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目覚め(1-1)

2014.03.09.Sun.
 高校で同じクラスの高山に誘われ、家に遊びに行った。
今夜は両親がいないとのことで、泊まりの予定。一晩中ゲームをする、というのが高山の予定らしいが、僕は夜に弱いので、きっと高山より先に寝てしまうだろう。それでも構わないよ、と高山は言った。
夕食のあと風呂に入り、リビングへ。先にシャワーを浴びていた高山は、僕がソファに座ると同時に、ビデオのリモコンを操作して、DVDを再生した。途端に、部屋に女の喘ぎ声が響き渡った。

「あはっ。AV? ゲームするんじゃないの?」
「するよ。いまから」

 高山は僕の顔を見てニヤニヤと意味深に笑った。いつもと違う雰囲気に、僕は妙な違和感を覚えた。

「岡田ってオナニーする時、なに見てる?」

 高山はテレビ画面を見ずに、さっきから僕の顔ばかり見ている。口元の吊りあがった笑みが気になりつつ、僕は「普通にAVとかかな」と答えた。

「AVってどんな? それって男同士のやつか?」
「えっ、何言ってんだよ」
「おまえさ、ホモだろ?」

 ずいと僕の方へ体を傾け、目を覗きこんでくる。僕は絶句してその目を見つめ返した。僕はパニックに陥っていた。高山の言う通り、僕はホモだったからだ。なぜバレたのか、自分の普段の行動を反芻して顔を青くしていた。

「俺さ、なんとなくわかるんだよ、こいつ、そうじゃねえかなってのが。おまえ、体育で俺が着替えてるとき、いっつも盗み見してただろ。バレないようにしてたつもりだろうけど、俺、そういうの敏感だからすぐ気付いたぜ」

 高山は僕の首に手をかけ、自分のほうへ引き寄せた。僕はショックで体から力が抜け、そのまま、高山の胸に倒れこんだ。

「学校のやつらに黙っててほしいか? だったら俺のちんこしゃぶれ」

 信じられない思いで高山を見上げた。高山はさっきとかわらない表情で笑っていた。

「勘違いするなよ、俺はホモじゃないからな。俺はただ気持ち良くなりたいだけだ。ホモのおまえは男のちんこをしゃぶりたいんだろ? だから俺のをしゃぶらせてやるって言ってるんだ」
「な…、何を言ってるんだよ、高山…、僕はホモじゃない…」
「そんな誤魔化し、時間の無駄だからやめようぜ。おまえがホモだって学校で言いふらしてほしいか? いやだろ? じゃあ、しゃぶれ」

 ぐい、と僕の頭を押さえつける。悔しさと悲しさで僕の目に涙が滲む。親友だと思っていた高山の突然の豹変。思いがけない仕打ち。ひどい裏切り。

「僕たち、友達じゃなかったのか…」
「友達だよ、これからもずっと。おまえが俺の言うこと聞いてさえいりゃな。ほら、咥えろよ」

 強い力で頭を押された。半ズボン越しに、高山の半立ちのちんぽが浮き上がっていた。何度かチラ見したことのある高山のちんぽ。女遊びが激しいわりに、きれいな色をしていた。それを舐めろと言う。まるで僕の欲望を見透かしたような発言。僕は理性と本能の狭間で揺れていた。頭では、そんなことをしたら終わりだ、とわかっていたが、体は僕の意思に反して勝手に動き、高山の半ズボンの隙間から中に手を入れていた。
 高山は下着を身に付けていなかった。驚いて目をあげると、高山は誘うように笑った。僕の理性は簡単に消し飛んだ。
両手で半ズボンをずりおろし、あらわれたちんぽに口を寄せた。風呂上りでさらっとした舌触り。上から咥え込んでまんべんなく唾液で湿らせながら顔を上下に動かした。高山の口から「アァ…」と声が漏れた。色っぽい喘ぎ声。もっと聞きたい。必死に口を動かした。

「どうだ、岡田…、俺のちんぽはうまいか?」

 僕の頭を撫でながら、高山が優しい声で聞いてくる。僕はしゃぶりながら頷いた。

「俺のちんぽ、ずっとしゃぶりたかったんだろ?」

 どうにでもなれ、と捨て鉢な気分で頷くと、高山は満足げに微笑んだ。

「今夜はヤリまくるからな」

 高山の言葉に僕はゾクゾクとした興奮を感じていた。


 30分ほどしゃぶってやっと高山は僕の口に射精した。ドックドックと吐き出される大量の精液を飲みこみ体を起こすと、裸になれ、と命令された。ポーズで一瞬躊躇って見せたが、すぐ服を脱ぎ捨て全裸になった。その間に、高山はどこからか取り出したバイブを僕の顔の前につきつけた。

