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新しいお楽しみ(4/4)

2020.05.04.Mon.


 青年はもう諦めたのか、抵抗する気力もないのか、なすがままに揺さぶられている。グズグズ鼻を鳴らす様子は幼くて、ちょっと可愛いなんて思ってしまった。

「へえ、小田信長くんって言うんだ? お父さんは織田信長のファン?」

 壁のおじさんは暇になったのか青年の鞄をあさり、財布から免許証を出して見ていた。

「小田信長なんて名前、俺だったらプレッシャーだな」
「自己紹介するとき恥ずかしくないの?」
「絶対からかわれるでしょ?」

 痴/漢されてレ/イプされた上、名前まで弄られるなんてちょっと同情する。俺も歴史の授業で戦国時代を習ったときは明智という名前のせいで「裏切者の」という枕詞が名前の前についた。だから気持ちは少しわかる。

 そういえば、大人になってからもそんなしょうもないことを言ってくる奴がいたな。あれはうちの部長だ。酒の席で「だいたい明智なんて苗字は信用ならないんだよな」と言ってきた。戦国武将好きで好きあらば戦国語りを始める。説教にも戦国武将を絡めてくるから女子社員からはかなり疎まれている。

 うん? あれ? 名前、なんつったっけ? 免許証を見せてもらった。小田信長。部長と同じ苗字。まさか、そんな偶然あるわけ……。

 眼鏡のおじさんは青年の腹に精液をぶっかけると三人目のおじさんと入れ替わった。おじさんは青年を後ろから犯した。

「ううっ、あっあっ、も……無理っ……やめ……ああっ」

 ブルンブルン揺れる青年のちんぽ。もしあれが本当に部長の息子だったとしたら? ブルッと体が震えた。武者震いだ。

 三人目のおじさんは青年の尻に精液をかけた。もうイカ臭くってたまらない。さすがに匂いで周りにバレそうだが、今はもうそんなこと気にしてられない。

 日頃俺をいびってくる部長の息子が彼だとしたら。俺にとってこれ以上の獲物はない。

 彼をこちらに向かせた。子供みたいに涙でグズグズの泣き顔。俺を見て不安そうにしゃくりあげる。

「お父さんに見せてあげたいね、君のこの姿」

 自然と言葉が口にでた。言葉責めなんかじゃなく、本心から出た言葉だった。息子がよってたかって男から凌辱されている姿を見て、あの部長はどんな反応を見せるだろう? こんな状況でも戦国武将に喩えられたら尊敬してやるんだけど。

 思わず笑った。唐突に笑った俺を青年が怯えた目で見る。

「俺のちんぽの味、どんなだったかお父さんに教えてあげなね」

 青年を前から犯した。すでに三本のちんぽで拡張されているにも関わらず、彼のなかはきついままだった。中は火傷しそうなほど熱く、奥はおじさんが出した精液が残っていて出し入れするたび絡みついて音を立てる。

 痴/漢グループの仲間に加わって半年。今まで手を出してきたどの男より彼が一番興奮した。

「もおやめっ……! ああ……あっ……!」
「こっち向いて。キスしよう」
「いやに決まってんだろ……!」

 顎を掴んで無理矢理口を合わせた。抵抗するだけ無駄だと学んだのか、舌を入れてもされるがままだ。内部と同じく熱い口腔内で、彼の舌を絡め取り強く吸った。

「んっ……ふう……ぅ……んぅ……」

 おじさんたちに乳首をつねられて中が締まる。ビクビク俺を締め付けてくる。

「気持ちいい?」
「……く、ないっ……」
「何回もイッてるのに? 俺と一緒にイこうよ」
「……に言ってんだよ……っ」
「かわいいね。君、すごくかわいい。酷いことしてごめんね」

 優しい言葉をかけてやると青年は窺う目を俺に向けた。他の中年親父たちとは違うと思ったのかもしれない。ちょろい。

「俺で最後だよ。だからもうちょっと頑張ろう?」
「ほんとに……あんたで、最後……?」

 怖々周りを見渡す。生温かい目で見守るおじさんたちは頷いた。青年の顔に安堵と希望。

「早く終わらせたいだろ? だったら、どこがどう気持ちいいのか正直に言って。そしたら俺も早く終わるし、君も気持ちよく終れる。わかる?」

 早く終わらせたい一心だろう。青年は頷いた。

「じゃあ、正直に、ね」

 ピストンを再開した。

「俺の首にしがみつてごらん」

 青年は戸惑いながらも素直に言葉に従った。俺の首にしがみつき、気まずそうに顔を背ける。その頬へキスする。

「キスしよう。俺、キスしながらだと早く終わるんだ」

 一瞬嫌そうな顔をしたものの、青年はおずおず唇を重ねてきた。薄く開いた口に舌を差し込む。

「俺らとシタときよりずいぶん素直じゃねえか」

 最初に犯したおじさんが面白くなさそうに鼻を鳴らす。

「そりゃ兄ちゃんもくたびれ中年より若い男のほうがいいもの」
「犯されまくって身も心も女の子になっちまったんだろ」
「ちんぽのでかさじゃ負けてねえぞ」
「ちんぽみてえな顔しやがって何言ってんだ」

