉じ込もる。

「優介、なに怒ってるんだよ」
「今日、キャプテンとイチャついてたじゃないすか」
「京也と?いちゃついてなんかないよ」

 練習のあと、監督とキャプテンが話し合っているところへ大野さんも呼ばれて行った。監督の言葉にキャプテンと大野さんが同時に頷いたり、身振り手振りでお互いの足りない部分を補足しあいながら何かを伝えて二人の息はぴったり。
 突然三人が笑い声をあげた。もういいって感じで監督がシッシッと手を振る。キャプテンは笑いながら大野さんの肩に腕をまわし、大野さんはキャプテンの腰に腕をまわしていた。

 たぶん、今までなら仲のいい二人にはよくあるスキンシップだと何とも思わずにいられただろうに、大野さんとデキちゃった俺の目には、キャプテンが大野さんに未練を持っていて、大野さんも満更ではないって感じに見えてジェラシーを燃やしてしまったのだ。恋人なら普通だろう。
 それを言えば大野さんは「そんなこと」と笑い飛ばした。

「ほんとにもう、あいつとは終わってるんだって。いまはなんにもない」

 付き合いだしてすぐ、俺はキャプテンとのことを聞いた。
 キャプテンと関係を持ったのはほんの短い期間だった、と大野さんは教えてくれた。好きとか嫌いとかの恋愛関係じゃなく、ただ性欲の捌け口としてお互いの利害関係が一致した結果だったと。

「じゃー、大野さんはヤリたくなったときに、ヤラせてくれる奴がいたら、誰とでもヤッちゃうってことっすか。そういや俺ともある意味そうですもんね」
「ばか、そんなわけないだろ。優介のこと、本気で好きなんだから」
「さー、どうすかねー」

 と俺が口を尖らせれば「嫉妬してくれるのは嬉しい」とそのあとめちゃくちゃ激しいセックスをして、文字通り足腰立たなくさせられた。
 大野さんは俺が好き。そう実感できる瞬間はたくさんあれど、目の前で昔の男といちゃつかれると当然嫉妬するし、自信が揺らいでしまう。俺に心配させるようなことをしないで欲しいが、同じサッカー部なので近づかないでというわけにもいかない。
 俺が嫉妬しているのに、あっけらかんとする大野さんも大野さんだ。話すなとは言わない。でもベタベタはしないでほしい。もうちょっと俺の気持ちを考えてほしい。

「大野さん、俺のちんぽしゃぶってください」
「優介」
「俺が好きならできるっしょ」

 仕方ないなというふうにため息をついて、大野さんは俺の足もとへ膝をついた。
 ベルトを外してズボンをおろす。下着越しにそこの匂いを嗅いで「すごいにおい」とニッと笑った。
 パンツをずらすとちんぽが弾かれたように飛び出た。大野さんはムレて湿っているだろう俺の玉袋から舐め始めた。口に含み玉を転がす。根元を舐め、つぅーっと舌のさきで陰茎を舐めあげると亀頭を咥えた。俺の太ももを持ちながらジュポジュポと顔を前後に揺する。大野さんフェラ顔もかっこいい。

「キャプテンとしてるとき、大野さんは突っ込まれるほうだったんでしょ。今日は俺に入れさせてくださいよ」

 本気?と上目使いの目が俺を見る。本気です、と俺は頷いた。チュポッと音を立てて口をはなすと、大野さんは「いいぜ」と自分のワイシャツのボタンを外した。



 ベンチに跨るように大野さんをうつ伏せに寝かせ、尻を持ち上げる。俺はベンチを跨いで立ち、突き出された大野さんの尻を左右に広げた。キュッと固く口を閉じているそこへジェルの代用品としてワセリンを塗り込む。大野さんがいつも俺にやることを思い出しながら指を出し入れした。

「キャプテンのちんこってでかかったすか?でかそうっすよね」
「もう…忘れたよ」
「俺のじゃ大野さんを満足させてあげられないかも」
「しつこいと怒るぞ」

 怒っているのは俺のほうなんだけど。でもこれ以上言うのは確かにみっともないので俺は口をつぐんで指を動かすことに集中した。
 セックスの最中、大野さんに教えてもらった前立腺をマッサージするように指でこする。ここを押されると強制的に勃起させられる。大野さんも気持ちいいみたいで、ピクピク体を震わせながら小さな声を漏らした。

「いい具合にトロトロになってきましたよ」
「入れてくれ、優介…!」

 と俺に尻を突き出す。ワセリンでベトつく手でちんぽを扱き、大野さんの肛門に押し込んだ。ブチュウ、とワセリンをはみ出させながら、俺の亀頭が大野さんのなかへ埋められていく。幅の太いゴムで絞られているような感じだ。
 大野さんの括約筋が俺の形のまま広げられている光景はすごくエロかった。腰を前後に揺すってみる。大野さんの中を俺のちんぽが出たり入ったりする。物理的にも視覚的にも最高にエロくて気持ちいい。

「どうすか、大野さん」
「んっあぁ…気持ちいいぜ、優介」
「ほんとすか?俺も超気持ちいいっす」
「あぁっ…あぁ…優介のちんぽ…気持ち、いい…っ…!」

 下の口で俺のちんぽをおしゃぶりしながら、必死にベンチにしがみついている。キャプテンとは何回ヤッたんだろう。この部室でもヤッたことがあるんだろうか。
 キャプテンに組み敷かれる大野さんを想像したら頭に血がのぼった。