「しっかりしゃぶれよ」

 と僕の口に押し込んでくる。これの使い道はひとつしかない。僕は自分のためにたっぷり唾液を滴らせながらバイブをしゃぶった。

「岡田がこんなにエロいなんて知らなかったな。ちんこでもバイブでも、つっこまれる棒ならなんでもいいのか?」
「ちがう…」
「ちんぽ立たせながら言ったって説得力ないって」

 高山が声を立てて笑う。僕のちんぽはビンビンに勃起していた。恥ずかしさから顔が火照る。僕の口からバイブが引き抜かれた。

「ケツ、こっちに向けろ。今からおまえの好きなバイブを突っ込んでいじってやる」

 僕は催眠術にかけられたように、素直に言葉にしたがった。四つん這いになり、高山に尻を突き出す。アナルにバイブが突きたてられた。

「ア、アアァァァーーーッ!!!」
「極太バイブを根元までくわえ込んだぜ、おまえのケツマン。ヒクヒクしながら悦んでる。動かしてほしいか?」

 高山が僕の亀頭をクニュクニュと揉みながら意地悪く聞いてくる。僕は被虐心に火がつくのを感じながらコクコク頷いた。

「口で言えよ、動かしてくださいって、俺に頼むんだ」
「アッ、アッ、動かして、下さいっ」
「どうしようもない変態だな」

 背後で高山の忍び笑いが聞こえた。
ズ リュッとバイブが前後したのと同時に、バイブのスイッチが入り、妖しくうねり出した。バイブが僕のいいところをグリグリと押してくる。僕は声を我慢出来ずに、アンアン喘ぎながら体をくねらせよがった。高山はバイブから手を離すと、僕のちんぽと乳首をいじってくる。その間も、バイブは呻りながら僕の前立腺を確実に刺激してくる。

「気持ちいいか?」
「ア・アッ! いいっ…、気持ちいいっ…! 頭、真っ白になっちゃう…!」

 3点同時責めで僕は何も考えられなくなっていた。自分で腰を振っていることにも気付いていなかった。

「アァーッ、ヤダァッ! イクっ、イッちゃうよー!!」

 悲鳴をあげながら射精した。勢いをつけた精子が飛び散る。目も眩むような快感。意識が遠のきかけた時、ズボッとバイブが引き抜かれ、今度は器械じゃない、生身のちんぽが僕のアナルに侵入してきた。

「俺のちんぽ、全部入ったぞ」

 高山が注挿を始めた。中をこすられ、イッたばかりの僕はまた全身で感じまくって声を出していた。

「ンンッ…ハァ…入ってるっ…高山の勃起ちんぽ、入ってるぅ…ア、…ヤッ…アァッ、イイッ…」
「俺に犯されてるんだぞ、おまえ」

 高山が囁くように言う。スパークした頭の中で高山の言葉を繰り返した。僕はいま、高山に犯されているんだ。

「俺のちんぽで、グチャグチャに犯してやってるんだ」
「俺に犯されたかったんだろ、え?」
「さっきイッたばっかなのに、もう勃起させてるのか。そんなに犯されるのが好きか?」

 高山は何度も「犯す」という言葉を口にした。僕も無意識にその言葉を繰り返していた。そのうち、僕は高山に犯されたかったのだと思い始めた。

「アァ…いい、気持ちいい…、高山のちんぽで僕をめちゃくちゃに犯して…!」
「やっと素直になってきたな。変態ホモが」
「そうだよ、僕は変態ホモなんだ…あっ、あんっ、そこっ、そこがいいっ、そこ、もっと…高山のちんぽでグリグリって突いてっ…突きまくってぇっ…んぁんっ、アッ、ヤッ…高山、僕、またイッちゃうよー!!」
「我慢しなくていいぞ。イキまくれ。それと、俺の事はご主人様と言うんだ。わかったな」
「わ、わかった…、あぁっ、イク、イクッ…」

 イク直前になって高山は俺のちんぽの根元をぎゅっと強く握って堰き止めた。

「…やだ、どうして…意地悪しないで…イカせて…」
「返事が間違ってる。わかりました、だろ。岡田、おまえは俺の奴隷になったんだぞ、言葉使いに気を付けろ」

 パシン! と尻を平手で叩かれた。僕は何度も頷きながら「わかりました!」と叫ぶように返事をしていた。イキたい、それしか頭にはなかった。
 高山の腰使いが早くなった。強く突きあげられ、僕は二度目の早い射精をしていた。出し切ったちんぽを陰嚢ごと高山がもみしだく。まだ芯を失わない僕のちんぽ。熱くたぎったままだ。

「バイブとちんぽ、どっちがよかった?」

 耳元で高山が囁く。喘ぎっぱなしで咽喉がカラカラに渇いていたが、僕ははっきり答えた。

「ご主人様のちんぽが良かったです」
「正直に答えたご褒美に、俺の精子を中に出してやろうな」
「アァ…嬉しいです、ご主人様…、僕の中にいっぱい精子ください」

 僕の中で何かが崩れ落ちた。その先で暗い焔が揺らいで見えた。

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