 下品な会話に笑いが起こる。聞きたくないのか青年は一心不乱に俺の舌を貪る。両足を抱えあげ、駅弁スタイル彼を抱いた。重さを感じないのは、後ろのおじさんたちの協力のおかげだ。

 落ちないように彼が強く抱きついてくる。

「ふぅ、んっ、あっあっあっ」

 突き上げるたび可愛い声を漏らす。

「信長くん」

 名前を呼ぶとうっすら目を開けた。

「気持ちいい?」

 躊躇ったあと頷く。

「このへん?」
「んっ、ちがっ……」
「じゃあ、このへん?」
「うっ、んんっ、そこっ」
「ここかあ。じゃあここを目いっぱい擦ってあげる。だから信長くんも、おちんぽ気持ちいいって言ってくれる?」

 コクコク頷く。仕草まで幼/児返りしたみたいだ。部長の息子かもしれないっていうのに、可愛い。

「あっあっ、そこ……ッ、気持ち、いっ……」
「オマンコ気持ちいい?」
「気持ちいっ……おまん、こ……ああっ、あっ」
「俺のちんぽは好き?」
「好きっ……ちんぽ……うう、俺……イキそうっ……もう……イクッ」

 腹の間で彼のちんぽが爆ぜた。何度もイッたせいで量は少ない。さすがに疲労困憊の様子で、彼はぐったりと放心状態だ。

 顔にぶっかけフィニッシュと迷ったが、結局中出ししてやった。もう文句を言う元気もない彼は支えを失うと床にペタンと座り込んでしまった。

「ありがとう。気持ちよかったよ。最後にきれいにしてくれる?」

 残滓滴るちんぽの先を彼の口元へ持って行く。嫌がる素振りを見せたが「これで本当に最後だよ」と言うと、観念した様子で先端に口をつけた。チュッチュと啜って、亀頭をペロペロと舐める。部長の息子に生中出しして、お掃除フェラもさせてやった。当分ズリネタには困らないだろう。

 周りのおじさんたちは彼を引っ張り立たせると服の乱れを直し、つり革を掴ませてやった。次の停車駅で、彼を残して全員が下車した。

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「明智! またミスしてるじゃないか!」

 部長が大声で俺を呼ぶ。最近部長の機嫌が悪い。なんでもコネで入れた会社を息子がずっと休んでいるらしい。顔を潰された、とご立腹なのだ。

「すいません、すぐに訂正します」

 書類を受け取ろうとしたら、さっと上へ躱された。

「やっぱりお前には安心して任せられないから他の奴に頼む。名前からして信用できないんだよ、お前は」

 シッシと俺を追い払う。こんな扱いを受けても気にしない。

「そういえば、息子さんの信長くんは元気ですか?」
「知らん。ずっと部屋にこもってる。五月病にはまだ早いって言うのに、まったく。うつけの真似は学生の間で充分だ」

 おっと。勝手に頬が緩んでしまい、慌てて引き締めた。部長に頭をさげ、踵を返す。

「そういえばお前に息子の名前なんて教えたか?」

 振り返り、俺は満面の笑顔で頷いた。
 


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新しいお楽しみ(3/4)

2020.05.03.Sun.


 いつものおじさんに視線を戻すと、いつの間に出したのか手がローションまみれだった。その手が彼の股の奥を撫でる。濡れた感触に、彼はむりやりディープキスをされながら目を股間へ向けた。

「んめ……ん、ううぅ……やめろっ……んふぅ」

 舌を吸われてまともに喋ることもできない。喋れたとしても、おじさんたちがやめるわけがない。

 ローションまみれの手でおじさんは青年の肛門を弄っていた。見えやすいようにおじさんたちが青年の腰を高く掲げる。ケツの穴も丸見えだ。そんなところ他人に、まして大勢の知らない中年親父に見せたことなんか人生で一度もないだろう。そこをおじさんの武骨な指がクルクル円を描きながらローションを馴染ませている。皺の一つ一つにまで行き渡らせると、つぷり、と指先を入れた。

