FC2ブログ

St. Valentine's Day

2020.12.15.Tue.
<「君と僕」→「初めての温度」→「嫌がる本当のワケ」→「知らない世界」→「初めての右手」→「デジカメを探せ」→「夏祭り 前」→「夏祭り 後」→「受験勉強」>

※中3、イチャイチャするだけ

 2月14日。ちょうどその日は学校が休みだった。俺は和也の家にいた。和也には上に兄貴が一人、下に妹が一人いる。まだ小6の妹と一緒に、俺たちは台所でケーキを作っていた。

「あかん、あかん! チョコレート、そのまま鍋で溶かしたらあかん!」

 妹の舞子が悲鳴に近い声で叫ぶ。コンロに鍋を乗せ、火をつけようとしていた和也は動きを止めた。

「なんであかんのんな、これでチョコレート溶けんのとちゃうん?」
「アホ! 溶けへんわ! 焦げるわ!」

 舞子は和也の手から鍋を取り上げ、中のチョコレートを取り出し、ボウルに移した。

「チョコレートは湯煎しなあかんの! この鍋にお湯入れて!」

 舞子に命令され、中3になる和也は、素直にそれに従う。俺はそんな光景を見て、口元が緩む。仲のいい兄妹だ。

「舞子は、誰かにチョコレートあげたんか?」

 俺が聞くと、

「誰にもやってない。あげるようなカッコいい子、学校におらんもん!」

 と編んだ三つ編みを左右に振りまわす。すると横で和也が、

「昨日、お母ちゃんと一緒に作っとったやんか。あれは誰にあげたんな?」

 と肘で舞子を小突いた。

「何言うとんな! あれはお父ちゃんとお兄ちゃんらのんえ! 学校の子には、やってへんもん!」

 真っ赤になって必死に否定するので、俺と和也は顔を見合わせ、笑ってしまった。

「何笑うとんな! ほんまで! ほんまに、誰にもやってへんのんえ! いつまで笑うとんな!」

 笑い続ける俺と和也に怒鳴る。実は俺も和也も、舞子が昨日、同じ6年生の翔太にチョコレートをあげたことを知っているのだ。

「いつまでも笑うとったら、ケーキの作り方、教えたらへんで!」

 これ以上笑うと、舞子がヘソをまげてしまう。「ごめん、ごめん」と謝り、ご教示賜った。

 ケーキを作ることになったのは、俺が、バレンタインにケーキが欲しい、と和也に言ったからだった。

「なんで俺が。そんなん、女が作るもんやんか。嫌で、俺は作らんで」

 とはじめは言っていたのだが、俺がしつこく言うので、最終的に二人で作ることになり、午前中、スーパーで材料を買い揃え、和也の家に来たのだ。

 スポンジケーキに生クリームをたっぷり塗り、その上から溶かしたチョコレートをかけ、イチゴを飾りつけただけの簡単なケーキが出来上がった。

「男二人でこんなん作ってどうしょんな。お兄ちゃんら、そないにモテへんの?」

 馬鹿にする舞子にケーキの半分を持たせる。

「お母ちゃんと食べ」

 和也に言われ、舞子はケーキを大事そうに持って居間に消えた。

「ほんまに、あいつはやかましくてかなわん」

 和也が溜息をつく。

「なんでな、可愛いやんか」
「貴志、舞子みたいなんが好きなんか?」
「アホか。俺はロリコンやないで。はよ上行って食おうや。腹減った」

 フォークを持って2階の和也の部屋に移動した。

 床に腹ばいになって寝転がる。俺が先に一口食べた。横に寝転がる和也が心配そうに「おいしい?」と聞いてくる。

「うん、うまいで。和也も食べえな」

 ケーキを乗せたフォークを口元へ持って行くと、和也は口を開け、パクッと食いついた。

「どや? なかなかうまいやろ。もっとチョコレートかけても良かったかもせんな」
「ほんまや、うまいな。来年はもっとうまく作ろう」

 和也の「来年」という言葉に俺はニヤリとなる。

「和也、こっち向いてみ、口にクリームついとるわ」

 ほんま?と無防備に和也がこっちを向く。舌を出して唇を舐めている。

「取れた?」
「取れてへん」

 顔を近づけて、唇をペロリと舐める。和也は顔を赤くした。

「なん、なにしょんな」
「甘いなぁ、和也は、なんでこないに甘いんかなぁ」

 ニヤニヤ笑う俺を和也が睨んでくる。赤い顔でまったく迫力がない。更に近づいてキスをする。舌を中に入れたら、甘いクリーム味。

「んふっ……んっ」

 鼻から抜ける声に、俺の気持ちが昂る。

「こっちはどんな味やろなぁ?」

 和也の肩を持って仰向かせ、股間をギュッと掴んだ。

「あっ!」
「なんや、もう半立ちやんか。俺にキスされて興奮しとんのか?」
「アホ! ちゃうわ!」
「こっちも味見してみんとあかんなぁ」

 ズボンのチャックをおろし、中からチンポを取り出す。何度かシゴいただけで、大きく硬く反っていく。俺はそこに顔を寄せ、舌を出してベロリと舐めた。

「うん、こっちもうまいわ」
「あぁ……貴志のアホ……スケベ……」

 和也は両手で顔を覆った。

「そうや、俺はスケベなんやで、そんなん、お前が一番よう知っとうが」

 思いついて、俺は生クリームを指ですくい、和也の勃起したチンコになすりつけた。

「あぁ?! 貴志、なにすんな!」
「こうしたらもっとうまなる」

 生クリームをチンポになすりつけるようにして舐め上げる。先走りが滲む鈴口に、細めた舌でチロチロと舐める。

「ぁああっ! 貴志! やめぇ! そんなん、すんなや!」
「うまいど、和也のチンポ、ちょっと塩味がきいて、ええ具合や」
「アホ、そないな恥ずかしいこと言うな!」

 濡れた音を立てながら、顔を上下に動かす。和也は口を手で押さえて声を我慢する。腹筋がビクビク波打って卑猥だ。

「あっ! あっ! 貴志! はなして! 出る! 出るから、はなして!」
「イッてええど、俺にお前の精液飲ませえ」
「あぁ! 嫌や! そないなことっ! 出来ん!」
「いまさら何を遠慮しとんな」

 先を咥えたまま笑うと、その振動が伝わって、和也は体を震わせた。

「あぁっん! ほんまに、イクで! 知なんで!」

 ええからはよ来い。サオをシゴいて先を吸い上げる。和也は体を痙攣させ、射精した。

※ ※ ※

 最後の一口を食べ、フォークを皿に置いて俺は和也を見た。和也は壁にもたれ、小さく三角座りをして俺をじっと睨んでいる。

「いつまで拗ねとんな」

 さっき俺の口でイッてから、和也は恥ずかしがって俺から距離を取っている。四つん這いで和也に近づく。和也は腕の中に顔を隠した。

「うまかったで、ケーキ、作ってくれてありがとうな」

 頭を撫でると、小さく頷く。

「来年もまた作って一緒に食おうな」

 うん、と頷くその耳元へ、

「来年もまた、お前のチンコ、しゃぶったるからな」

 そう囁くと、和也は膝を抱き寄せ、ますます小さくなった。顔は見えないけれど、耳が赤く色づいている。

「……貴志のアホ、色狂い、最低、ドスケベ、変態」
「それ以上言うたら襲うど」

 和也がガバッと顔をあげた。

「ごちそーさん」

 チュッ、とその赤い頬へキス。



…好き!
スポンサーサイト
[PR]