「あぁぁっ!あっ!優介…っ…そんな、強く…っ!」

 奥を突きあげた。大野さんは俺のものだ。キャプテンには絶対やらない。優しくて強くてかっこいい大野さんが、男のちんぽでこんなによがって悦ぶなんて俺だけが知っていればいい。なのに。
 大野さんの最初の男が俺じゃないなんて…!
 腰をつかんで激しく叩きこむ。奥を穿つ。嫉妬に目が眩んで怒りをコントロールできない。

「あぁっ、あっ、やめ…ん……っ!優介…!ゆっくり…頼む、あっ、あぁっ…!苦しい、から……っ!!」
「どうせ俺はキャプテンとは違いますよ!」

 ギュウッときつく締め付けられた拍子に俺は達した。

「抜け…っ!この馬鹿野郎!」

 ベンチの上で大野さんがバタバタ暴れる。体を起こしてベンチから立ち上がると、大野さんは怒りの形相で俺を殴りつけた。手加減の感じられるパンチだったが、バランスを崩した俺はベンチに足をひっかけて床に尻もちをついた。

「いつまで京也のことを言ってるんだよ!いま俺が好きなのはお前だって言っただろ!」
「だって!…大野さんとキャプテン、イチャイチャしすぎっすよ!」
「まだ言うのかよ。イチャイチャなんかしてないだろ」
「してるっす!」
「じゃあ俺は京也と話もしちゃいけないのか?友達なのに?!チームメイトなのに?!そんなの無理に決まってるだろ!いい加減にしろ!お前が気にしすぎなんだ!」

 俺が気にしすぎなのか?腰を抱くのも友達なら普通なのか?キスするのかってくらい顔を近づけて話をするのも友達なら当たり前なのか?仲が良かったらセックスするのも普通だって言うのか?

「…くそ…なんでこんなことに…お前とはもっと楽しい付き合いが出来ると思ってたのに。そんなに嫉妬深い奴だったなんてがっかりだ」

 制服を身に着けると、大野さんは「戸締りしとけよ」と怒った先輩口調で言うと先に帰ってしまった。どうせ駅で一緒になるんだから待っててくれてもいいのに。
 強制的に引き抜かれたペニスはクタッと萎えていたが、射精の途中だったので零れたものが内ももと床に垂れていた。イッた瞬間殴られるとか。
 床に座り込んだまま、俺はしばらく動けなかった。



 朝練が始まる前、大野さんがそっと近づいてきて「昨日はごめんな」と小声で言った。

「殴ってごめんな。痛かっただろ」
「痛くなかったすよ。だって加減してくれてたから」
「ケツやられてるときに京也のこと言われてカッとなったんだ。俺が本気で好きなのは優介だけなんだぜ」
「わかってるっす。俺も好きですから大野さんのこと」
「だったらもう嫉妬なんてくだらないことするなよ?」
「はい、もう嫉妬しないようにします」
「そうだよ、京也のせいで俺たちが喧嘩するなんて馬鹿げてる」
「おーい、大野」
「キャプテンが呼んでますよ」
「悪い。またあとでな」

 大野さんはキャプテンのもとへ駆けて行った。今日の練習メニューの相談だろうか。二人の顔から笑みが消えることはない。体が近づく。キャプテンの手が大野さんの背中に当てられる。大野さんは当然のようキャプテンの腰に手をまわし、頷いたり楽しそうに笑い声をあげたり。
 嫉妬深い恋人が見てるとわかってるこの状況で。
 男の嫉妬を舐めないでもらいたい。

「三影さーん、俺とダッシュの勝負しましょうよー!」

 大野さんにも聞こえる大きな声で言いながら、三年の三影さんのそばへ近よった。大野さんはキャプテンとの会話に夢中。

「おー、優介、俺に勝負を挑むとは百年早いぞ」
「勝ったほうが負けたほうにジュース奢るってことにしましょうよ」
「普通逆だろ」

 ツッコミ入れたあと、俺の頭をワシワシと撫でる。三影さんは身長が190㎝もあってか、自分より小さいやつを子ども扱いするところがある人で当然俺もその例外ではない。

「いいじゃないすか~」

 頭を撫でられながら三影さんの腰に抱き付く。横目に素早く見ると、大野さんがやっと気付いて俺たちのほうを見ていた。
 アルカイックスマイルの大野さん、初めて見た。

 本気でやったダッシュ十本勝負で俺は負け、三影さんにジュースを奢ってもらう約束を取り付けた。

「昼休みに三影さんとこ行くから、絶対奢ってくださいよ!」
「わーったって。三年に集る一年なんて見たことねえぞ」
「三影さんのこと慕ってるんすよ」
「調子いいこと言いやがって」

 とヘッドロックされる。俺は笑顔で腕をタップする。大野さんの視線を感じる。あの人も少しは嫉妬するほうの気持ちを知るべきだ。

「ギブギブ!」

 三影さんの腕の力が緩んだすきに抱き付いて脇腹をこしょばした。

「わあっ!この馬鹿!」
「あはははっ」

 他の男とイチャつく恋人の姿をよく見るがいい。


かえるの王子様




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2014-07-12(Sat) 20:37| 嫉妬せいでか| トラックバック(-)| コメント 3

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