「やめっ……入れんな……ッ!!」

 青年は目を見開いた。ディープキスのせいで唇だけじゃなく顔中唾液まみれだ。

「こっちは初めてか?」
「当たり前だろっ」
「天国見せてやるからな」
「ふざけんな! あっやめ……入れんなっ、抜けよ! 離せ……あっ、くそっ……抜け、それ以上入れんな……!!」

 ずぷぷ、とおじさんの指が一本、根本まで入った。彼もそれがわかったのか一瞬情けない表情を見せた。

「キツキツだな。さすが処女ケツマンコだ」
「抜けよっ、ぶっ殺す、絶対ぶっ殺してやるからな!」
「いつまでそんな大口叩いてられるのか見物だな」

 おじさんたちは冷笑を浮かべた。

 ローションを注ぎ足しながらおじさんは指を出し入れする。他のおじさんたちもただ見てるだけじゃなく、乳首を弄ったりちんぽを扱いたりしている。俺だったらとっくに降参して泣きを入れてる。なのに彼はまだ悪態をつく元気があった。

「このっ……変態ジジイッ……あ、くっ……ざけなん……ッ」

 とは言え、刺激され続けた乳首はぷっくり立ちあがり、さっき射精したばかりのちんぽも再復活を遂げてそそり立っている。またそろそろイクんじゃないだろうか。彼は健気にもずっと怒りの表情で周りを睨みつけている。でも快感の波でその表情が崩れる瞬間があった。泣きそうに眉を下げ、弱音を漏らしそうに口がうっすら開き、許しを請うような目でおじさんを見る。その時の彼の表情は壮絶にエロかった。

「時間もないし、このくらいでいいか」

 呟くとおじさんは指を抜いた。それを解放を勘違いした青年の顔に安堵が浮かぶ。これが絶望にかわる瞬間はすぐに訪れた。おじさんが自分のベルトを外し、使いこまれた勃起ちんぽを出したからだ。それをぎゅっぎゅと扱く。まだ終わっていないこと、これからされることを悟って彼の目から光が失われた。

「嘘……だろ、いやだ、勘弁してくれよ……」

 弱々しく彼が言う。もう悪態をつく余裕もない。大きくなっていくおじさんのちんぽを、悲痛な顔つきで見ている。

 その顔を待っていたかのようにおじさんは満足げに笑った。彼の腰に手をそえ先端をあてがう。

「やめっ……まじでそれは……!」
「クソをひりだすしか使い道がなかったココを立派なオマンコにしてやるからな」
「嘘っ、やめ……やめろっ、そんなもん入れんな──ッ!!」

 おじさんは腰を引きよせながら容赦なく奥まで串刺した。彼が鋭く息を吸い込む。その重量感や圧迫感に目を白黒させる。

「さすが処女マンコだけあってきついな。遊んでそうに見えたが、こっちはちゃんと清純だ」

 おじさんの言葉にまわりから笑いが起こる。雄としてのプライドをズタズタに傷つけられた青年の目は真っ赤に充血していた。よく見ると睫毛が濡れて束になっている。

 おじさんが腰をゆさゆさ揺さぶる。おじさんたちに抱えられて宙に浮いている青年の体もそれに合わせて揺れる。

「俺の極太ちんぽは最初は苦しいだろうが、馴れたら我慢汁が止まらなくなるくらい良くなるからな。それまでは辛抱しなよ」
「んっ……うっ、うぅ……っ」

 彼は唇を噛んで呻いた。今は初めての挿入で異物感しかないだろう。優しいおじさんたちはそれを少しでも和らげてやるために乳首やちんぽだけじゃなく体中を愛撫してやった。

 しばらくすると嫌悪ではない腰のうねりを見せ、苦痛ではない声を聞かせるようになってきた。扱かれたり舐められたりしていたちんぽはバキバキに勃起していまにも爆発しそうだ。二度と射精しないと言った手前、射精したくてもできない葛藤が手に取るように伝わってくる。

「ん、もおっ……やめっ……う、あっ……」
「俺のザーメンをお前の奥にぶっ放してやるまで終わらねえよ」
「はあっ……あ、ああっ……もう……勘弁してくれよっ」
「やっと可愛いことが言えるようになってきたな?」
「くそっ……ちんこ触んな……っ」
「イッてもいいんだぞ? 大勢に見られながら無理矢理ヤラれるのが好きな変態マゾ野郎だって認めるんだな?」
「誰が……っ」
「いつまで強情はってられるかな」

 おじさんの腰の動きが大胆になった。ブチュグポッと音を立てながら高速鬼ピストン。彼の様子を見ながら微妙に角度や深さを変えている。苦痛の表情で耐える彼が見せたわずかな異変。ある場所を突かれるたび腰をピクンッと跳ねあげた。

「ここがお前のいいところか?」

 それを見逃すおじさんじゃない。見つけた場所を重点的に擦りあげる。

「んんっ、あっあっ、め……やめ、ろっ!」
「ここがお前の性感帯、前立腺だ。なんで男のケツ穴にそんなもんがあると思う? こうやってちんぽ突っ込まれて気持ち良くなれるようにだ。神様がそうしてくれてんだからお前も素直に感じとけ」

 おじさんが青年のちんぽを扱いた。

「やめっ! あっ、や……っ……くううっ」

 数回擦られただけで青年は射精した。無防備なイキ顔を晒しながら、ザーメンを撒き散らす。

「もう射精しないんじゃなかったのか?」
「俺たちに見られながら中年極太ちんぽで前立腺擦られてアクメ決めてんじゃねえよ」
「やっぱり変態マゾ野郎じゃないか」

 四方から辱めを受けて、さすがの青年も理性を保てなくなったようだ。口を震わせながら泣き言を漏らした。

「もお……充分、だろっ……離せよっ……はなせ……頼むよお……っ」
「まだまだ。第一俺がまだイッてないんだぜ。むしろ今から本番だ」

 おじさんが腰を振る。電車の走行音に紛れてパンパンと肉を打つ音が響く。おじさんたちの壁にその音は吸収される。彼の嗚咽も外へは漏れない。

「よおし、イクぞ、イクぞっ」
「覚悟しろよ。安さんのザーメンは量がすごいからな」
「嫌だっ……中は……やめ、勘弁してくれよおっ」

 安さんと呼ばれたおじさんは、青年の腰をがっちり抱え持ち、最奥へちんぽを突っ込むと動きを止めた。青年が歯を食いしばる。その目尻から涙が一滴零れた。

「一週間前にお前に逃げられてからずっと探し回ってたんだ。他の仲間に協力まで頼んでな。お前を見つけるまでオナ禁だったから、今日の中出しは格別だよ」

 おじさんはずるりとちんぽを抜いた。まだ穴が閉じ切らない精液まみれの充血した青年の尻穴は見ているだけで射精しそうなエロさだった。

「はあっ……はあ、はあ……も……い……だろ……っ……」

 息を荒くして、青年が息も絶え絶えの様子で言う。

「次は俺の番だ」

 眼鏡のおじさんが彼の前に立った。天を睨む長大なちんぽを見て青年が言葉を失う。見開いた目から大粒の涙が零れた。

「なんでっ……もう嫌だっ……勘弁しろよおっ……頼むから……お願い、お願いします!」
「お前も気持ちよかっただろ? 見ろよ、二回もイッたくせにまた勃たせてるじゃないか」

 おじさんの言う通り、青年のちんぽはそそり立ち腹にくっつきそうだった。自分でも信じられないのか認めたくないのか、青年はゆるゆると首を振る。

「俺を入れてあと三人。終わる頃には、ケツマンコにちんぽハメなきゃ物足りない体になってるよ」

 嘲笑うと眼鏡のおじさんはちんぽを突っ込んだ。近くにはもう一人の顔なじみのおじさんがいる。どうやら最初に彼に目を付けた俺たちを優先させてくれるらしい。あと三人ということは俺も頭数に入っているようだ。ラッキー!



新しいお楽しみ(2/4)

2020.05.02.Sat.
<前話>

 仕事をしていても、ふと思い出すのは逃がした新入社員の彼のことだ。あいつのちんぽを扱いてイカせたかった。俺のちんぽを突っ込んでめちゃくちゃ突き上げて泣かせたかった。

 この一週間、毎朝電車のなかで彼の姿を探したが、同じ時間の同じ電車には乗っていないようだった。あんなことがあったのだから当然だろう。妙なのは痴/漢グループのおじさんたちもあれ以来見かけなくなったことだ。

 青年が仲間を連れて報復にくる可能性を考えて、おじさんたちも時間をズラしているのかもしれない。狭い満員電車を一歩出たら、おじさんたちはうだつの上がらない中年男性に成り下がる。恐れ知らずの陽キャの反撃にあったらひとたまりもない。

 俺もしばらく退屈な通勤電車を我慢するしかなさそうだ。

「明智! こっちへ来い。この書類、数字がおかしくないか?」

 小田部長に呼ばれて慌ててデスクへ駆けつける。指摘された場所は確かに数字の入力ミスがあった。逃した魚のことを考えながらしていたせいで、つい打ち間違えてしまったようだ。

「ちゃんと見直したのか? いまだにこんな初歩的なミスをして給料満額もらう気か? この程度、新入社員だって間違えないぞ。俺の息子も今年新社会人になったんだが、お前より使えるよ。給料泥棒だって言われないように、せめて新入社員よりは仕事してくれよ」

 皆に聞こえるような大声で嫌味を言う。こいつは何かと俺を目の仇にする。性格が悪くて人望がない。上に取り入る能力だけで部長になったような奴だ。こいつのほうこそ給料泥棒じゃないか。

 謝罪し、さらなる嫌味を背中に受けながら自分のデスクへ戻った。むしゃくしゃする。なにかで発散しないとおさまらない。明日は俺一人で痴/漢してみようか。おじさんたちのやり方は見ていた。1人でもうまくやれるはずだ。

 ⋤⋥⋤⋥⋤⋥⋤⋥

 明朝。獲物を物色しながら電車を待った。やってきた電車に乗り込むと馴染みの顔がいた。眼鏡のおじさんは俺と目を合わすとついて来いと小さく顎をしゃくる。こんな合図を俺に寄越してきたのは初めてだ。心躍らせながら言われた通り扉付近に立つ。他のおじさんの姿はない。どこだ?

 次の駅についた。おじさんが電車を降りたので俺も慌ててあとを追った。ホームを歩きながら「遅刻することになるがいいか?」と小声で言う。俺は頷いた。ストレス発散のためなら多少の遅刻なんか気にしない。

 乗り換えの通路を他の通勤通学の客たちに紛れて歩く。××線のホームに出て、おじさんは俺に目配せした。次にやってきた電車に俺たちは乗りこんだ。

 乗車してすぐ気付いた。いつものおじさんたちがいる。今日は別の路線に出張痴/漢するらしい。獲物は誰だ? 見渡すと、驚きの顔があった。

 一週間前に逃がした魚。音漏れの新社会人。痴/漢されないようにわざわざ路線を変えたらしい。なのにおじさんたちに見つかってしまうなんて不運というか、見つけ出したおじさんたちの執念には舌を巻く。

 青年に再会できた喜びで気付くのが遅れた。青年の顔色が悪い。怯えたような目を周りに向け、唇を強く噛みしめている。もう始まっているようだった。

 いつの間にか眼鏡のおじさんは青年の横へ移動していた。俺も近づきたいと人波をぬって進む。なぜかすんなり道が開いて青年のそばまで来られた。

 おじさんたちにぎゅうぎゅうに囲まれた青年は、もうすでにズボンをずらされ、ボクサーパンツ越しにちんぽを扱かれていた。今日は紫のボクサーだ。いつから揉まれていたのか先っぽのあたりは大きな染みができている。

「はな、せ……よッ……クソッ、やめろっ」

 腰をくねらせ身を捩る。青年は両手を後ろの誰かに拘束されていた。突き出した胸にいつものおじさんの手が伸びる。

「乳首、触られるのは好きかな?」

 シャツ越しに乳首のあたりをツンツンと突く。彼は腰を引いた。殺しそうな目でおじさんを睨みつける。

「触んな変態!」
「この前は逃げられちゃったけど、今日は逃がさねえからな」

 ひとつずつボタンを外し、ワイシャツをはだけさせた。アンダーシャツの下から現れた青年の肌は日焼けしておらず白い。そこにポツンと佇む小さい乳首。おじさんは指先でそれを弾いた。

「やめろって言ってんだろ!」

 青年が声を荒げる。慌てて周囲を見渡した。取り囲む乗客が全員こちらを見ていた。まずい。今度こそバレた。俺は焦りまくってるのに、おじさんは楽しげな表情で青年のネクタイを外している。こいつらと一緒に身の破滅はごめんだぜ。逃げ道を探す俺の目の前で腕が一本伸びてきた。それが青年の口を塞ぐ。

「出すのは可愛い喘ぎ声だけにしてくれよ」

 無関係だと思っていた乗客の一人が言った。まさかこいつも仲間?!

「大きな声出しても無駄だぞ。お前のまわりにいる連中、全員俺たちの仲間だからな」

 いつものおじさんがニヤリと笑った。青年が大きく目を見開く。彼を取り囲むおじさんたちの数は二十人以上。心得た手練れたちは他の乗客から俺たちを見事に隠していた。

 一瞬は茫然とした彼だったが、すぐ我に返って力の限りに抵抗した。手の拘束が緩んだが、かわりに羽交い絞めにされただけだった。

 アンダーシャツはたくしあげられ、観客に見せつけるようにゆっくりパンツもおろされた。完全に勃起したちんぽがおじさんたちの目に晒される。これで何人の女を泣かせてきたのか、立派な勃起ちんぽだった。

 くぐもった声で彼がなにか叫ぶ。怒りと羞恥で顔は真っ赤だ。そんなに興奮したら血管が切れるぞ。

 彼は羽交い絞めにされているのを利用して足を浮かせた。その足でまわりの痴/漢共を容赦なく蹴りつける。この状況でも諦めない気の強さ。早くちんぽを突っ込んで泣かせてやりたい。

「じゃじゃ馬め」

 初めて見る顔のおじさん2人がヤレヤレって呆れ顔で青年の足を掬いあげた。俺だったら恥ずかしくて死ねるご開帳スタイル。こんな展開は予想外だったようで青年は狂ったように身を捩った。

「わかったわかった、一回イカせてやるから。な。そしたらおとなしくしろよ」

 いつものおじさんは大開脚している青年の前に立つと萎れかけのちんぽを口に咥えた。

「んんんっ!!!」

 目玉が零れ落ちそうなほど青年は目を見開いた。泣きそうに顔を歪め、嫌々と首を振る。AVみたいに、おじさんはジュボジュボ音を立てながらちんぽをしゃぶった。唾液に陰茎が濡れ光っているのが見える。あんまりうまそうにしゃぶるから、俺もちょっとしゃぶってみたくなった。

 ちゅぽん、と口から出したと思ったら、今度は竿を手で扱きながら鈴口に舌の先を捻じ込ませた。トロトロ溢れるカウパーをチュッチュと啜りあげ、また亀頭全体を口に含んで高速で上下にフェラピストン。

「んんんっ、んふうぅっ、うううっ」

 苦しそうに眉間にしわを寄せて青年が呻く。あんなフェラされたら嫌でも出しちゃうよな。ちょっと羨ましく思いながら、彼の射精の瞬間を待った。

「んふうぅっ、ううっ、んんんっ……!」

 ぎゅっと彼の体に力が籠る。強く閉じた目。震える睫毛。暴れるせいで真っ赤に上気した頬。射精し終わったのか、うっすら目を開けた彼は自分の股間に吸い付くおじさんから目を逸らした。さっきまでの威勢は消えている。もう騒がないと判断したのか、口を塞いでいた手が離れていった。強く押さえられていたらしく口周りが真っ赤になっている。

 青年が出した精液を一滴もこぼさず飲みこんだおじさんは、口を舐めながら青年の頭を撫でた。

「知らないおっさんにフェラされて一発出した感想はどうだ?」
「知るかよッ」

 目を背けながら吐き捨てる。でも声は小さく、顔には怯えの色がはっきり浮かんでいる。

「あんなに嫌がってたくせにすぐイキやがって。大勢に見られながらむりやりヤラれるのが好きなのか?」
「そんなわけねえだろ!」
「ほんとか? じゃもう射精すんじゃねえぞ」
「するかよ!」

 おじさんたちのフォーメーションが変化する。青年の足を持っているおじさんたちはさらに足を開かせた。両脇で待機するおじさんは彼の体を支えつつ乳首を指でこねたり舐めたりする。眼鏡のおじさんは青年の顎をつかんでむりやりキスしようとした。頑なに口を閉じているので顔中ベロベロ舐めている。

「んんっ、やめっ……やめろっ……!!」

 逃れようと必死に顔を背けているが、鼻の穴まで舐められてこらえきれずに声をあげた。その隙を見逃すおじさんじゃない。すかさず舌を入れて彼の口のなかを舐め回した。



新しいお楽しみ(1/4)

2020.05.01.Fri.
<前作「朝のお楽しみ」>

※痴/漢。無理矢理。複数。

 すっかり顔なじみとなってしまったおじさん4人の痴/漢グループ。今日の標的を決めたのか、混雑している電車のなかでおじさんたちは素早く目配せし合った。入ったばかりの俺にも、今日のかわいそうな生贄が誰なのかわかった。

 さっきからシャカシャカと音漏れさせながら音楽を聴いている若い青年。まだ学生臭さが抜けないところを見ると新卒社会人。生意気にも仕立ての良いスーツを着ているが成人式ぽいコスプレ感がある。つけてる腕時計はそれなりに値が張るブランド物。

 きっと裕福な親に甘やかされて育ってきたんだろう。

 妬みや嫉みから、彼に対するわずかながらの同情はすぐに消えた。結局相手が貧乏学生であっても俺は躊躇なくこの集団の輪に加わり楽しんで痴/漢行為を働くだろう。

 カーブで電車が揺れた。そのタイミングでおじさんたちが動いた。新入社員と他の乗客の間にさりげなく入りこみ取り囲む。駅に停車すると乗客の出入りに乗じて彼を車両の奥へ押しやった。出遅れないよう、俺もおじさんのグループにくっついて奥へ進む。

 電車が動きだす。その揺れを利用しておじさんたちは青年と密着した。新入りの俺の役割は他の乗客から彼らを隠すこと。背中を壁にして俺も距離を詰めた。

 シャカシャカ聴こえる音楽。激しめなロック。そんな大音量で聴いていたら頭が痛くなりそうだ。

 新入社員の彼は、中年親父に密着されて露骨に顔を顰めた。軽蔑の眼差しをおじさんの横顔へ無遠慮に注ぎこむ。中年親父は見下していい対象だと無意識下に思っていそうな目だった。彼は口の中で何か呟いておじさんから目を逸らした。

 青年の肌は若くてハリがあった。鼻筋が通っていて目も大きくぱっちりした二重。睫毛が長くて男前の部類だ。髪の毛も注意されるかどうかギリギリの明るさの茶髪。学生の頃は女と遊びほうけていたに違いない。

 こんなくそ生意気な新卒野郎、早くやっちゃえよ。

 俺の思いが通じたのか、おじさんたちが動いた。隙間へ入り込むために猫背だった背中が伸び、肩先を張り出した。お互い隙間なくくっついて、真後ろにいる俺からもおじさんたちの手元は見えなくなった。

 次の停車駅で電車が止まった。おじさんたちはもうほとんど青年に抱きつくほどの至近距離。

「ちょっと……っ」

 彼が抗議の声をあげた。

「ああ、すいません」

 おじさんの一人が謝罪する。彼は他の場所へ逃げようと視線を彷徨わせたが、乗り込んできた客を見て仕方なく諦めた様子。移動したって百戦錬磨のおじさんたちから逃げられるわけがない。

 電車が動き出す。少しして、彼はぎろっとおじさんを睨んだ。眉間には深い皺。イヤホンを片耳外し、「おい」ドスの効いた低い声で彼はおじさんに声をかけた。

「鞄、当たってんだけど」

 これだけで、彼が好戦的であるのがわかる。

「すいません、もう動かせなくて」

 おじさんが気弱そうに謝って言い訳する。青年は不愉快そうに舌打ちしたが、この混雑状況では仕方がないと一応理解はしたらしく、それ以上は何も言わなかった。

 またしばらくして、「ちょっと、ほんと勘弁しろよ」と彼は怒りの声をあげた。

「えっ? なんですか?」

 とぼけるおじさん。俺から手元が見えないので何が行われたのかがわからない。青年は両耳からイヤホンを外した。

「あんたの鞄、さっきからずっと俺に当たってんだよ。わざとかよ?」
「違いますよ。ほら、手を離しても落ちないでしょ。もう取ることもできないんですよ」

 おじさん同士の連携プレー。お互いくっついて鞄が宙に浮いている状態。両手をフリーにするためと、痴/漢行為を隠すためだと思っていたが、どうやら今回はこの鞄を使って彼の局部を責めているらしい。

 彼は苛立たしげに大きく舌打ちして、むりやりおじさんたちに背を向けた。馬鹿だな。後ろを向いたら好き放題されるだけだっていうのに。

 そろそろ本番が始まる。特等席を確保するために、加齢臭漂うおじさんたちの背中にくっついた。肩の間から下を覗きこむと、意図的に突出させたのだろう鞄の角が見えた。あそこで彼の股間をこねくり回したんだろう。

 今日の相手は思ったことをすぐ口に出すタイプだ。男が男に痴/漢されたなんて恥ずかしくて言えないことを利用して好き勝手やってきたおじさんたちにしたらやりにくい相手。でも諦める様子はない。

 電車が大きく揺れた。おじさんの鞄が彼の尻の割れ目めがけて突っ込む。青年は怒りの表情で振り返ったが、乗客が全員バランスを崩しているのを見て憎々しげに前に向き直った。突っ込んだのは鞄の角だけじゃなかった。いつの間にかおじさんの足が青年の足の間に入り込んでいた。

 やるな、おじさん。

 まだ電車が揺れる。今度は大きいカーブ。強い遠心力がかかる。隣のおじさんが青年に覆いかぶさった。

「なにすんだよっ」

 青年の声。それを消すように「すいません」とおじさんが謝る。乗車率百パーセントを越える車内。一度体勢を崩したら立て直すのは困難。横のおじさんにのし掛かれ、青年は片方に重心をずらした無理な体勢を強いられた。

 いまにも爆発しそうな怒りを溜めた横顔。その頬が痙攣した。よく見ると横のおじさんの鞄が青年と壁の隙間に入り込んでいる。位置的に股間直撃の場所だ。また鞄の角で彼のちんぽを刺激しているんだろう。

 前と後ろを鞄の角で突かれて、彼の顔がみるみる赤くなっていく。いつ怒鳴りだしてもおかしくない。沸騰寸前の笛吹ケトルだ。

 だが彼は怒鳴らなかった。何度も舌打ちし、逃げ場を探して身を捩った。そこはおじさんたちのほうが上手で、彼が動けば動くほど、おじさんたちが痴/漢をしやすい状況へ悪化していった。

 青年の足の間に入りこんだおじさんの足。よく見ると電車の揺れに合わせて微妙に動いている。足が閉じないよう奥深くに入り込み、彼の陰嚢に太ももを押し当て、上下左右に揉みしだいている。

 隣の眼鏡のおじさんは、吊り広告を見ながら器用に鞄を動かして青年のちんぽを的確に責める。

「……んだよ……くそっ」

 彼はもう身動きひとつできない狭い空間で必死に身を捩った。その拍子にちらりと見えた彼の股間は前と後ろからの刺激に反応して大きくなっていた。

 青年は隣のおじさんを睨みつけた。

「やめろよ、てめえ」

 さっきみたいに低い声だが迫力は半減している。満員電車で勃起させちゃ、大きな声で抗議はできないわな。

「なにかな?」

 隣のおじさんは吊り広告から彼に視線を移し、首を傾げた。青年は視線で股間に当たる鞄を退かせとおじさんに伝える。おじさんはニヤリと笑った。

「ああ、悪い悪い。当たってた?」
「なっ……にしやがるっ」

 慌てた青年の声。おじさんはわざと鞄を強く青年のちんぽに当てた。そしてさきっぽに狙いを定めながら角で上下にコスコスと擦りあげる。

「静かにしないと、他の人にバレちゃうよ。君がちんぽおっ立たせてること」

 ほとんど口を動かさないでおじさんが囁く。

「なに言ってんだよっ」
「こんなにしておいて、ほんとに最近の子は口のききかたがなってないな」
「あっ?! やめ、何するんだよっ」

 青年の声をごまかすために俺は咳き込むふりをした。こいつはおとなしく痴/漢されるような奴じゃない。今日の相手は不味い。中止したほうがいいんじゃないか。俺の心配をよそにおじさんたちの手が青年へ伸びる。

 慌てる青年をよそに、あれよあれよと彼のベルトは外されてズボンも膝まで下げられた。黒いボクサーパンツに包まれた形のいい尻。それを鷲掴む手。指先はしっかり肛門に押し当てられている。

「ちょっ、待っ……! どこ触ってんだ!」

 直立しか許されない狭い空間。彼の下半身はがら空きの触り放題。ボクサーの上から尻を揉まれ、指先で尻穴を突かれ、前は前で激し目にちんぽを揉まれている。

「んだよこれっ……! お前ら……ッ……クソッ!」

 悪態をつく彼の顔は羞恥と怒りで赤く染まっている。自分が見下している中年親父に尻とちんぽを好き勝手揉まれ、意思に反して勃起させてしまうなんて彼には屈辱以外のなにものでもないだろう。

「あんまり大きい声出さない方がいいよ。先走りで染みがついた勃起パンツを他の人に見られたくないだろ?」
「はなせよ……ッ……くそったれっ! こんな真似してただで済むと思ってんのか変態野郎!」
「威勢がいいな。一回イッとくか? 電車のなかでザー汁撒き散らしたら少しはおとなしくなるか?」
「なっ……!! そんなこと、するわけねえだろっ」

 青年の声がだんだん大きくなっていく。隠しきれず、こちらをチラチラ見はじめる乗客が出てきた。それはおじさんも気付いているはずだ。これ以上はだめだ。今日はもう中止にしないとバレる。

 おじさんたちに目で訴えかける。おじさんたちは顔色ひとつ変えないままパンツのゴムに手をかけた。やばいって!

 ブレーキ音を軋ませながら電車が停止した。揺れる車内。おじさんたちの鉄壁に緩みができる。青年はズボンを引きあげながら隙間をこじ開け、他の乗客を突き飛ばすように車両から逃げだした。

 動き出した電車の窓に、振り返ってこちらを睨む青年が見える。その表情には怒りとわずかな怯え。お互い最悪の事態は免れたが、あの生意気な面が泣き歪むのを見られなかったのは残念だ。




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